0月11日、関西大学中央体育館において関西大学バレーボール連盟女子秋季リーグ戦第8日が行われた。相手はここまで6勝1敗と龍大と同じ成績を残す京都橘大学。序盤から激しい攻防が繰り広げられ前半2セットを先取されるも、後半から龍大の勢いを見せつけ2セットを取り返す。フルセットの熱戦を演じたが、惜しくも勝利を逃す。
1セット目から両チーム譲らずシーソーゲームの試合展開。しかし相手チームの勢いが増し22―25の僅差でセットを落とす。続く2セット目も相手チームの勢いに押されるが粘る龍大。デュースに突入し両チームとも30点まで得点を挙げ、一進一退の接戦が続くが30-32と、あと一歩のところでこのセットを落としてしまう。
【写真 4連続得点を決めた金本】
負けられない3セット目、龍大の快進撃が始まる。金本(経営3)の強烈なスパイクで4連続得点とし、7―4で相手を突き放す。その後は点差を詰め寄られるもなんとか逃げ切り25―23でセットを奪取。続く4セットも宮井(政4)の相手ブロックをはじくスパイクで得点し流れを掴んだ。杉谷(経営3)と影山(経営3)のブロックで25点目を決め25―23でセットを取りフルセットに持ち込む。
【写真 チームを引っ張る宮井】
勝負の行方がかかった最終5セット目。ベンチや観客席も一つ一つのプレーに沸く盛り上がり。相手のラインアウトで1点目を先取し、長いラリーを制した宮井のスパイクや杉谷の力強いスパイクで1点1点きっちり得点を決める。しかし終盤、相手チームに流れを持っていかれてしまい、13-15の惜敗。長い戦いの末に悔しい結果となった。
【写真 得点を決め喜びあう選手達】
リーグ終盤にさしかかり、残すところあと2試合。「金蘭大も負けたのでどのチームも厳しい状況」と、試合後主将宮井が語るように、上位リーグは優勝をかけて混戦となっている。春から調子を上げてきた龍大女子バレーボール部の力を発揮してもらいたい。
〈宮井主将のコメント〉
「1,2セット目を落としてしまい苦しい状況だったが、3,4セット目が取れてフルセットまでもっていけたのは次の自信につながるし、1、2セット目の悪かったところが自分たちの課題。相手(京都橘大)は背も高くチームの雰囲気も良かったので、おされてしまったが、コート外のチームメイトの為にもみんなで頑張ろうと士気を高めた。自分たちのホーム戦が最後に待っているので優勝できるように頑張ります」
(龍魂編集室 記事 堅田彩香/写真 平松里彩)
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