龍大ボクシング部をキャプテンとして引っ張ってきた谷口(文4)。2月23日に行われたプロテストに合格し、4月3日にデビュー戦を迎えることが決定した。プロとして今後の活躍が期待される谷口にインタビューした。
―プロテストに合格した時の気持ちは?
やっとここに来たという感じ。ずっと初めから目指してきたことなのでやっとスタートラインに立てたという感じでした。
―プロを目指し始めたのはいつごろ?
プロになることはボクシングを始めたときから決めていました。だから12年前くらいですね。大学に入って経験を積んで、色々周り道をしてやっとここに立てたという感じです。
―プロテストとはどんなもの?
ボクシングをやっている人なら誰でも知っているような筆記テストをして、計量をして、体重が同じくらいの受験生とスパーリングをします。スパーリングっていうのは実戦練習のことで、そこで打ててるか、守れてるか、当たり前のことをやります。
―プロテストに向けてしていたことは?
スタミナをつけました。練習を本格的に意識して始めたのは2月で、いつもと根本的には同じ練習でも気持ちの持ちようがやっぱり違いましたね。
―自分の持ち味は?
気持ちが変わらないことです。試合前も緊張してナーバスになったりせずにそのままの気持ちで試合に挑みます。
―プレーで見てほしいポイントは?
倒す瞬間ですね。(笑)
―龍大のボクシング部で得たことは?
リーグ戦の時に特に感じたんですけど、一人で練習するよりもみんなでした方が効率がいいですし、後は個別で努力する力ですかね。龍大は指導者が少ないので、自分がどうすべきか考えて練習する方が強くなります。自己判断力ですね。
―プロとしての目標は?
世界一になることです。
学生生活の中でも華々しい成績を残してきた彼だが、プロとなった今それ以上の活躍を力強く誓ってくれた。「やっとスタートラインにたてた」。谷口の戦いはプロとなったここからまた新たに始まる。谷口の今後の活躍が楽しみだ。
なお、プロ初試合が決定している。
4/3(日)16:30~大阪府立体育館
VSセーンパランチャイ選手(タイ)
TEAM RYUKOKUの仲間の勝利を期待したい。
(龍魂編集室 写真/記事 南美鈴)