女子バレーボール部

フルセットの激闘繰り広げるも西日本一ならず

6月30日広島県立総合体育館において第39回西日本バレーボール大学女子選手権大会トーナメント準決勝・決勝が行われた。準決勝ではデュースに突入した関西ダービーを制し、決勝へ。決勝では鹿屋体育大学の前に奮闘し、フルセットの熱戦を演じたが惜しくも敗れ2年連続準優勝という結果に終わった。

リーグ戦では勝った相手。だが、一発勝負のトーナメント戦では何が起こるか分からない。監督・選手ともにそれを感じていた。両サイドが力いっぱいスパイクを打ちこめば、赤星(営3)はコートを素早く舞う。宮井に代わって入った杉谷(営1)は強烈なスパイクをきっちりセッターに返すなどレシーブ力を見せ、25―13と大差で第1セットを先取した。続く第2セット。ラリーが続くが相手にスパイクを打ち切らせず得点につなげる。しかし、関西2位の実力校である親和女大も引き下がらずリードを奪われてしまう。だが、ここで流れを引き渡してしまう龍大ではない。サーブが好調な笹山のサービスで同点に追いつく。その後、再びリードを許し、互いに譲らないまま24―24まで進みデュースに突入した。中々、2点差まで広がらない。その長い戦いに終止符を打ったのは金本(営1)だった。スパイクを決め、セットポイントにリーチをかけると最後は見事な1枚ブロック。得点は31―29にまでおよんでいた。このセットを制した龍大は続く第3セットもデュースに持ちこまれるが26―24で奪い親和女を下した。

ここまで全ての試合でストレートを収め決勝のコートにまでやって来た。昨年のリベンジの舞台は整った。第1セット、スパイクがアウトになるなど鹿屋体大にリードを許すが、金本、堀崎(済1)、宮井(政2)などスパイカー陣が奮闘すれば相手のミスも重なり逆転に成功した。センター田井中(文4)のブロックも決まり25―21で先取、最高の船出となった。

第2セットも物にし、一気に流れを掴みたい龍大だったが、終盤リードするもそこから連続失点を許し23―25で今大会初めてセットを失った。先に勝利へとリーチをかけたい第3セット。アタッカー陣が打ち込むが、拾われる場面が多くなる。それでも打ち込み得点へつなげる。互角の戦いはどちらも引き下がらないままデュースになった。先にセットポイントを握られた龍大だったが、誰も諦めることなどなかった。金本の1枚ブロックで追いつき相手の流れもシャットアウト。28―26で奪取し頂点まであと1つとなった。流れは龍大に来ているかに思えた。しかし、馬場(営4)が懸命にボールを上げるが16―25と大差で落としセットカウント2―2になりフルセットに持ち込まれてしまう。

勝負の行方がかかった最終第5セット。堀崎は最後まで冷静さを失わなかった。相手の動きをよく観察し空いたスペースへボールを落とした。馬場も鹿屋体大の強烈なスパイクを何度も拾った。しかし、ここまで多くの得点を挙げてきた金本、宮井のスパイクが拾われると、レシーブが長くなりダイレクトで返されるなど最後にミスが出てしまい鹿屋体大を最後まで追い詰めるも12―15で惜敗。鹿屋体大の6連覇を止めることは出来なかった。

だが、個人賞では堀崎がレシーブ賞、馬場がリベロ賞・敢闘賞を受賞。またフルセットの熱戦を演じ昨年より確実に頂点が近いものとなったはずだ。この悔しさをこれから始まる秋季リーグ戦、全日本インカレにつなげてほしい。

 

【川島監督コメント】
「選手はベストを尽くしてくれた。ミスは出たが学生はよく頑張ってくれたと思う。試合の内容的には紙一重だった。宮井が復活してくれて、ブロックでは田井中がよく頑張ってくれた。今回の大会で選手層も厚くなったと思う。決勝までよくやってくれた。秋リーグ、全日本インカレに向けて夏にしっかり調整して頑張っていきたい」

【馬場選手コメント】
「この大会で1年生は色々学べたと思うし経験もできたと思う。その経験を全日本につなげたい。西日本でも通用することが分かったので全日本ではいい結果を残せていないので、これから全日本へ向けて頑張りたい」

【堀崎選手コメント】
「リーグと違い日程的にキツいところがあった。最初はリズムが掴めずやりにくかったが、試合を重ねるにつれチームの良い点、悪い点が見えてきて課題がはっきり残る大会になったと思う。賞をとれたのはみんなのおかげです。感謝ですね。秋、全日本までにプレー面でもだがハートの面でも大きく変われるようにしたい」

キャプテンとしてチームをけん引した馬場

選手に指示を送る川島監督

昨年に続き準優勝に輝いた女子バレーボール部

(記事 龍魂編集室 日高 朱花/写真 林 蘭子)
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