吹奏楽部

第27回夕照コンサートを終えて

8月31日(土)、龍谷大学 瀬田キャンパス内のSETA DOMEにて、第27回夕照コンサートが開催されました。
夕照コンサートは「近江八景」のひとつである「瀬田の夕照」にその名を由来しています。本年も多くの中学校・高等学校にご参加いただき、龍谷大学吹奏楽部と共に夏の夕べを賑やかに彩りました。

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【出演団体】
玉川中学校
瀬田中学校
瀬田北中学校
石山高校
東大津高校
玉川高校
草津東高校
比叡山高校
近江兄弟社高校
龍谷大学 吹奏楽部
龍谷大学 バトン・チアSPIRITS

龍谷大学吹奏楽部のファンファーレにより演奏会が開演。その後オープニングアトラクションとして立奏での「フィンガーファイブ コレクション」を披露。アンコールには、SPRITSの方々とのコラボレーション演奏を行い、会場は大いに盛り上がりました。

中学生・高校生の明るく元気な演奏を終え、トリを務める龍谷大学の単独ステージが幕を開けます。
はじめにお送りした曲は、フィリップ・スパーク作曲の「MERRY GO ROUND」です。この曲は、クルクルと回るメリーゴーランドのように、様々な楽器にメロディが受け渡されていきます。華やかで明るい旋律が続く、オープニングにぴったりの一曲だったのではないでしょうか。
続いて、「ティコ・ティコ」を演奏。この曲は、ブラジルの歌曲作曲家のゼキーニャ・デ・アブレウが1917年に作曲したラテン歌曲です。タイトルの「ティコ・ティコ」は雀に似た小鳥を表します。一生懸命に粉を挽く農民と その粉を次々に食べてしまうティコ・ティコの様子をユーモラスに表現された一曲をお楽しみいただきました。
3曲目に演奏した曲は、「サザンオールスターズ・コレクション」です。この曲は、2013年に無期限活動休止からの復活を果たし、今なお多くのファンを虜にするサザンオールスターズの名曲の中から、「エロティカ・セブン」、「真夏の果実」、「涙のキッス」、「いとしのエリー」、「勝手にシンドバッド」の5曲をメドレーにした曲です。曲中では、フルートやオーボエ、トロンボーン、トランペットのソロもお楽しみいただきました。
単独演奏の最後には「ハリソンの夢」を披露。この曲は、ピーター・グレイアムにより経度問題を解決する18世紀のイギリスの時計技師ジョン・ハリソンの苦闘のさまが表現された作品です。経度測定のため、船上の現在時刻と母港の時刻を同時に正確に知ることを必要とする海。その海において経度を計算できないことを原因に、多くの船が失われました。作曲者であるグレイアムは「音楽は機械的な展開、すなわち正しく数学的であり、韻律のように計算されたラインに沿って構築され、同時に新ロマン主義的だ。時計技師の仕事場の耳にこだまするようなさまざまな音が、悪夢の中の情景-失われた無数の命が解決を願っていた、という現実的認識にハリソンが取り憑かれているさまと交錯します。」と述べています。曲中の連続する変拍子や技巧的なメロディに、「音楽は機械的」「時計技師の仕事場」の言葉を連想させられたのではないでしょうか。

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続いてのゲストステージでは、ガラリと雰囲気を変え、龍谷大学の卒業生である つじあやの さんをスペシャルゲストにお迎えして、「風になる」と「花は咲く」を共演いたしました。つじあやの さんの美しく透き通った歌声と、どこか懐かしい音色のウクレレの響きが会場を魅了しました。
演奏会の最後には、アンコールとして「ブラジル」を演奏し、大盛況の中終演しました。

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今回の演奏会に至るまで、ひと夏をかけ様々な課題と向き合いながら日々 努力を重ねて参りました。その集大成として、このような素晴らしい舞台で演奏することができたのも、ご指導くださいました先生方やご来場いただいた方々をはじめ、本演奏会に関わってくださった全ての方々のお陰であると感じでおります。そして、龍谷大学創立380周年・瀬田学舎開学30周年を記念し、スペシャルゲストとして出演してくださった つじあやのさん、本当にありがとうございました。

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“感謝”の気持ちを忘れず、これからの活動にも全力で取り組んで参ります。
今後とも、龍谷大学吹奏楽部のご声援をよろしくお願いいたします。

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