陸上競技部

伊勢路に届かず、6位で全国駅伝予選敗退

龍大の襷を、伊勢路へ。その思いがぶつかった全国駅伝予選会(西京極陸上競技場)。小島(現:中央発條陸上部)と中大路(現:住友電工陸上部)の2本の柱を失った陸上部は、エース西川を先頭に底上げを図った。今年から全国への枠が4校に増え、更に期待が募る。「練習もいい状態で士気も高まっていた」と下村(国4)。そんな龍大に悪雲が立ち込めた。

第1組が走り終えた時点で6位につけていた龍大であったが、2組目の藤村(政2)が8000㍍まで先頭に喰らいつく快走を見せ、自己ベストを39秒更新しての6位でゴール。後半の粘りに課題を持っていたが、それを打ち破っての走りだった。それに続けとばかりに3組目の内波(営2)も49秒自己ベスト。足垣も今大会出場の1年生の中では3番手のタイムでゴールした。残り1組の時点で総合成績は5位。4位の関学大まで平均タイムであと28秒。全てはエース西川(済3)とキャプテン下村の走りに託された。

号砲とともに、奈良産大の留学生タイタス・キハラが飛び出した。1000㍍2分56秒と、10000㍍を30分切るスピードでレースは始まる。異変が起こったのは2000㍍。西川が顔をゆがめて集団から後退し始める。下村も4000㍍まで集団に付けるも、徐々に離され、終盤はペースダウン。中盤から足取りが危なくなった西川は、熱中症の症状が現れ、ゴール後倒れこんだ。二人とも自己ベストに1分以上遅れを取り、悔しいフィニッシュとなった。

駅伝はチーム競技。予選会でさえ、誰かが敗因になることはない。「西川におんぶに抱っこのチームじゃなく、西川がいなくても勝てるチームに」。下村の言葉は更なる陸上部の発展を予感させた。この試練を乗り越えて、彼等はまた強くなる。龍大に駅伝あり―そんな時が必ず来るはずだ。

【西出監督】
「チーム状態は良かったが、皆6割の力しか出せていなかった。藤村・立花の二人はよく頑張ってくれた。下級生の今日の結果はいい収穫になったと思う。個人個人見劣らないので11月にある駅伝に向けて調整したい」。

【下村選手】
「練習もよく士気も上がっていただけに悔しい結果になった。予選会では自分達の力に過信しすぎていて、弱い部分を見ていなかった。西川を活かすチームに出来なかった。(11月は)京産、立命、今日負けたチームに勝って一矢を報いたい」。

大会全体の結果はこちら:関西学生陸上競技連盟

苦しい表情を見せる下村選手

快走を見せた藤村選手

(記事 龍魂編集室 新谷 佳菜/写真 林 蘭子・佐藤 和季)

 

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