吹奏楽部

オータムコンサート2020を開催

11月29日(日)に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールにてオータムコンサート2020を開催いたしました。

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今回のコンサートは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学内外問わず様々な活動が中止となる中、「どうしてもサマーコンサートだけは中止にしたくない」「どうにかして延期開催できないか」といった思いの末、徹底した感染対策と何十回にも及ぶプログラム構成の見直しの下、ついに実現した演奏会です。

今年度初の全員で挑む本番で、1回生にとっては龍谷大学吹奏楽部の部員として初めての本番でもありました。

午前の部、午後の部共に同様のプログラムでお送りしました。部員としてもあまり慣れない形式ではありましたが、午後の部の前には午前の部に来られたお客様のアンケートに部員全員が目を通し皆さまの想いを胸に込め士気を高めるといった、このような形式でしか見られない良さもありました。
1公演1時間程度、午前午後の公演を合わせても2時間という決して長いとは言えない公演でしたが、部員全員にとって忘れられない公演となったことでしょう。この演奏会を迎えるにあたり、部員だけでは超えることのできない壁が数多く立ちはだかりました。そのたびに、多くのご支援を受け、困難を乗り越えてきました。支えてくださった皆さまのおかげで無事開催することができました。今一度、心よりお礼申し上げます。また、このようなご時世にも関わらず、当部の演奏を心待ちにし、会場まで足を運んでくださった数多くのお客様には感謝の言葉もございません。

オリジナルステージと題した第一部は、アルフレッド・リード作曲の「カーテン・アップ!」と共に幕を開けました。この曲は『管楽のための劇場序曲』という副題がつけられており、コンサートの始まりを告げるにふさわしい曲です。「オープニングファンファーレ」「ブライト・トゥ・ステップ」「ロマンティック・バラード」「はやりのタップダンス」「ラテン風のナンバー」「ジャズ・ロック・フィナーレ」と名付けられた6つの場面が切れ間なく展開された、様々な情景を思い起こさせる演奏を通じて、観客の皆さまにはまるで自身が物語の主人公になったような高揚感を感じていただけたのではないでしょうか。

続いて、ヤン・ヴァン・デル・ローストがハンガリーにあるプスタという大草原とそこで放浪生活を送るロマという民族の伝統的な舞曲から着想を得て作曲した「プスタ ~4つのロマの舞曲~」をお送りしました。全4楽章から構成されるテンポの起伏の激しい曲となっており、果てしない自然の壮大さや美しさを連想させる、そんな演奏をお届けできたのではないかと思います。

3曲目にはジェームズ・バーンズ作曲の「詩的間奏曲」を演奏しました。
荘厳な導入部から始まり、切なく憂いに満ちた旋律が印象的な主題が続きます。まるで天使の歌のように明るい中間部を経て再び儚く、繊細なメロディが静かに会場に響き渡りました。「詩的間奏曲」の名にふさわしい、美しく叙情的なこの曲は、会場の人々の心を暖かく満たしたことでしょう。

第1部の最後はフィリップ・スパーク作曲の「A Weekend In Newyork」で華やかに締めくくりました。
この曲は、煌びやかな表通り、ブルースのよく似合う裏路地、明るく陽気な街並み。情熱的なメロディを奏でる人々、クラブの空いたドアから街へと溢れるジャズ。といった作曲者本人がアメリカ・ニューヨークに初めて訪れた情景が表現されています。皆さまの脳裏に大都市ニューヨーク街並みが浮かんだのではないでしょうか。

以下、コンサートミストレスを務めましたクラリネット4回生さんの竹内まどかのコメントです。
「新型コロナウイルスの影響により、曲に乗れる人数が絞られたことで曲ごとの人の入れ替わりが激しく、また音の質感や雰囲気も違っていました。自分自身、もっと指揮者に食いついてオーバーに表現しないとバンドは付いてこないとご指摘を受けたこともありましたが、2回公演で疲労などがある中でも、バンドメンバーから集中力や目線を感じる事ができました。今回のオータムコンサートで部員全員、成長を得られたのではないかと思います。」

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第2部は、「JAZZ」をテーマとしたマーチングステージを披露しました。音楽と動きを合わせたパフォーマンスとカラーガードのステッキやハットを使った振り付けなど、海外のショーをイメージした演出と共に、作編曲家の金山徹氏による編曲の様々なジャンルのジャズをお届けしました。
明るく疾走感に溢れる「Time Check」がオープニングを飾り、冒頭から駆け抜けるような8分音符がまるでスパイ映画のようなドキドキ感を醸し出す「JAZZ POLICE」を演奏しました。その後、トロンボーンの妖艶なソロから始まり、陽気で明るくそれでも大人の色気漂うアップテンポなシーンに移り変わる「Horny」をガードショーと共にお披露目しました。次に木管楽器の可愛らしいサウンドが魅力の「Take The A Train」と鍵盤楽器の楽しく跳ねるような演奏が特徴的な「String of Pearls」を続けてお聞きいただきました。最後に「Mexican Flyer」では、情熱的なサクソフォンと華やかな金管楽器の音色をお楽しみいただきました。アンコールとして「It Don’t Mean A Thing」をお送りしました。今回のマーチングショーを締めくくるにふさわしい、部員ひとりひとりのこの瞬間まで燃やし続けた熱い想いを込めた演奏とともにオータムコンサートの幕を下ろしました。

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今回の演奏会を通して、日々の練習だけではなく、これまでの活動すべての活動の集大成と言えるステージを多くの方に披露することができ、大変嬉しく感じております。繰り返しになりますが、このような大きな演奏会を開催する事ができたのは、多くの方々のお力添えがあってこそです。

まだまだ不安の残るご時世ですが、これからも勇往邁進、全力で取り組んで参りますので龍谷大学吹奏楽部をどうぞよろしくお願いいたします。

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