トレーニング室

怪我のリスク

スポーツには、必ず怪我のリスクが伴います。従って、怪我を避ける為の一番確実な方法は「スポーツに参加しないこと」になります。しかし、部活に励む学生の皆さんにとっては、その選択肢はあり得ないでしょう。「怪我をしたくないから部活をやめよう」という発想はまず出てこないはずです。では、「スポーツに参加し、かつ怪我のリスクをできる限り低く抑える」為に、どのような対策ができるのでしょうか。

Lauersenらの、25の研究(計26,610の対象者)をまとめたものによると、怪我のリスクを下げる為に最も効果的な活動は「筋力トレーニング」であるそうです。
適切なトレーニングを行えば、急性の怪我は1/3以下に、慢性的な怪我(オーバーユース症状)は1/2程度にまで抑えることができると報告されています。かと言って、絶対に怪我をしないというわけでは当然ありませんが、怪我をしてしまった場合でも、トレーニングを行っていない人と比較すると、その程度は低く抑えられると考えられます。

対象者、競技レベル、期間、怪我の種類など、様々なバイアスはあるものの、怪我のリスクを下げる為には、筋力トレーニングは「必要不可欠である」と結論付けられています。

第8トレーニング室 馬目

 

Lauersen et al., The effectiveness of exercise interventions to prevent sports injuries: a systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials. British Journal of Sports Medicine. October, 2013

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