9月9日、2018年度関西大学バレーボール連盟女子1部秋季リーグ戦開幕戦が近畿大学記念会館において行われた。
○龍大3-1芦屋大●
第1セット23-25
第2セット25-23
第3セット32-30
第4セット25-20
第1セット、先制点を龍大が決める。しかし、「初戦ということもあってみんな体が硬かった」と主将の兵頭(経営4)が後のインタビューで語るように、思うように得点を重ねることが出来ず、23-25で第1セットを落としてしまう。
第2セット中盤では長いラリーの末、安達(文4)の叩きつけるようなスパイクをはじめとして4連続で得点を獲得。相手との点差を大幅に広げることが出来た。しかし、1点を取れば2点返されるシーソーゲームが始まり、わずかな時間で同点にまで追いつかれてしまう。監督の采配で船岡(社2)が投入されると見事なサービスエースを決め、25-23で第2セットを取り返した。
【写真 チームに貢献した黒川】
第3セット中盤、黒川(営1)の速攻やブロック、﨑(文4)の強烈なレフトスパイクを中心に6連続得点を獲得するが、後半ミスが重なりまたもシーソーゲームとなる。1点をとれば1点を取り返され、一喜一憂する選手と応援に熱が入る観客席。最後の1点を志方(政2)がレフトからの強いスパイクで決め、第3セットを龍大が制した。
勝利へのリーチがかかった龍大は25-20で第4セットを獲得し、開幕戦は白星を上げることが出来た。春季リーグは3位に終わっている龍大。春季リーグの悔しさをバネに秋季リーグでは気を抜かずに1セット1セットを大切に戦ってほしい。
【写真 点が入り喜ぶ選手達】
〈兵頭主将のコメント〉
「初戦ということもあって体がみんな硬かったところもあったが、1回生の黒川を中心に勢いが出て、そこから自分たちの繋いで拾うバレーが出来ていたのでまだ課題もあるが1勝できたことは良かったと思う。ブロックフォローをカバーできたらもっと攻撃を仕掛けられた。アタッカーが思いっきり打てるようにフォローを強化していきたい。」
〈江藤監督のコメント〉
「開幕なのでどこの選手も緊張する中で結果的に勝ったというのは大きいと思うけれど、内容的にはまだ課題がある。初めは勢いがあるが、中盤で休んでしまい、気づけばいい試合になってしまってもったいなかった。出来るだけセット数を落とさないでいかないとBブロックは強豪が揃っていて予選を通過することも苦しい。今日惜しくも落とした1セットが後で命取りになってしまうので今日はもったいない試合をしたと思う。まず今日が勝てていいスタートが切れたので先に3勝4勝をして上位リーグを決めてしまいたいので、気を抜かずに1つ1つしっかりと戦っていきたいと思う」
(龍魂編集室 記事/豊田美帆 写真/渡邊和記)
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