柔道部

【柔道部】武田亮子が龍大対決を制し、初の学生日本一!!女子9名が全国上位入賞!!

9月28・29日、秋田県立武道館において全日本学生柔道体重別選手権大会(男子38回 女子35回)が行われた。

今大会、龍大からは男子が81㎏級赤尾(文4)。66㎏級川内(文2)。60㎏級久保井(文1)の計3名。女子は78㎏級冨田(国4)。70㎏級小林(法4)、田中(済2)。63㎏級村井(法4)、小柳(営3)、檀野(営1)。57㎏級黒木(営4)、出村(文3)、渡辺(文2)。52㎏級亀川(国4)、武田(営3)、中内(法3)。48㎏級有野(文4)、森(法2)の計14名が関西の予選を勝ち抜き出場した。

 

[1日目]

 

70㎏級に出場した小林は、3試合を勝ち準々決勝に進む。準々決勝は元全日本強化の中江(筑波大)。開始からけん制し合い本戦が終了。延長戦に入りペースを上げた小林が勝負に出るも自滅する形で背中から落ち技あり失陥。一昨年の3位を超えられず、5位入賞で学生最後の個人戦を終える。

 

63㎏級に村井、小柳、檀野の3名が出場。3人揃って準々決勝に勝ち進む。

準々決勝の1試合目は檀野。相手は第1シードを破り勝ち上がったジュニア強化の明石(筑波大)。中々組手が持てず相手に先に技を仕掛けられる。少ないチャンスで惜しい場面も作るが、延長戦で技ありを奪われ敗退。

続く2試合目に村井が登場。相手は強者の渡邉(帝京大)。序盤は相手の勢いに指導を奪われるも村井も我慢して対応し指導を奪い返す。それでも最後は村井が力尽き抑え込まれて一本負け。

2試合連続で敗れ、3試合目に小柳が最後の砦として畳に上がる。ここまで圧倒的な内容で勝ち上がり、勢いを感じさせる小柳。試合は小柳が積極的に攻め指導をリードする。しかし、延長戦に入り小柳にも疲れが見え始める。最後は、小柳が仕掛けた渾身の払い腰が僅かに決まらず、逆にそのまま抑え込まれるミスを犯し、技あり失陥で試合終了。

3人が準々決勝に進みながら、紙一重の戦いを勝ちきれず5位入賞の悔しい結果に終わる。

 

[2日目]

 

57㎏級に出場した黒木は、厳しい山に入る。それでも3試合を勝ち抜き、準々決勝へ。相手は連覇を目指す前年王者の竹内(東海大)。黒木が指導を奪いリードするも最後は場外際で投げられ一本。優勝を目指し挑んだが、学生最後の個人戦を5位入賞で終える。

 

52㎏級に亀川、武田、中内の3名が出場。3名が順当に勝ち進み、武田と亀川が先に準決勝進出を決める。

準々決勝の最後の試合となった中内は、序盤から積極的に攻め指導2を奪い試合を掌握。しかし、本戦も残り僅か相手が勝負にきた技に対応を誤り、まさかの技あり失陥。昨年3位の中内が勝ち試合を落とし、5位で先に畳を降りる。

準決勝の第1試合は、武田が中盤に奪った大内刈の技ありを守り切り勝利する。

準決勝の第2試合は、亀川がこの試合も勢いを魅せ、中盤に技ありを奪いリードする。終盤に技ありを返上するも最後は相手に3つ目の指導が入り反則勝ち。全国大会の大舞台で武田と亀川による龍大対決の決勝戦が実現する。

決勝戦は、学生大会では初の龍大対決。開始からお互いに前に出るも、亀川がここまでの勢いを感じさせる。亀川の圧に場外際で少し下がった武田に指導。勢いに乗っている亀川がこのまま行くかに思われたが、ここは百戦錬磨の武田。相手が大降りになった組手の一瞬の隙を見逃さず、渾身の一本背負い。この技に亀川が反応できず、大きな弧を描き、見事な一本。武田が先輩との龍大対決を制し、初の大学タイトルに輝いた。

 

48㎏級に出場した有野は、第2シードで登場。初戦から関東王者を迎えるが、ここを序盤の技ありで勝利する。その後も粘り強く勝ち上がり、初の決勝の舞台に上がる。相手は前年王者の小倉(環太平洋大)。昨年の準決勝で敗れた因縁の相手。試合は開始から組手で勝った相手ペースで進む。有野も足技で対抗し勝機を探る。本戦も残り僅か、最後は相手の組手に捕まり小内刈の技あり失陥で試合終了。リベンジを果たせず、有野が最後の学生個人戦を終えたが、これまでの3位を超える準優勝の素晴らしい成績に輝いた。

 

1日目から勝ち切れない試合が続いたが、2日目の武田が勝って当然と思われているプレッシャーの中、しっかりと結果を出し、強さが際立った武田。

そして、もう一人。周囲を驚かせた亀川は大学まで全国大会に出場すらできなかった選手。4年目に諦めず積み重ねた地道な努力が実を結んだ嬉しい準優勝に輝いた。

 

<武田亮子のコメント>

「昨年はこの大会で後一つ勝ちきれず悔しい思いをしたので、今年は何が何でも優勝するという気持ちでしました。試合は反省の残る内容でしたが、優勝できて安心しました。これからまだ試合が続いていくので、今回の試合で出た課題としっかりと向き合っていきたいと思います」

 

<亀川真代のコメント>

「4回生最後の全日本学生ということもあり、いつもより緊張せずに試合に挑むことができました。結果としては負けてしまったのですが、今まで全国で勝ったことがなかったので、自信になりました。今回の試合の反省を次の試合に活かせられるように取り組みたいと思います」

 

<有野涼のコメント>

「まずは自分の力を出し切ろうと思い一つひとつの試合に臨みました。決勝では自分の柔道をさせてもらうことも出来ないまま終わってしまい、完全に自分の力不足を感じました。また直ぐに試合はあるので、切り替えて次に向けて調子を整えていきたいと思います。また、今回の試合はどれも延長戦など苦しい試合ばかりでしたが、応援の声がすごく届き、それにすごく後押しされました。本当に多くの方々に支えていただいての今なので、ここからも感謝を忘れず頑張りたいです」

 

女子52㎏級(左から亀川・武田)

女子52㎏級(左から亀川・武田)

女子48㎏級(一番左・有野)

女子48㎏級(一番左・有野)

 

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