陸上部

実力発揮できず、無念の8位入賞

第83回日本学生陸上競技対校選手権大会が、9月5日から6日にかけて埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場において行われた。3000㍍SCに出場した西川(済4)は、9分00秒56で8位入賞という結果におわった。(10000㍍Wに出場予定だった山本(営4)は体調不良により欠場。)

先頭集団を必死に追いかける西川

先頭集団を必死に追いかける西川

序盤から、後方集団に位置していた西川。大会の1週間前熱中症で倒れてしまい万全の体調ではなかった。本来なら中盤からペースを上げているのだが、この日はその力を発揮できずに苦戦する。「気持ちだけでも行こうと思った」西川だが、先頭に躍り出た津田(筑波大)のペースアップに対応できない。レースは動かぬまま、西川は順位を上げることなく8位でゴール。本来の持ち味を出し切れなかったが、それでも全国の舞台で入賞を果たした。

ハードルを飛び越える西川

ハードルを飛び越える西川

試合後「全国だとレベルが高く、あそこから巻き返すのは難しかった」と悔しさをにじませた。4回生になってからは満足な結果を残せていない西川。今後は、11月に行われる関西学生駅伝に出場予定だ。大学最後の年、これまでの集大成を晴らしてくれるだろう。

〈西川選手のコメント〉
期待してくれていた中でのレースで、4年生で最後のレースで優勝して終わりたかった。
今後は関西学生駅伝に出るつもり。去年までは個人選手権で優勝したりこの全日本インカレで2位だったりと、結果を残していたが、4年生になってからはそういった結果を満足に残せていない。駅伝と言うのを1つにおいて、もう1つは5000㍍で13分台を出せるようにしたい。駅伝でもいいので区間賞をとって監督に恩返しがしたい。5000㍍の記録会が10月の下旬に日体大で行われる。もっと強い人たちがたくさんいるので、9月10月の上旬で作り直して、皆さんに負けないようにしたい。後輩のみんなにも、もっと必死になって大きい舞台に出られるように頑張ってもらいたい。

(記事・写真 / 龍魂編集室 平松里彩)

総合7位で、無念の全日本大学駅伝予選敗退

6月8日、第46回全日本大学駅伝大会の関西予選が西京極陸上競技場にておこなわれた。今年度は出場枠がひとつ増えた5校となり、昨年6位の龍大に期待が集まったが、結果は7位で予選敗退に終わった。

全4組で10000㍍を競い、各大学の出場選手10名中上位8名の記録の合計タイムを競う予選会。誰もが油断できないレースの中、龍大は1~2組目から出遅れが生じる。2組目が終了した時点で総合8位。

3組目には期待の1年生大山(法1)が出場。「1年生でこんな大事なレースに出場させていただくことにプレッシャーはあった」と序盤は先頭集団より後方に身を置く。だが、5000㍍以降、先頭集団から落ちてきた選手を抜きながら、徐々に前へとレースを進めていく。最後は中盤の位置で独走状態となりながらも、ボーダーラインである31分台でゴールした。

1年生ながら龍大2番目の好タイムを出した大山選手

1年生ながら龍大2番目の好タイムを出した大山選手

続く最終4組目は、エース西川(済4)と内波(営3)が出場。スタートから、京都大学の選手がハイペースなレース展開を繰り広げる。西川は積極的に先頭集団に食らいつくも、上手く流れについていけない。一方、はじめから第2集団を走っていた内波は、一人旅を強いられながらも自分のペースで距離を踏んでいく。ラスト1000㍍では足の動きを切り替え、龍大トップタイムの31分35秒でゴール。その後を追うように、30秒近く遅れて西川も悔しいフィニッシュ。

必死に前を追う内波選手

必死に前を追う内波選手

「チームの甘えと自惚れが今日の結果」と西川は下を向いた。総合7位。陸上競技部長距離にとって、あこがれの舞台である三大駅伝のひとつ伊勢路。その切符を今年も掴むことはできなかった。しかし、駅伝は終わりではない。11月の関西学生対校駅伝大会では、今回負けた大学にひとつでも多く勝ち、来年こそは龍大の名を全国に知らしめてほしい。

【西川主将のコメント】
「エースとして先頭と勝負しなくてはならないのに、力が発揮できなかった。チームではしっかりと練習できていて、いけると思った。しかし、練習と試合とでは全く違っていた。今後は個人選手権大会に向けて応援してくれている人に恩返ししたい。悔しいのは今日だけにし、明日からはこの結果をバネにして練習に取り組んでいきたい」

【内波選手のコメント】
「ハイペースなレースについていけず、本来の力を出せなかった。調整不足であり、本番に合わせられなかったところが自分の弱いところ。今後は個人選手権で表彰台に乗り、チームとしては駅伝を頑張りたい」

【大山選手のコメント】
「目標としていた31分台前半に近づけられなかった。10000㍍は初めてで、どういうレースをしたらいいのか掴めていなかった。4年生と駅伝ができるのは少ないので、頑張って先輩と駅伝をしたかった。練習では積極的に前に出たりして、調子は上がってきていた。今後は、当分試合はないから走り込みをしていきたい」

(龍魂編集室 記事 西睦美/写真 平松里彩)

4年生としての意地を見せつけた優勝!

5月7日~10日にかけて、第91回関西学生陸上競技対校選手権大会が、ヤンマースタジアム長居(大阪)にて行われた。第3日目の3000㍍障害には西川(済4)が、最終日の10000㍍競歩には山本(営4)が出場し、共に優勝を果たした。

【第3日目 3000㍍SC】
三連覇がかかる今大会。意外にも西川は先頭から一歩下がった位置についていた。「一瞬焦った。だが、自分のペースで走っていけばなんとかなると思った」という言葉通り、2000㍍過ぎにはペースが落ちてきた選手を次々と拾い、ラスト1周で先頭へと躍り出た。誰もが西川の優勝を確信した瞬間だった。

前日には5000㍍にも出場しており、3位入賞を成し遂げた中での優勝。タイムも決して悪くない。だが、手放しで喜ぶことができなかった。それはチームの2部降格。「後輩たちに2部の経験をさせたくなかった」と肩を落とした。西川にとってもやるせない結果だった。

今後に向けて、チームとしては6月に全日本大学駅伝の予選会が迫っている。個人的には、昨年頂点を掴んだ個人選手権への連覇。「狙えるのなら、もう一度」。ライバルは昨年の自分。西川の走りは、落ち込んだチームに勢いをもたらしてくれるだろう。

水濠を飛び越えた西川選手

水濠を飛び越えた西川選手

<西川選手のコメント>
「2日前の5000㍍の疲労で、使い切ったところがあった。抜かされたときに、今日はダメかなと思ったが、自分のペースで走っていたら前が落ちていった。だから動揺はしなかった。今大会は、自分よりもチームのために走った。3障は意地でも優勝するつもりで臨んだ。個人的にはタイムも悪くないが、チームが2部に降格したことで、嬉しいけどやるせない気持ち。今後は予選会でこの悔しさをはらしたい」

表彰される西川選手

表彰される西川選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
西川 凌矢 (4) 龍谷大 8:57.09
乾 拓馬 (2) 関西学院大 8:58.73
池田 雄規 (3) 関西学院大 9:00.12
内波 郁弥 (3) 龍谷大 9:04.47
15 古和田 葵 (4) 龍谷大 9:36.47

 

【最終日 1000㍍W】
「自分の中で勝てるレースとは思わなかった」とレース後、冷静に振り返った山本。ラストイヤーとして懸ける思いはあった。優勝を考えたのはラスト一周。今大会2位の石田(びわスポ大)に、昨年7秒差で負けを喫していた。その経験が山本をより一層奮い立たせたのだろう。

スタートしてから、先頭は5人ほどの集団でレースは展開。5000㍍以降、びわスポ大、京大の選手らを筆頭に、集団の後方に位置づけていた山本。

レースが動いたのはラスト一周。「昨年、ラスト一周で(石田に)負けてしまったことが悔しかった。だから今年はラスト一周を意識した」と鐘が鳴ると同時に先頭に飛び出した。後続を寄せつけないスピードで、昨年より好タイムの41分52秒08でゴールした。

だが、この優勝は山本にとって通過点に過ぎない。今後も個人選手権、全日本インカレと全国で戦う大会は目前だ。目標は全国の舞台で表彰台に乗ること。「リベンジは果たせた」という視線は、もう前を見据えていた。

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

<山本選手のコメント>
「ラスト1周で優勝を考えた。(今大会は)今年一番懸ける思いがあった。応援に来ていた親に勇気を与えられたと思う。チームメイトの応援も全部聞こえていた。感謝の気持ちでいっぱい。龍大陸上部に貢献できた。今後は個人の大会があるから、表彰台を狙っていきたい」

表彰される山本選手

表彰される山本選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
山本 将希 (4) 龍谷大 41:52.08
石田 研摩 (4) びわスポ大 41:53.20
山西 利和 (1) 京都大 41:53.33
小脇 康平 (1) 龍谷大 44:06.77
共に健闘した4年生コンビ

共に健闘した4年生コンビ

(龍魂編集室 記事 西睦美/写真 平松里彩・提供:立命スポーツ)

リベンジ誓うも達成ならず5位

第80回京都学生駅伝競走大会が、京都洛北コース(6区間 計40.6Km)で行われ、龍大は昨年より1つ順位を下げた5位でゴールした。先週の丹後大学駅伝の後でリベンジを誓っていただけに悔しい結果となった。

冬本番の寒さが感じられる京都洛北にて、8時10分にスタートの号砲が鳴る。1区は昨年と同じ西川(済3)。昨年の経験をいかしながら先頭集団でレースを引っ張る。京産の選手が終始レースを動かすも落ち着いて対応する。ラスト2キロまで5人ほどの集団でレースは展開していたが、最後の上り坂で京産にスパートをかけられ離されてしまう。それでも意地の走りでトップと10秒差の2位で2区内波(営2)へタスキをつないだ。

先週の丹後駅伝で区間賞を獲得し、チームに弾みをつけた内波は「足の調子が万全ではなく不安が大きかった」と言葉にしていたが、足の痛みを感じさせない力走で2位争いを繰り広げる。2位立命館と1秒差の3位で3区へと繋ぎ、レースは動かぬまま4区のラストラン下村(国4)へとタスキは渡る。下村は最後の試合ということで、様々な思いを胸にタスキを肩にかけて立命館を追う。「内容は良くない。気持ちが高まりすぎた」と納得いく走りには届かず京大にかわされ4位へと後退したが、後輩とつなぐ最後のタスキに願いを込め足垣(政1)へ笑顔でタスキリレー。

丹後大学駅伝では1年生ながらも最長区間を任された足垣は序盤から積極的な走りで、京大と38秒差あった距離を18秒差に縮める。ここまで順調な仕上がりを見せていたが最終区で誤算が生じる。4位でタスキを受け取ったアンカー藤村(政2)は、複数の上り坂に苦しめられる。区間賞の走りで前をいく京大の背中はどんどん遠くなり、最後の上り坂では徐々に迫っていた同大にもかわされてしまう。そのままレースは動くことなく5位でゴールした。

西川から内波へタスキリレー

予期せぬ展開に「悔しい」と誰もが肩を落とした。駅伝は総合力で勝敗を決めることを痛感した大会となったが、4年生最後の駅伝でもありチームは今まで以上に結束していたに違いない。今後は新体制となりスタートをきる。今回果たせなかった4年生への「恩返し」を心のタスキに込め、龍大陸上部は走り出す。

<西出監督のコメント>
「丹後の流れで期待はしていた。前半は良い流れだったがアンカーでつまずいた。今日の試合は練習だと思って切り替えをしていく。今後は全日本を目指して距離を踏んでいきたい」

<西川主将のコメント>
「アンカーまでは力通りの走りをしてくれた。個人的には丹後の疲労もなく上手く合わせられた。今後は冬季の走り込みを中心に、自信だけでなく練習したというやる気の裏付けと実力をつけていきたい」

<内波選手のコメント>
「タイムは良かった。足の状態が不安だったが、試合になると気にならなかった。今年最後の試合で締めくくりとしてしっかり走ろうと思った」

<古和田選手のコメント>
「立命と並走し、中盤で前に出たが後半で抜かれてしまった。後半の粘りが足りなかった」

<下村選手のコメント>
「京大を意識しすぎて前半突っ込みすぎた。(丹後を終えてから)1週間の中で疲労はなく、丹後よりも気持ちは引き締まった。後輩が自分のために頑張ろうと言ってくれていたから、その思いに応えようと気持ちが入った。最後まで自分のためと言ってくれたことが幸せだった」

<足垣選手のコメント>
「前と大分あいていた。必死につめようという気持ちで走った。途中上り坂で京大の背中が見えて近づいている感じはあったが最後足がもつれた。下村さんのラストランということでタスキを貰えて嬉しかった」

<藤村選手のコメント>
「上り坂でダウンしてしまい、下りで切り替えようと思ったが力を使い切ってしまった。まだ距離慣れしていない部分もあり、丹後から上手く切り替えることができなかった」

下村から足垣へタスキリレー

(龍魂編集室 記事/写真 西睦美)

 

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