トレーニング室

スポーツ哲学

8トレのS&Cコーチの中嶋です。

コーチとして活動している我々は常に『学ぶ姿勢』を持ち、現場での指導や自己研鑽に努めています。

何をどのように学んでいるかというとトレーニング方法や、栄養学などをセミナーや書籍、施設見学などを通じて学ぶことが多いです。

その中でも最近私が学びを深めたいと思っているのがスポーツ哲学の分野です。

説明が難しいですが、スポーツというものをどのように考え、見つめるかといったものです。

これを学ぶことで今は小さい変化でも後々大きな指導方針(指導対象者との関わり方)の差になると考えています。

今回はその中でも印象に残った一例を紹介します。

ある本で知ったのですが『スポーツマン』と辞書で引いた時にどのように説明されているかご存じでしょうか。

 

国語辞典

・スポーツに秀でたもの

英英辞典

・Good Fellow (良い仲間)

 

全ての辞書ではないのだとは思いますが、そのように説明されているそうです。

国語辞典では能力の高さ、英英辞典では人間同士の関係性について書かれていて、全然違いますね。

それではスポーツマンに関わっている我々トレーナーやS&Cコーチはスポーツマンをどのように定義しているかというと・・・

おそらく一言では表せずに各々が理想のスポーツマンを独自の理念や自身の経験から解釈していると思います。そしてその定義を意識化でも無意識化でも日頃の指導や関わりに反映させています。

辞典の解釈のように競技力の高さのみをスポーツマンと定義した場合とそうではない場合とではほんの少しかもしれませんが関わり方が変わってきます。

私自身もスポーツをどう考えているか、理想のスポーツマン像に影響を受けながら指導しているなと感じます。

学生のみなさんも競技力向上のための取り組みの他にスポーツの中身や本質的な価値についても考える時間を持ってはいかがでしょうか。四年生が引退を迎える時期であるからこそ何のためにスポーツをやっていたかや、理想の自分に近づけたかなど節目として振り返るのにはとても良い時期であり、その視点で振り返ると何か新しい発見があると思います。

 

中嶋

アンチドーピング講習会

アスレティックトレーナーの森嶋です。

10月に龍谷大学端艇部に対してオンラインでアンチドーピング講習会を実施しました。
オンラインで実施しましたが、皆さんしっかりと聞いてくれていました。
特にクイズ問題には積極的に参加し、盛り上がっていました。

講習会ではこの流れで話を進めていきました。
コメント 2021-11-11 121530

テレビのコマーシャルで流れている身近な薬に禁止物質が入っていたり、のど飴や塗り薬にも注意しなくてはいけなかったりして学生は驚いていました。

今回の講習会で学んだことを活かして、日頃からアンチドーピングの意識を持って生活してほしいと思います。

アスレティックトレーナー
森嶋和樹

 

パフォーマンスの数値化がリアルな変化を生む!

こんにちは!瀬田学舎S&Cコーチの服部です。

私が、7月に重点・強化サークル1回生向けに行ったライフスキルプログラムについての感想を見て、更に気が引き締まる思いで2021年インシーズン終盤を選手と気持ちをぶつけ合いながら過ごしています。

さて、今回はライフスキルプログラムでお話ししたような「経験則・主観的」なものではなく、「数値・客観性」による評価が選手のパフォーマンスに直接影響することが大いにある時代になったという話です。

Baseball-CoachesPitchingGuide_JP_v510241024_1

これは、「ラプソード」という投球において投げたボール自体に何が起きているのか多角的に評価する測定デバイスです。

球速だけでなく、ボールの回転軸や回転数なども把握できることで、「自分はどのボールが結果を出すためには有効なのか?」、「うまくいっていないボールはどうすると良くなる方向にいくのか?」など、練習の際の投球感覚の精度を上げることに繋がり、自分への期待感を持って競技に取り組めたり、知らなかった内容を知ることで大きく能力開花することもここ最近は特に多くあります。

龍谷大学硬式野球部でも定期的に計測とフィードバックを行っています。ちなみにソフトボールや軟式、準硬式のボールでも測定可能で、測定デバイスは異なりますが、バッティングの測定やゴルフの飛球測定もできるアプリケーションシステムです。

Baseball-CoachesPitchingGuide_JP_v510241024_2

来る10/11(月)に開かれるプロ野球ドラフト会議で選ばれる選手(投手)たちは、このような何かしらのデバイスを用いたデータ測定値をもとに評価を受け、その球団に応じた意向のもと契約に至っていきます。まさに、選手が明確に可視化される時代になったと言えます。

もちろん、データやスクリーニング(測定・評価)は自分の今を知ることや今後の取り組みにおいて目標設定するための良いものではあります。しかしながら、最も大事なものはそれを結果に繋げるための『仕組み』を自分オリジナルとして作っていく、オリジナルを常にアップデートしてより良いものにしていくことだと私は思っています。

「この世に完璧な指導者などいません。それを目指す道があるだけです」          エディ・ジョーンズ(元ラグビー日本代表監督)

私が好きな名言です。選手たちも明日に期待できる自分を作るための日々のトレーニングであってほしいと願うばかりです。

瀬田トレーニング室 S&Cコーチ 服部亮一

「なんでも相談室」知ってますか?

みなさん、こんにちは!

瀬田ATコーナーのアスレティックトレーナー、松本です。

今日は少しだけ重たい話かもしれません…
でも、ぜひ皆さんにも考えて欲しくて今日はこのトピックでお話しさせていただきます。

先日、私は路上で困っているおばあさんと出会いました。
「大丈夫ですか?」と声をかけたのがきっかけで話を進めていくと

「今日はあの橋から飛び降りるために◯◯県から出てきた。身の回りのものは全て処理してきた。人とも関係を切ってきた。孤独で、もう全てが嫌だ」

自殺をするために、橋の近くで待っていたようです。

「いのちを諦めたい」というその女性の苦しみは私にはわからないし、「死にたい」という気持ちに簡単に「わかるよ」とは言えません。

警察に保護してもらおうと警察官の到着を待つ間、また保護されるまでの間、その女性とずっと話をしていましたが、通行人の中には「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてくれる方々もちらほら。
中には小学生の男の子も。

みんな他人。
でも「あからさまに様子がおかしい状態だと、他人を見捨てられない」他人。

我々は本当に孤独なのでしょうか?

結局警察官に保護してもらったので、その日はおばあさんは警察署で夜を過ごし、翌朝には市役所で今後の生活の相談をしていると思います。

自殺を止めた、というと聞こえが良いのかも知れませんが、止めた事自体は大して良い事ではなく、根本解決ではありません。

そもそも「人が死を選択したくなる要因」に目を向けなくては、救いはないからです。

私たちは、私たちの周りの人とどのように関わっているのでしょうか?
どのように関わるべきなのでしょうか?
チームメイトが悩んでいたら、あなたはどう対応しますか?
あなた自身が悩んでいたら、誰に話しますか?

ヒトはいつか死んでしまう。
「どのように死んでいくために、今どのように生きていくか」という事を問われたように感じます。

実はここ最近、学生の皆さんから、よく「辛い、孤独、こんな思いをしているのは自分だけなんじゃないか」と聞きます。
辛くなったら。悲しくてどうしようもなくなったら。。。

龍谷大学には「なんでも相談室」という場所があります。https://www.ryukoku.ac.jp/campus_career/consult/counsel.html

もしあなたが今何か辛い思いを抱えているのなら、一人で抱え込まないでほしいなと思います。

辛い時につらいと言えることは、素敵な事です^^

ちょっと真剣な話でした。

 

アスレティックトレーナー  松本みどり

ページの先頭へ

ページの先頭へ