2021年6月19日、KCAFL SPRING 2021対京産大戦が行われた。
前回の神戸大戦から中5日という短い練習期間で挑んだこの試合。前回以上に1年生など若手選手の出場が目立った。
【写真】果敢にタックルするDB#39濱口(国1)
[結果]
京産大 0-21-0-0 =21
龍大 0-0-7-7 =14
〈村田ヘッドコーチのコメント〉
―今日の試合に向けて、短い期間でどのように調整してきたか
「まずは前回の試合での疲労をとることを選手に伝え、実質全体練習は水曜日の一日のみでした。」
―今日の試合を振り返ってみて
「今年の春の京産大のビデオがなく、今年の戦力に関して真っ白の状態だったので前半OF/DFうまくいかなかったのかなと思います。QB#16小澤がフルゲーム出るのが初めてで、ランでヤードを稼いで場面も多く後半足が攣っていたのでまだ調整が必要だなと感じています。
春のゲームとしては京産大の攻めの姿勢が大きかったので、すれ違いが生じてしまって苦労した部分はありました。DFは前回の試合から『ランプレーを止める』ことが課題になっています。京産大のOF全体に身長があって威圧感で負けてしまっている場面もちらほら見えたので、メンタルの修正をしていきたいなとは思っているのですが、これから毎週試合が続いているので難しい部分ではあります。ただ若い選手の育成という面で怪我のないように進めていこうと考えています。」
―1年生の出場が目立っていましたが
「上回生くらべて分量は落ちますけど、1年生も試合に参加し勝ち負けに関わってもらうことも大切なので、第三者からそのように見てもらえたのであれば目的は果たせたのかなと思います。」
―次の試合に向けて
「プレーの面で新たなことを加える時間はないので、微調整と、これまでの2試合を踏まえて疲れになるか躍起になるのかが秋に向けても重要なポイントになると思います。この1週間でメンタルが試されるのかなと、ここで折れるようであればそれまでのチームですし、踏ん張ってくれるのであればチャンスも広のかなと。」
〈井上主将のコメント〉
―今日の試合に向けて
「前回の試合で、流れを持っていかれたまま気分も下がって敗戦という形になってしまったので、最後まで戦い続けるというメンタリティーは大切にしてきました。」
―今日の試合を振り返ってみて
「前半はOF/DFともに浮足立ってしまって、本来のプレーができませんでした。また、自分たちはチャンスを生かせなかったのに。相手はしっかりチャンスをものにしていたのでそれが勝敗につながったのかなと思います。ただ、前半に大差がついたにもかかわらず、そこから巻き返そうという雰囲気もできたので収穫はありました。」
(記事/写真 平川滉)