10月20日、近畿大学に於いて2019年度関西大学バレーボール連盟男子1部秋季リーグ、関大戦が行われた。ここ最近、勝ちきれない試合が続いている龍大にとって何としてでも勝ちたい試合。両校とも、力強いスパイクで点を稼ぐ見応えのある試合であった。その激闘の末、3-1で龍大が勝利を勝ち取った。
〇龍大3-1関大●
第1セット 21-25
第2セット 25-17
第3セット 25-22
第4セット 25-22
第1セット、18番駒井(社1)を中心にスパイクでどんどん点を稼いだ。それに対して追いかけるように関大もスパイクを決め、点を稼いだ。龍大は、勢いのあまりにラインを超えてしまう場面があり、惜しくも21―25で第1セットを落としてしまった。第2セット、龍大は第1セットに比べ、スパイクの力強さを使い分けたり、ブロックで点を取ったりと臨機応変に対応した。一方で関大は、第1セットと変わらず、スパイクで攻めた。両校とも根気強くラリーを続ける場面も見られたが、このセットは龍大が25-17で勝ち取った。
【ポイントゲッターとして活躍した駒井】
第3セット、龍大はサーブミスをしてしまう場面があったが、気を取り直して力強いスパイクで点を取った。サービスエースも決め、勢いに乗った。その結果、龍大が25-22で勝ち取った。第4セット、龍大はここで勝利し、ゲームセットしたいという思いが溢れる。一方で関大はここで勝利し、同点に追いつきたいところであった。両校の思いがぶつかり合った。今までのセットは関大が龍大を追いかけるという展開だったが、第4セットではそれが反対になった。関大は主に力強いスパイクで攻めてきた。しかし、龍大はそれに加えて、ラインのギリギリを攻めたスパイクや、軽いスパイクも使っていた。徐々に、龍大が関大を抜く展開になった。その結果、最終セット龍大が25-22で勝ち取った。
【喜ぶ選手たち】
春では優勝を決めた龍大だったが今季では力を発揮する事はできず、悔しい結果となった。この悔しさを関西インカレ、全日本インカレで晴らしてほしい。彼らの挑戦はまだ終わってない。
〈吉田監督のコメント〉
「相手の攻めたバレーに対し受け身にならずに自分たちも攻めることができたのが良かった。今季リーグでは悪い状況になった場面での立て直しがなかなかできなかった。誰がどのポジションについても戦えるようなチーム作りをこれからしていきたい。今季リーグはあまりいい結果ではなかったのでこの悔しさを全日本インカレでぶつけ、4回生が悔いのない結果で終えたい。ここ最近では関西の学校がメダルを取ることができていないので龍大が関西を引っ張っていけるように頑張りたい」
〈前田主将(営4)のコメント〉
「今日の試合は全体的に足が動いていてコート内でも声を掛け合ってプレーできていたのがよかった。今季リーグは悔しい結果で終わってしまった。関西インカレでは優勝目指して頑張りたい」
(龍魂編集室 記事/桝本 蒼、写真/綾井 唯)
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