トレーニング室

専精館いよいよオープン!

専精館 外観

専精館 外観

 

10月1日(土)にオープニングイベントとして女子バレー部の親善試合(対武庫川女子大)が行われた新体育館の専精館(せんしょうかん)ですが、10月3日より課外活動での使用が始まりました。そこで今回は皆さんにその主な施設を1階から順に紹介しましょう。

1階フロアー

1階 フロアー案内図

1階 フロアー案内図

1階 アリーナ

1階 アリーナ

1階 男子更衣室①

1階 男子更衣室①

1階 男子更衣室②

1階 男子更衣室②

1階 ミーティング室

1階 ミーティング室

1階 トレーニング室(現在準備中)

1階 トレーニング室(現在準備中)

2階フロアー

2階 トレーニング室2(畳)

2階 トレーニング室2(畳)

2階 トレーニング室3

2階 トレーニング室3

2階 ミーティング室

2階 ミーティング室

2階 会議室

2階 会議室

3階フロアー

3階 トレーニング室4

3階 トレーニング室4

 

この専精館を使用予定のサークルはバドミントン、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、柔道、剣道、空手道、卓球、ボクシング、フェンシング、バトン・チア、少林寺拳法、日本拳法、居合道、合気道などです。3階建ての1階には3階まで吹き抜けのアリーナをはじめ、事務室、深草の第8トレーニング室にあたるトレーニング室1(現在開室準備中)があります。1階には他に20名ほどで利用可能なミーティング室1とミーティング室2、男女更衣室(シャワー)、男女トイレがあり、2階にはトレーニング室2(畳)とトレーニング室3(フローリング)、ミーティング室3、会議室1と2、男女トイレが設けられており、3階はトレーニング室4(フローリング)が主な施設となります。専精館は開館して間もなくトレーニング室1のように施設の全てがまだフル稼働していませんが、今後この施設に関する情報は学生部から発信される予定です(尚、深草の体育館の第8トレーニング室や第9トレーニング室は従来通りの開室で変更予定はありません)。

専精館へのアクセスですが、深草キャンパスの北門より徒歩で3分ほど北西に向かった所にありますが、民家も隣接しており通行時には交通ルール、通行マナーを守って下さい。そしてこの専精館を今後有効に活用し充実した課外活動に役立てて下さい。

瀬田アスレティックトレーナー 管

瀬田トレーニング室のストレングス&コンディショニングコーチ花田です。

ひと夏が過ぎ、風が涼しく感じられる季節となってきました。皆さんはこの夏をどのように過ごされたでしょうか?

強化サークルをはじめ体育局サークルの選手達は、秋のシーズンに突入しています。彼らは、大学の誇りを胸にこの夏取り組んだ練習成果を発揮し、大学の代表として臆することなく果敢なチャレンジをしてくれると信じています。

さて、先日プロ野球のセントラル・リーグでは広島東洋カープが25年振りのリーグ優勝を果たしました。私も学生時代を広島で過ごしたこともあり、広島東洋カープに愛着のある知人がたくさんいます。そのうちの一人で学生時代に関係のあった先生がSNSに載せていたゲイル・ホプキンス選手について感銘を受けました。そのゲイル・ホプキンス選手について書かれた記事をみつけたのでここに紹介したいと思います。

 

「鉄人」衣笠が憧れるタフな男(MSNジャーナル:2003年9月25日)

世界の「鉄人」衣笠祥雄が、自分よりずっとタフな男だと称える旧友がいる。衣笠の脳裏に焼きついているのは、その男が試合前のロッカールームで本を読みふけっていた姿だ。

スポーツファンには、それぞれ絶対に忘れられない場面がある。私の場合、イチローがメジャーわずか8試合目で見せた「ザ・スロー」が、脳裏に焼きついている。あれは2001年4月11日だった。1塁にいたオークランド・アスレチクスの俊足テレンス・ロングが、ライト前のシングルヒットで愚かにも3塁を狙い、イチローの鋭い返球に刺されたのだ。

そして選手自身にも、生涯、忘れられない場面がある。

先週、私は日本野球界の「鉄人」衣笠祥雄と、1975~76年に広島東洋カープで衣笠とともに戦ったゲイル・ホプキンスと会った。2人の思い出話は尽きず、静かに敬意を表したかと思えば、笑いが止まらなくなるときもあった。

衣笠は1975年シーズンを、昨日のことのように覚えている。

「ゲイルの入団が決まってすぐに、当時のジョー・ルーツ監督から、僕が10年間、守っていた1塁から3塁に移ってくれと言われた。ゲイルが1塁を守れるようにさ。でも、別に気にしなかった。だって、僕のほうがゲイルより足があって(守備範囲が広く)、肩もいいからね」衣笠はそう言うと、温かい笑顔を見せた。

ホプキンスはシカゴ・ホワイトソックス、カンザスシティ・ロイヤルズ、ロサンゼルス・ドジャースで7年間、メジャーリーガーとしてプレーした後、日本に来た。彼は衣笠に反論したりしなかった。

「そう、そう。僕はあまりに足が遅いから、『ゾウ足』と呼ばれていた。今でも電子メールのアドレスに、その名前(zoashi)を使っているよ」

野球選手になって、医師になって、宣教師になる

衣笠の伝説を知らない人や、よく覚えていないという人のために、彼の見事な実績をおさらいしておこう。1970年10月19日から87年10月22日に引退するまで、京都生まれの衣笠は2215試合に連続出場した。この数字は、96年6月14日にカル・リプケン・ジュニアが更新するまで、輝かしい世界記録だった。野球殿堂に名を連ねる衣笠は、23年間の現役生活で通算504本塁打、1448打点。84年にカープが4度目のリーグ優勝を果たし、3度目の日本一を達成したシーズンには、セ・リーグのMVPに選ばれた。

しかし衣笠がとりわけ記憶に残っているのは、75年シーズンだという。

「その年にゲイルがやって来て、僕たちは勝てるんだという信念を植えつけてくれた。(広島は)それまで一度も優勝していなかったんだ。ゲイルは体のあちこちを痛めていたのに全試合出場して、ホームラン(33本)と打点(91点)はチーム1位だった」

「あれはシーズン129試合目(10月15日)、後楽園球場でジャイアンツと対戦したときだ。9回表にゲイルが逆転の3ランを打ったとき、僕は優勝したと確信した。あの瞬間は絶対に忘れない。僕の野球人生で、まちがいなくトップ5に入る思い出だ」

もうひとつ、衣笠が昔のチームメイトについて忘れられない光景がある。練習や試合の前のロッカールームで、ホプキンスが生物学のテキストや医学書を読んでいた姿だ。

「ゲイル、ずっと聞いてみたかったんだけど、医者になろうと思ったのはいつごろ?」衣笠の目は、あこがれのスターに会ったときのように輝いていた。「プロの野球選手にも医者にもなれるなんて、どうしてそんなふうに思えたの? 日本では野球選手なら、目標はそれだけだ。僕にはずっと野球しかなかった」

「18歳でペッパーダイン大学に入ったとき、人生で3つの目標を決めた」とホプキンス。野球選手になること、医者になること、宣教師になること。そして、神のおぼし召しにより、3つとも達成できそうだ」

シーズン終了とともに医学校へ入学

実際、13年間の野球生活のあいだも、ホプキンスは勉強を中断することはなかった。現役中の74年には、生物学の博士号を取得している。75年から医学校へ進むつもりだったが、長年低迷していた広島カープがホプキンスを説得。1年契約には、75年シーズンの終盤に優勝は無理だと決まったらすぐに、日本を離れてもいいという条件が入っていた。ホプキンスは、9月には帰国して医学校の新学期に間に合うだろうと考えていたのだ。

ところが、優勝争いは広島を交えて最後まで白熱した。そしてホプキンスは、医学校に進む計画を延期したことを、今も後悔していない。

「あの1975年は、僕たちみんなにとって、本当に特別なシーズンだった。最後の巨人戦を終えて広島に戻ったとき、ある年配の男性が僕のところに来て、『もう死んでもいい』と言った。平日に急きょパレードをやったのに、40万人も集まってくれたんだ。僕たちは広島の市民に誇りを与えることができた。だから、帰れるはずがなかったよ。76年も広島で過ごすことにしたくらいだ」

76年のシーズンが終わるとすぐに、ホプキンスはシカゴのラッシュ医科大学に定時制で入学。77年も日本で南海ホークスのユニフォームを着た。引退後の78年から学業に専念し、86年に整形外科のドクター・ホプキンスとなった。

与えられた才能のすべてを最大限に生かすこと

そして、外科医として17年間、活躍したホプキンスは今年で60歳。第3の人生を歩もうとしている。

「フルタイムの外科医は引退して、10月1日からは、ウエストバージニア州にあるオハイオ・バリー・カレッジという小さなキリスト教系の大学で、生物学の教授になる。これが僕にとっての宣教師の道だ。たぶん野球チームも手伝えるだろう。今週、学長のロバート・スティーブンス博士といっしょに日本へ来たのは、日本の学生を呼ぶためだ」

かつては世界一タフな野球選手だった衣笠は、この旧友は自分よりずっとタフで、少なくとも精神的にははるかにたくましいと感心していた。

「僕にはとてもできないよ」衣笠は何度も言った。「2つや3つの分野のトップレベルで抜きん出るなんて、日本ではありえない」

だが、ドクター・ホプキンスは「できるはずだ」と言う。75年に広島が優勝したときのヒーローは以前、次のように語っていた。

「日本でも、まちがいなくスカラー・アスリート(秀才アスリート)になれたと思う選手に何人か会った。頭脳はまったく問題がなかった。ただ、彼らは野球しかやっていなかった。ちょうど会社員みたいだね。昼も夜も会社に身をささげ、家族との楽しい生活を犠牲にしても仕方がないと思い込んでいる人たちだよ」

「日本のチームメイトも友人も、バランスの取れた生活を送っているようには見えなかった。すべてのエネルギーを、たった1つの目標に注ぎ込んでいるみたいだ。悲しいことだね。神様は、すべての人にさまざまな才能を与えてくださっているのに。与えられた才能のすべてを最大限に生かすことは、僕たちの義務なんだ」

 

 

みなさんはこの記事を読んでどのように感じられることでしょう?彼と同じように考える人もいれば、一つの道に専念するという人もいるでしょう。どちらにしても自分の目標を掲げ達成するために「やり抜く」ことが大切ではないでしょうか?苦しいことや辛いことなど止める理由はいくらでもみつけられるでしょう。それでもやり抜く姿勢や取り組みをスポーツから学んで欲しいと思います。

今、私は端艇部のコーチに教えてもらった「Grit-やり抜く力」という本を読んでいます。また感銘を受ける内容があれば紹介したいと思います。

2016年度 後期利用者講習会 案内

後期利用者講習会

以下の日程で後期利用者講習会を開催します。

深草学舎

9月28日(水)・10月13日(木)・10月24日(月)

15:00~15:30  深草体育館 第9トレーニング室

瀬田学舎

10月7日(金)・10月19日(水)・11月7日(月)

12:45~13:15 瀬田体育館 トレーニング室

それぞれ参加可能な日程を決め、深草学舎・瀬田学舎の各学生部にて事前予約の上、当日必要な写真と印鑑を持って講習会に参加してください。

ストレングス&コンディショニングコーチの仕事③

深草S&Cコーチの青木です。

大学は、まもなく前期試験が始まります。大事な試験ですので、試合同様しっかり準備して、試験に挑んでもらいたいところです!試験終了後は、各クラブ合宿など強化練習期間に入り、その後秋シーズンに入るという感じで、シーズンまでの重要な準備の時期になるでしょう。

 

さてS&Cコーチの仕事紹介は第3回です。今回は「トレーニング指導」についてです。

S&Cコーチが、トレーニング指導するなんかは、当たり前やん!とみなさんは思われるかもしれません。しかし、ただ単にエクササイズを出来るようにするだけではありません。この「トレーニング指導」には色んな要素が含まれています。今回は、以下の2点にまとめて紹介したいと思います。

1.選手にトレーニングプログラムの目的・方法・重量設定・意識する部分などを指導する。

2.安全でかつ効果的にエクササイズが実施できるように常に観察、指導する。

 

1.選手にプログラムの目的・方法・重量設定・意識する部分などを指導する。

まず、前回紹介したように試合で良いパフォーマンスを出してもらうために、スケジュールに応じたトレーニングプログラムを作成します。そのプログラムを選手に理解してもらう事が重要です。

なぜその重量なのか?なぜその方法なのかなど、事前に理解すると選手もトレーニング対するモチベーションが上がります。選手の数が多く、1度で選手全員にプログラムの意図が指導できない場合は、メールやSNSなどを利用してプログラムが始まる前に全員に意図が分かるように図や動画、説明の文章を送り、事前にある程度理解してもらう事を行います。

ただ単にエクササイズを羅列したプログラムを配布するだけでは、選手がトレーニングの本当の目的を理解出来ないので、トレーニングに対するモチベーションを維持するのは難しいでしょう。トレーニングに対するモチベーションを上げるためにも、プログラムの意図を理解してもらう事は重要なS&Cコーチの仕事です。

 

2.安全でかつ効果的にエクササイズが実施できるように常に観察、指導する。

「トレーニング指導」の中で、最も頻繁に行っているのが、エクササイズ指導です。このエクササイズ指導は、まず選手が安全にエクササイズ出来ることが最も重要です。エクササイズのテクニック不足によるケガの発生を未然に防ぐためには、各選手が実施するエクササイズが安全で効果的に行われているかを、普段からしっかり観察し状況に応じて指導をする必要があります。バーベルを担いで行うエクササイズで、背中が丸まっていれば腰の傷害を起こす危険があるので修正するように指導します。エクササイズ中に無駄な動きが出ていれば、より効果的に行うように無駄な動きをなくすように指導します。

また対象者に応じ指導方法は異なります。まず初心者の場合は、出来るだけ多くの情報を与えずに、エクササイズ実施上の注意点を2~3点に絞って指導し、エクササイズ実施中には修正するような指導を少なくして、エクササイズ終了後に修正点を伝えます。経験者の場合は、修正すべき点をエクササイズ実施中に伝える事もあります。初心者、経験者に関わらず、エクササイズの良かった点を伝える事は、テクニックのフィードバックや選手のモチベーションを上げる事につながります。

「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、エクササイズを指導する際は、選手にそのエクササイズを正しく行う方法を見せる事(デモンストレーション)が、選手のエクササイズテクニック習得に効果的です。このことからS&Cコーチは日々安全でかつ効果的にエクササイズ行い自身のエクササイズテクニックを磨く事が推奨されます。

 

このように、「トレーニング指導」といっても、今回紹介できない部分を含めると、色々な要素が含まれています。少しトレーニング指導の奥深さが分かってもらえたかも知れません。

以上、S&Cコーチの仕事「トレーニング指導」について紹介させて頂きました。

次回は「測定と評価」について紹介したいと思います。

 

D Baker. (2001) Science and Practice of Coaching a Strength Training Program for Novice and Intermediate-Level Athletes. Strength and Conditioning Journal. 23 (2). 61–68.

S Plisk. (2003) Principle-Based Teaching Practices. Strength and Conditioning Journal. 25 (5). 57-64.

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