陸上競技部

長距離勢の活躍光る!3000㍍障害 西川2連覇達成!

4月24日~5月12日まで5日間にわたり、第90回関西学生陸上競技対校選手権大会が長居陸上競技場で行われた。

【大会4日目】3000㍍障害
期待が集まる3000㍍障害では、西川(済3)が優勝を果たし2連覇、続く古和田(社3)が5位、内波(営2)が7位と出場した3選手全てが入賞と、龍大勢の強さを見せ付ける結果となった。

ハードルや水壕を越えて走る3000㍍障害。雨が降り、コンディションが悪い中、今大会2連覇が期待される長距離のエース、西川が登場した。西川は前日に行われた5000㍍にも出場。持ちタイムでは上位も狙えたものの、思った通りの走りができず8位に終わっていた。「(5000㍍は)優勝できなかった。今日は勝つしかないと思った」昨年チャンピオンが負けられない戦いに挑んだ。

序盤は先頭が入れ替わりの状態だったが、1000㍍過ぎてから西川が積極的に先頭に立ち、集団を引っ張る。それに続けと内波がピタリと後ろに付けた。中盤から西川のエンジンがかかり、ペースが上がると、集団がばらけはじめた。そのまま西川の一人旅に。昨日の試合では苦しげな表情も見せていたが、今日はしっかりとした足取りで、ペースを刻んだ。そのまま後続に5秒もの差をつけてのゴール。狙ったとおり、堂々と優勝をチームに持ち帰った。

会場が沸いたのは後続の4位集団。後半から追い上げてきた古和田が関学大、立命大の選手と三つ巴状態でラストコーナーを曲がる。会場が盛り上がる中、必死に身を乗り出してゴールするも、関学大の選手にわずか0.01秒及ばず5位。続く内波は7位でフィニッシュ。見事全選手が入賞を果たした。

試合結果

【西川選手】
「前半は守りすぎたが、タイムでも自信があったので先頭が代わっても焦らずいけた。5000㍍では13分台、3000㍍障害では自己ベストを更新し(8:52)、全日本インカレで三位以内に入りたい。今年は全日本駅伝の出場枠が4つに広がったのでチーム一丸となって狙っていきたい。」

【古和田選手】
「落ち着いて自分のペースでいけたのは良かったが、今後は集団のペースが上がった時にしっかりと前を追えるようにしていきたい。(最後に競った場面では)一つでも上の順位に入ろうという一心だった。競り負けて悔しい。」

【内波選手】
「しっかりと練習がつめて調子が良かったので9分一ケタを狙っていたので悔しい。次の全日本予選ではチームに貢献できる走りをしたい。西川さんに続き、自分が2年生の主力になりたいと思う」

【大会5日目】10000㍍
10000㍍は昨日とは一変して24.5℃の暑さとの戦いになった。唯一出場したのは、4年生の下村()。西出監督は「貧血が心配、暑くなるような天候なら不利に」と前日もらしていただけに、不安がよぎる。

スタートから1000㍍は3分15秒と遅い入り。しかし先頭が代わり徐々にペースが上がっていく。3000㍍から4000㍍にかけて2分59秒と一気に流れが変わると、集団が分裂。下村は、1位集団三人の後ろに数メートルあけて6位集団の後ろに付き様子を見る展開に。「早いペースになった時前が落ちてくると思っていた。今までの経験が生きた」ゆさぶりをかけるレースに落ち着いて対応し、じわじわと前の選手を捕らえていた。そしてラスト50㍍の苦しい場面でもう一人を抜き去り、5位フィニッシュ。「ハーフマラソンでは情けない試合をしてしまった。1点でも多くチームのために持って帰りたいと思った」と下村(今大会では各種目に応じて点数が付き、総合点で順位を決める)逆境をものともせず、全体を見てのレース展開は見事の一言に尽きた。

陸上部は関西の強豪の中で、唯一専属グラウンドを持たない。昨年のびわ湖駅伝の前には悪天候によりロードでの練習に変更する場面もあったという。それでも下村は「400㍍のトラックがあるだけでも恵まれていると思う。おかれた環境で結果を出したい。それに陸上部には(西出)監督もいる。不安は無い。監督に付いていけば大丈夫」と語った。そんな下村と監督は高校時代からの長い付き合いになる。監督との長い陸上生活も今年で最後を迎える。「監督からは競技面以外にもたくさんの大切なことを学んだ。今年こそは全国駅伝で活躍したい」掛ける思いは誰よりも強いはずだ。

チーム西出の結束力は強い。個人競技にも関わらず今大会でも「チームのために走った」と皆が口を揃えた。6月には全日本駅伝の予選会が控える。今年から関西からの出場枠が3つから4つに増やされることになり、今まで以上に期待が高まる。さあ、全国への道は開かれた。今年こそ龍大の襷を伊勢路へー。

2連覇を果たした西川選手

接戦を繰り広げる古和田選手

4年生の意地を見せた下村選手

(写真・記事/龍魂編集室  新谷佳菜)

 

ページの先頭へ

ページの先頭へ