アメリカンフットボール部

光った2度のロングタッチダウンパス、シーズン後半に望みをつなぐ

10月4日、台風で延期となっていた龍谷大学vs立命館大学の一戦がEXPO FLASH FIELDでおこなわれた。パワーとスピードに勝る立命館大学に対し、若い龍谷大学が真っ向勝負を挑んだ試合だったが、力の差は大きく13-67で敗れた。龍谷は第1クオーターから3タッチダウンを奪われる苦しい立ち上がりとなったが、第2クオーターに入ると上西から新田への51ヤードのタッチダウンパスが決まり反撃ののろしをあげた。第3クオーターに見せたギャンブルプレーは惜しくも失敗に終わったが、多彩な攻撃で立命館の守備陣を翻弄させる場面もあり、守備陣も岡田がインターセプトを奪うなど随所に好プレーが光った。圧巻は、第4クオーターの試合終了8秒前に見せた上西から高山へのスーパーロングタッチダウンパス。シーズン後半に希望をつなぐビッグプレーとなった。

開幕3連敗と、Div.1昇格2年目の苦みに喘ぐ龍谷大学シーホースだが、このままでは終われない。これからが正念場、伸び盛りの若いチームだけにシーズン後半の戦いぶりに期待しよう。Go! シーホース!

YouTube Preview Image

3強関大との一戦。開幕戦の巻き返しなるか!

平成24年9月16日EXPO FLASH FIELDにおいて関西学生アメリカンフットボールリーグDivision1第2戦目が行われた。龍谷大学SEAHORSEは3強の一角である関西大学KAISERS相手に0-46と苦い一敗を喫した。

試合は序盤から動く。開始早々に関大の猛攻によりTDを奪われる。いきなり流れを持っていかれた龍大は反撃に出るが、関大の隙のないディフェンスになかなか前進することが出来ず、自陣でプレーをさせられてしまう。何とか反撃したい龍大はDF陣が奮闘する。DB橋本(法4)の鋭いタックルやDB岡田(済4)のインターセプトといったプレーでチームを盛り上げる。OF陣もそれに応えるようにQB上西(文4)のパス主体とした攻撃を展開する。しかしながら決定的な場面で決めきれず無得点のまま前半を終える。

後半に入って流れを変えたい龍大だったが、エースランナーであるRB吉田(済3)の怪我からの復帰が万全でないことなども重なり苦しい展開を強いられる。それでもTE村田(社4)がカバーし見事なランを見せる。徐々に関大を攻め込む龍大だったが、あと一歩のところで得点に結びつけることが出来ない。プレーの流れを作り切れず悔しい敗戦となった。

【村田ヘッドコーチのコメント】
「マークしていた選手に攻め込まれたのは良くなかった。点を取らないといけないというプレッシャーがあった。RB吉田の怪我でランゲームをできないのが難しい。(次戦に向けて)DF陣はしっかりと準備をし、OF陣は仕事をしなくてはいけない。全員で頑張りたい」

主将山崎(法4)のコメント
「(OFに関して)前半は相手を押し込むことができて良かったが、TDを取るところまで結びつけることが出来なかったことが改善点だと思う。(次戦に向けて)立命館大学のDLとの体格差に対してOL5人でしっかりとコミュニケーションを取り押し込んでいきたい」

副将橋本のコメント
「(DFに関して)粘りが足りなかった。相手の攻撃に焦ってしまい対応しきれていなかった。(次戦に向けて)今から体格差を埋めるというのは難しいので、システムやスピードを活かしていきたい。この2戦で出来なかった粘りを意識していきたい」

 

攻撃の起点を作るQB上西

力強いランを見せるTE村田

(記事 龍魂編集室 三井 雄太/写真 寺前 彦汰)

勝負の秋!!SEAHORSEの戦いが始まる

平成24年9月1日西京極総合運動公園陸上競技場において関西学生アメリカンフットボールリーグDivision1第1戦目が行われた。龍谷大学SEAHORSEは京都大学Gangsters相手に0-28と痛い敗戦を喫した。

春季シーズンに課題を見つけ、長い夏を乗り越え新たな飛躍を遂げた龍大SEAHORSE。彼らの初戦は昨シーズン引き分けた京大。序盤、京大は切れの良いランと鋭いパスを武器とした攻撃を展開してくるが、龍大DF陣はこれを防ぎきる。その集中力を活かし、京大に与えてしまった2度のFGを防ぐなど、京大OF陣に勢いを与ない。DF陣の奮闘に応えたいOF陣だったがQB上西(文4)を中心としたプレーが定まらず、攻めきれない状態が続く。

調子が上がらないまま折り返した後半。前半の嫌な流れを巻き返したい龍大はQB上西(文4)からWR19高山(営4)へのパスを活かしゲインを重ねる。そのまま相手陣まで攻め込みたい龍大だがあと一歩のところでミスが重なりチャンスを逃してしまう。それでも龍大は最後まで粘り強いプレーを見せ、DB岡田(済4)のパスカットやQB上西のビッグパスなど素晴らしいプレーも飛び出した。しかしながら決めるところで決めきれなかった龍大は京大の徹底したプレーの前に0-28と悔しい一敗を喫した。

初戦を黒星でスタートした龍大だが、春季シーズンで課題の一つとしていたDF力の向上については、ライン際の攻防や相手へのプレッシャーのかけ方など素晴らしいプレーを見てとれる試合となった。しかしながらDB橋本(法4)は「OFのミスとかは関係ない。自分たちがやることはどんな場面であれ相手を止めること。その粘りが足りなかった。練習の時から試合をイメージしてやっていきたい」と、まだまだ納得のいく形ではないということを語った。

龍大SEAHORSEの日本一への挑戦はまだ始まったばかりだ。次戦の関大戦、またその先の戦いにおいてきっと素晴らしいものを見せてくれるだろう。日々進化を重ねるSEAHORSEのプレーが見られるのが楽しみだ。

【主将山崎(法4)のコメント】
「DFが頑張ってくれたがOFが噛み合ってなかったのがもったいなかった。次戦にはミスをなくしていきたい。プレーへの思いをしっかり持ってやっていきたい」

【村田ヘッドコーチのコメント】
「ミスが多かった。OFのミスで得点を許してしまったのは良くなかった。プレーの流れを作ることが出来なかった。チームの状態も良くOFもDFも調整はできていたが、プレーの徹底度というところで差が出てしまった。(次戦以降に向けて)一戦一戦全力でやるだけ」

 

京大OF陣を食い止めて喜ぶDF陣

果敢に突破を見せるRB吉田(済3)

(記事 龍魂編集室 三井 雄太/写真 佐藤 和季)

秋に繋がる収穫。新たなSEAHORSEの春季

6月16日王子スタジアムにて第58回関西学生アメリカンフットボール大会が行われた。神戸大学との一戦を迎えた龍大。春においてここまで甲南大学にしか勝てていない龍大は勝利を収めて春季を終えたいところだったが怪我人でレギュラーを欠く龍大は22対28とまたしても黒星となった。

神大戦を迎えるまで毎週試合を繰り広げてきた龍大はQB上西(文4)やRB吉田(済3)、DBのレギュラー陣3人などを怪我で欠く試合となった。しかしながら第1Qは両者とも一進一退の攻防戦となり互いに無得点となる。第2Qにその均衡は破れる。神大の攻撃に徐々に押され始めると立て続けにTDを奪われてしまい0対14と点差をつけられる。なんとか点を返したい龍大は前半終了間際にWR堀(済4)がビッグリターンするとQB竹内(社2)がWR持田(文2)へ絶妙なパスを通しゴールラインぎりぎりまで攻め込む。龍大はここでFGをしっかりと決め3対14とし前半を終える。

後半巻き返しを図ろうとする龍大だがまたしても先制点を奪われてしまう。しかし嫌な流れをTE村田(社4)が断ち切る。相手陣まで攻め込んだ龍大はTE村田が力強いランで押し切りTDを奪う。龍大は9対21と依然リードを許したまま運命の第4Qへと進む。

第4Qに入るとまたしても先制点を奪われ9対28と大きく引き離されてしまう。このままでは終われない龍大はまたしてもQB竹内が冷静な判断でWR持田へのパスを通すと持田がそのまま走り切りTDを奪う。続く第4Q中盤に神大のファンブルしたボールを龍大が押さえ攻撃権を獲得すると、TE村田(社4)が中央から走り抜けTDを取る。WR堀がFGをしっかりと決め龍大は22対28と1TD1FG差まで追い上げる。最後まであきらめない龍大はチャンスシーンをメイクしようと奮闘するがあと一歩及ばずここで試合終了の合図がなる。

春季最後の試合というだけあって勝利で終えたいところだったが惜しくも負けてしまった龍大。しかしながら怪我人が出ていたこともあり1年生や控えの選手など試合経験の少ない選手を多く試合に出場させることで、若い力を試しながら戦ってきた春季。アメフトの本番である秋季に向けて数多くの課題を見つけることができた春季はSEAHORSEにとってプラスになるだろう。熱く長い夏を乗り越えさらに力強く、結束力のある新たなSEAHORSEが見られるのが楽しみだ。

【村田斉潔ヘッドコーチのコメント】
「怪我人がでている中で頑張ってくれた。スタートが悪かったのがもったいなかった。ディフェンスが課題。結果の出ているところもあれば出ていないところもある。春の試合経験をばねにできれば変われる。春に試行錯誤してきたことを秋に向けて生かしていきたい」

【主将山崎(法4)のコメント】
「甲南大学にしか勝っていなかったので最後勝って終わりたかった。今日は調子の波が激しかった。ディフェンスとオフェンスの噛み合わせが上手くいかなかった。2か月厳しい春だったが秋に向けて頑張っていきたい」

2TDを取る活躍を見せたTE村田

2年生ながら冷静に試合を作り上げたQB竹内

(本文/写真 龍魂編集室 三井雄太)

ページの先頭へ

ページの先頭へ