陸上競技部

4年生としての意地を見せつけた優勝!

5月7日~10日にかけて、第91回関西学生陸上競技対校選手権大会が、ヤンマースタジアム長居(大阪)にて行われた。第3日目の3000㍍障害には西川(済4)が、最終日の10000㍍競歩には山本(営4)が出場し、共に優勝を果たした。

【第3日目 3000㍍SC】
三連覇がかかる今大会。意外にも西川は先頭から一歩下がった位置についていた。「一瞬焦った。だが、自分のペースで走っていけばなんとかなると思った」という言葉通り、2000㍍過ぎにはペースが落ちてきた選手を次々と拾い、ラスト1周で先頭へと躍り出た。誰もが西川の優勝を確信した瞬間だった。

前日には5000㍍にも出場しており、3位入賞を成し遂げた中での優勝。タイムも決して悪くない。だが、手放しで喜ぶことができなかった。それはチームの2部降格。「後輩たちに2部の経験をさせたくなかった」と肩を落とした。西川にとってもやるせない結果だった。

今後に向けて、チームとしては6月に全日本大学駅伝の予選会が迫っている。個人的には、昨年頂点を掴んだ個人選手権への連覇。「狙えるのなら、もう一度」。ライバルは昨年の自分。西川の走りは、落ち込んだチームに勢いをもたらしてくれるだろう。

水濠を飛び越えた西川選手

水濠を飛び越えた西川選手

<西川選手のコメント>
「2日前の5000㍍の疲労で、使い切ったところがあった。抜かされたときに、今日はダメかなと思ったが、自分のペースで走っていたら前が落ちていった。だから動揺はしなかった。今大会は、自分よりもチームのために走った。3障は意地でも優勝するつもりで臨んだ。個人的にはタイムも悪くないが、チームが2部に降格したことで、嬉しいけどやるせない気持ち。今後は予選会でこの悔しさをはらしたい」

表彰される西川選手

表彰される西川選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
西川 凌矢 (4) 龍谷大 8:57.09
乾 拓馬 (2) 関西学院大 8:58.73
池田 雄規 (3) 関西学院大 9:00.12
内波 郁弥 (3) 龍谷大 9:04.47
15 古和田 葵 (4) 龍谷大 9:36.47

 

【最終日 1000㍍W】
「自分の中で勝てるレースとは思わなかった」とレース後、冷静に振り返った山本。ラストイヤーとして懸ける思いはあった。優勝を考えたのはラスト一周。今大会2位の石田(びわスポ大)に、昨年7秒差で負けを喫していた。その経験が山本をより一層奮い立たせたのだろう。

スタートしてから、先頭は5人ほどの集団でレースは展開。5000㍍以降、びわスポ大、京大の選手らを筆頭に、集団の後方に位置づけていた山本。

レースが動いたのはラスト一周。「昨年、ラスト一周で(石田に)負けてしまったことが悔しかった。だから今年はラスト一周を意識した」と鐘が鳴ると同時に先頭に飛び出した。後続を寄せつけないスピードで、昨年より好タイムの41分52秒08でゴールした。

だが、この優勝は山本にとって通過点に過ぎない。今後も個人選手権、全日本インカレと全国で戦う大会は目前だ。目標は全国の舞台で表彰台に乗ること。「リベンジは果たせた」という視線は、もう前を見据えていた。

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

<山本選手のコメント>
「ラスト1周で優勝を考えた。(今大会は)今年一番懸ける思いがあった。応援に来ていた親に勇気を与えられたと思う。チームメイトの応援も全部聞こえていた。感謝の気持ちでいっぱい。龍大陸上部に貢献できた。今後は個人の大会があるから、表彰台を狙っていきたい」

表彰される山本選手

表彰される山本選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
山本 将希 (4) 龍谷大 41:52.08
石田 研摩 (4) びわスポ大 41:53.20
山西 利和 (1) 京都大 41:53.33
小脇 康平 (1) 龍谷大 44:06.77
共に健闘した4年生コンビ

共に健闘した4年生コンビ

(龍魂編集室 記事 西睦美/写真 平松里彩・提供:立命スポーツ)

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