9月8日、大阪体育大学体育館において関西大学バレーボール連盟秋季リーグ第1日が行われた。1部昇格を果たした大阪学院大学と開幕戦を戦った。序盤はリズムを掴めずにいたものの、ストレート勝ち。安定したバレーでスタートを切った。
8連覇のかかる秋が訪れた―。
第1セット。ラリーが続くがフェイントで始めの得点を許すが、宮井(政2)のサーブで守備を乱し、すぐさま逆転。中盤は競る展開となり19―17の2点差で終盤へ。ブロックでの得点や速攻など攻守で強さを見せ、19点以降は連続得点を許さず25―20で第1セットを奪取した。
続く第2セット。リベロの馬場(営4)がいい守りを見せるが、またも最初のポイントを大院大に取られてしまう。しかし、またもここから逆転へ―。春MVPの堀崎(済1)の4連続得点などで一気に突き離す攻撃力を見せ、相手ベンチは思わずタイムをかけた。このセットも堀崎が低めにサーブを打ち込むなど、この日の龍大はサーブが好調。影山(営1)のブロード攻撃や宮井の豪快なバックアタックも決まり25―18で立て続けにセットを物にした。
第3セット。第1セットで接戦を強いられた姿はそこにはなかった。杉谷(営1)がスパイク、ブロックで連続得点。また、守備でも強烈なスパイクや落ちそうなボールを拾うなど活躍を見せた。11―9から10連続得点と追撃。ピンチサーバーとして入った吉竹(政3)のサーブがライン際に決まるなど、その流れを渡すことなく25―12と大差で奪い、セットカウント3―0のストレート勝ちで秋開幕を飾った。
【川島監督コメント】
「対戦相手である大院大は勢いもあり、少し緊張していましたがサーブがある程度ねらい通りにきまったので初戦にしてはよかった。杉谷は自分の役割を果たしているし、影山も伸びてきているし1年生がよく頑張っている。それぞれが自分の役割を考えて動いていたと思う」
【馬場主将コメント】
「初戦だったので締り切っていないところもあったが、相手より先に攻めることができたので良かった。秋ではチームとして層を厚くしたい。固定されたメンバーだけではなく誰が出ても同じバレーが出来るように。試合に出ているメンバーも出ていないメンバーもしっかり準備をしていくことが大事。それが(全日本インカレなど)これからにもつながる。自身としても最後のリーグとか色々ありますが、チームの勝利が一番だと考えています」
(記事 龍魂編集室 日高 朱花/写真 林 絵理加)
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