9月22日、龍谷大学において、2018年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦、武庫川戦が行われた。この試合に勝てば龍大は今大会4勝目となり、上位リーグが確定する。そんな中、龍大は自分たちのプレーを貫き通してセットカウント3-1で勝利した。
○龍大3-1武庫川●
第1セット 25-21
第2セット 23-25
第3セット 25-15
第4セット 25-10
第1セット、龍大は2番の堀込(国4)、 5番の兵頭(営4)などの攻めたプレーで流れを掴み、武庫川と点差をつける。試合の終盤で点差を縮められながらも逃げ切った龍大が第1セットを獲得した。
【写真1】重要な場面で得点を決めて喜ぶ選手達
第2セット、このセットでも最初に流れを掴んだのは龍大だった。しかし、武庫川の粘り強いプレーが龍大の勢いを潰し、逆転を許してしまう。龍大は逆転された後も、奮闘するものの龍大らしくないミスなどでこのセットを23-25で落としてしまう。試合後、監督はこのセットについて「第2セットはもったいないセットだった。いつもの悪いとこが出てしまった」とコメントした。
第3セット、このセットを獲得し、勝利に王手をかけたい龍大。コートに向かう選手からは勝利への執念が伝わってくる。そして、その執念はプレーからも伝わってきた。14番の福留(済3)が何度もボールがコートにつかないように走り、滑り込み、ボールを繋ぐことでチームの危機を救った。そして 5番の兵頭(営4)は敵のブロックを避けるため動き、スパイクを決めた。その結果、龍大はこの第3セットを25-15と差をつけて自分たちのものにした。
【写真2】勝利の瞬間までお互いを鼓舞する選手達
第4セット、勝利に王手をかけた龍大は第3セット以上に粘り強くボールを繋ぎ、チャンスでは点を必ず決めるといった龍大らしいプレーをした。このセットで龍大は7連続得点といったチームの勢いを見せつけた。そして、最後は5番の兵頭(営4)がトスで上がったボールをスパイクで相手チームのコートに叩き込み、25-10でこのセットを獲得し、この試合の勝利を収めた。
〈兵頭主将のコメント〉
今日試合振り返って
「サーブを攻めるを目標にしていたので、サーブミスもああるったが、その分攻めるところは攻めれていたのでよかったと思う。ミスを怖がっていてもいいプレーはできないと思うので今日のいいサーブを次回いにもいかして、試合の中で重要なファーストプレーを良いものにしたい」
チームの良かった点
「私たちは身長が小さいチームなので、スパイクを拾われるといったスパイカーにとって精神的につらいことがよくるある。その点を補うために私たちはディフェンスを意識している。今日の試合の流れはディフェンスを意識する私たちにとってよかったと思う」
次に向けて
「ホーム戦であるため、多くの方が応援にこられると思う。この機会をプレッシャーに押し潰されるのではなく、多くの方に日頃の感謝をプレーで伝えれるようにしたい」
〈監督のコメント〉
「2セット目がもったいなかった。サーブミスなど、自分たちのミスが重なった。序盤から押され気味で、追いついても自分たちのミスで落としてしまった。例えばセットカウント3-1で落としてしまう1セットは、毎年自分たちの油断が原因。今リーグは前半戦、後半戦と分かれるので、前半戦の成績は一旦チャラになる。しかし、セット数は後々重要になってくる。今日のような中だるみの1セットは避けなければならない。明日対戦する金蘭大はかなり追い込まれている状況。上位通過が決まった自分たちは、良い余裕を持って伸び伸びとホームで試合したい」
(龍魂編集室 記事/渡邊和記 写真/豊田美帆 松本侑香)
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