吹奏楽部

龍谷大学吹奏楽部 第46回 定期演奏会を開催しました

12月26日(木)、大阪府のザ・シンフォニーホールにて「龍谷大学吹奏楽部 第46回 定期演奏会」を開催いたしました。あいにくの天気で足元の悪い中にもかかわらず、ザ・シンフォニーホールの座席をほとんど埋めるほど沢山のお客様にお越しいただけたこと大変嬉しく思います。

今年は、演奏会当日のみのホールリハーサルとなっていたため、部員全員がタイトなスケジュールのなか、より一層集中力を持ってリハーサルに臨んでいました。リハーサルでは、若林監督や児玉コーチをはじめ講師の先生方の熱く温かいご指導をいただき、本番への士気を高めることができたと思います。若林監督、児玉コーチが指揮を振る姿はいつも格好良く、演奏している部員も見惚れてしまいます。お二方の指揮のもとで演奏できることが本当にかけがえのない時間であり、幸せであると感じました。講師の先生方のご指導があるからこそ、この定期演奏会を万全な状態で臨むことができました。

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開場後、一番初めにお客様にお届けしたのは幕前アンサンブルの演奏です。今回は ホルン四重奏で「生まれてはじめて」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、打楽器七重奏で「Abnormal」計2つのアンサンブルを披露いたしました。
打楽器七重奏で演奏した「Abnormal」を作曲した51期 打楽器奏者の宇江原駿コメント。
『昨年からパレードのドラムマーチや打楽器練習板でできる小さい曲をはじめとして、たくさんの曲を作ってきました。特に今年度のサマーコンサートで自分の曲を演奏できたことは自信に繋がり、定期演奏会でも欲を追求したいと思いました。幕前アンサンブルという形で曲を書き、初めて8分間の曲を書きましたが、忙しながらも充実した時間でした。演奏する機会をくれた現役の方々、打楽器のメンバーには感謝しかありません。』

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演奏会の第一部は、クリフトン・ウィリアムズ作曲「交響的舞曲第3番『フィエスタ』」で幕を開けました。この曲は、メキシコ風の祭典を描写した音楽であり、トランペットの朗々としたソロが印象的な曲です。続いてはゲストである、サクソフォン奏者の上野耕平さんを迎え、ポール・クレストン作曲「サクソフォン協奏曲」をお送りいたしました。上野さんの甘く魅力的な音色や、超絶技巧をお楽しみいただけたのではないでしょうか。鳴り止まない拍手に応え、真島俊夫作曲「シーガル」を演奏いたしました。第一部の最後に演奏いたしましたのは、ジェイムズ・バーンズ作曲「パガニーニの主題による幻想変奏曲」です。皆さまが一度は聞いたことのある主題の部分が、オーボエから始まり 様々なセクションやソロでモチーフが繰り返され、合計で20通りに変奏されていきます。全ての楽器の音が止んでから演奏されるコントラアルトクラリネットのソロは、同じステージに乗っているメンバーも息をのんで聴き入りました。それぞれの楽器が特徴を活かし表現される、多種多様な「パガニーニの主題」をお楽しみいただけたのではないでしょうか。

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第二部の冒頭にお送りした曲は、オーボエとクラリネットの掛け合いから始まる、ジョルジェ・エネスク作曲「ルーマニア狂詩曲 第1番」です。この曲の中には、ジプシー風、ホラの様式、アラビア風 等、様々な曲調が次々と現れます。終盤には続いていた熱狂的な音楽が終わり、木管楽器による東洋風の旋律がカノンのように演奏されます。雰囲気の変化を楽しめる一曲だったのではないないでしょうか。続いて、小鳥のような可愛らしい音色から哀愁を感じさせらるメロディ、クライマックスでは華やかで軽快な音楽に変化していく、アルミカレ・ポンキエッリ作曲「歌劇『ジョコンダ』より 時の踊り」を演奏。
そして定期演奏会 最後に演奏いたしましたのは、リヒャルト・ワーグナー作曲「リエンツィ序曲」です。今回は、全日本吹奏楽コンクールで多くの団体に演奏された課題曲Ⅴ「ビスマス・サイケデリアⅠ」の作曲者である日景貴文氏の編曲で、本公演が初披露の場となりました。冒頭はトランペットの緊張感のあるピアニッシモのロングトーンから始まります。そこから木管の美しいメロディーが続き、行進曲へと展開され、フィナーレでは金管楽器の音色が華々しくホールに響き渡りました。

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その後、皆さまのアンコールにお応えして、「ロンドンデリーの歌」、部員全員で「星条旗よ永遠なれ」をお届けいたしました。
ステージ上が青いブレザーを着た部員で埋め尽くされるなか、中央には1人だけ金色に輝く部員が。実はリハーサル前に、卒部生から51期 学生指揮を務めた田中星治郎へ、衣装をサプライズプレゼントしました。星条旗と星治郎という名前からイメージした星の衣装を身を付け、最後の指揮を振る彼は涙ぐんでいました。部員一同 指揮への関心や勉強量の凄まじい彼への感謝で胸をいっぱいにしていたと思います。
沢山の拍手、歓声をいただき演奏会は終演いたしました。

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翌日の年内最後の集合日では、定期演奏会の反省を共有した後、部員全員が1年間使った練習場の青朋館(せいほうかん)の大掃除を行いました。このような素敵な環境で毎日練習させてもらえていること、それが本当に幸せなことであると感じる時間でした。

年内最後の演奏会である定期演奏会をもって、4回生は引退となりました。今年は、3年振りに全日本吹奏楽コンクールに出場し、金賞を受賞いたしました。多くのプレッシャーを感じる中、全国大会金賞という輝かしい結果を残せたことを大変嬉しく思っています。このような素敵な経験ができたのは、日頃から当部を応援してくださる皆さま、ご指導してくださる講師の先生方、OBOGの皆さまのお力があったからだと思っています。本当にありがとうございます。4年間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。この恵まれた大学生活を1日でも無駄にしないように活動していく中で、辛い事、苦しい事にもぶつかるとは思いますが、どんな時も楽しく龍吹の『音楽』に没頭できるように精進して参ります!
2020年、新体制となってからも全部員が『感謝』の気持ちを忘れず、最高の『音楽』をお届けできるよう頑張りますので、今後とも龍谷大学吹奏楽部のご声援のほどよろしくお願いいたします。

以下、51期 幹事長を務めました上野右京よりコメントです。
『無事に終演を迎えることができましたが、2日経った今でも引退したことが実感できません。この1年間を振り返ると、様々な課題や壁があったように感じます。しかし、龍谷大学吹奏楽部の良いところである”学生主体”を活かし、高い壁を突破してきました。もちろん全てが上手くいくことはなく、なかなか前に進まないことがありました。頭を悩ませながら同期や後輩と練習に取り組む日々が、これからは無いのかと思うととても寂しいです。僕自身、龍谷大学吹奏楽部を選んだきっかけは、YouTubeに上がっていた酒井格さん作曲の『森の贈り物』を聴き、「この大学、この部活で音楽がしたい!」と決め入部をしました。入部すると龍谷大学吹奏楽部の音楽の良さにのめり込み、自らはまってしまいました。龍谷大学吹奏楽部にしかできない音楽があると自負しています。後輩のみんなにはこの独自の音楽をこれからも創造し、新たな歴史を築いていってほしいと願っています。最後になりましたが、私共の定期演奏会にご来場いただきありがとうございました。これからも龍谷大学吹奏楽部をよろしくお願いいたします。』

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