陸上部

故障者続出も、7位でシード権獲得!

第76回関西学生対校駅伝競走大会(丹後大学駅伝)が、11月22日に京丹後市にある浜公園から宮津市の宮津市役所前までの全8区間、81.4㎞のコースで行われた。龍大は7位という結果で、来年の同大会へのシード権を獲得した。

大会前から、主力選手3人の故障で8区間中6区間の入れ替えを行うなど、メンバー決めにも苦労した龍大。急遽1区を任された1年生の大山(法1)は、予定していたタイムより遅れてしまい15位で2区西川(済4)にタスキをつなぐ。「焦ってしまい最初にペースを上げすぎてしまった」と、うまくペース配分ができなかった西川は体力的に苦しいレースに。それでも4年間チームを引っ張ってきたその走りで通過順位を8位まで上げる。

多少順位を変動させながらも各自持てる力を出し切り、順調なタスキリレーをみせる龍大。だが第7中継所、まさかの19秒差でタスキを最終区走者の小和田(社4)につなげず繰り上げスタートとなってしまう。一斉に集団で走るのがあまり得意ではないという小和田。彼もこの大会4日前に急遽最終第8区に指名された。「最後の丹後駅伝でもあったので力を出し切ろうと思い頑張った」と、この4年間の想いも乗せ力走した小和田。最後は繰り上げスタートとなったものの、龍大陸上競技部で81.4kmの道のりを精一杯の走りでつなぎ、7位でゴールテープをきった。

大学生活最後の丹後駅伝でアンカーを任された小和田

大学生活最後の丹後駅伝でアンカーを任された小和田

「故障者が多く、目標を下げざるを得なかったこの状況が悲しくもあり、悔しくもあった」と、歯がゆさをみせた西川。龍大が毎年力を入れている駅伝で、本来のチームとしての実力を発揮することができなかった。「若いチームでまた1から仕切り直し」。そう前を見据える西出監督。部を背負ってきた西川も今年で引退となり、新体制での再スタートとなる。『上位校の一角を崩す』。まずは昨年までの丹後駅伝で掲げていたこの目標を復活させ、再起を誓う。

〈西川選手のコメント〉
「自分の仕事はやりきることができた。ただ、今のチーム状況は怪我人も多くあまりよくない。怪我の影響で出られなかったメンバーの分ももっと自分が実力以上の力を出さないとならなかった。自分の出せる可能な範囲の結果で終わってしまったのが残念。チームとしては12月に京都学生駅伝があるので、そこでは今年こそは区間賞をとって、流れを自分から作り1位でたすきをつなげたい」

〈小和田選手のコメント〉
「今年のチームとしてのコンディションが、故障者もいておそらくこの4年間の中で1番良くはなかった。やはり来年やその先は故障者を減らさないといけない。先生をはじめ、チームの1番の目標を駅伝に置いていたので、それにみんながついていききれなかったことがチームとしての弱さでもある。みんな1人1人がもっと、先生の為にもという気持ちを持って駅伝に向けてやっていけたら、と思う」

〈西出監督のコメント〉
「去年との大きな違いはやはり故障者が多かったこと。急遽1年生2人と4年生の小和田がアンカーを走ることになったり、なかなか作戦を練るということもできない危機的な状況だった。西川も4年生なので今年で抜け、ほとんどが1、2年生となる。人数も決して多くはないので若いチームでまた1から仕切り直し。今の子たちが成長し出せば、また面白い試合ができるようになるだろう」

(龍魂編集室 記事/写真 平松里彩)

実力発揮できず、無念の8位入賞

第83回日本学生陸上競技対校選手権大会が、9月5日から6日にかけて埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場において行われた。3000㍍SCに出場した西川(済4)は、9分00秒56で8位入賞という結果におわった。(10000㍍Wに出場予定だった山本(営4)は体調不良により欠場。)

先頭集団を必死に追いかける西川

先頭集団を必死に追いかける西川

序盤から、後方集団に位置していた西川。大会の1週間前熱中症で倒れてしまい万全の体調ではなかった。本来なら中盤からペースを上げているのだが、この日はその力を発揮できずに苦戦する。「気持ちだけでも行こうと思った」西川だが、先頭に躍り出た津田(筑波大)のペースアップに対応できない。レースは動かぬまま、西川は順位を上げることなく8位でゴール。本来の持ち味を出し切れなかったが、それでも全国の舞台で入賞を果たした。

ハードルを飛び越える西川

ハードルを飛び越える西川

試合後「全国だとレベルが高く、あそこから巻き返すのは難しかった」と悔しさをにじませた。4回生になってからは満足な結果を残せていない西川。今後は、11月に行われる関西学生駅伝に出場予定だ。大学最後の年、これまでの集大成を晴らしてくれるだろう。

〈西川選手のコメント〉
期待してくれていた中でのレースで、4年生で最後のレースで優勝して終わりたかった。
今後は関西学生駅伝に出るつもり。去年までは個人選手権で優勝したりこの全日本インカレで2位だったりと、結果を残していたが、4年生になってからはそういった結果を満足に残せていない。駅伝と言うのを1つにおいて、もう1つは5000㍍で13分台を出せるようにしたい。駅伝でもいいので区間賞をとって監督に恩返しがしたい。5000㍍の記録会が10月の下旬に日体大で行われる。もっと強い人たちがたくさんいるので、9月10月の上旬で作り直して、皆さんに負けないようにしたい。後輩のみんなにも、もっと必死になって大きい舞台に出られるように頑張ってもらいたい。

(記事・写真 / 龍魂編集室 平松里彩)

総合7位で、無念の全日本大学駅伝予選敗退

6月8日、第46回全日本大学駅伝大会の関西予選が西京極陸上競技場にておこなわれた。今年度は出場枠がひとつ増えた5校となり、昨年6位の龍大に期待が集まったが、結果は7位で予選敗退に終わった。

全4組で10000㍍を競い、各大学の出場選手10名中上位8名の記録の合計タイムを競う予選会。誰もが油断できないレースの中、龍大は1~2組目から出遅れが生じる。2組目が終了した時点で総合8位。

3組目には期待の1年生大山(法1)が出場。「1年生でこんな大事なレースに出場させていただくことにプレッシャーはあった」と序盤は先頭集団より後方に身を置く。だが、5000㍍以降、先頭集団から落ちてきた選手を抜きながら、徐々に前へとレースを進めていく。最後は中盤の位置で独走状態となりながらも、ボーダーラインである31分台でゴールした。

1年生ながら龍大2番目の好タイムを出した大山選手

1年生ながら龍大2番目の好タイムを出した大山選手

続く最終4組目は、エース西川(済4)と内波(営3)が出場。スタートから、京都大学の選手がハイペースなレース展開を繰り広げる。西川は積極的に先頭集団に食らいつくも、上手く流れについていけない。一方、はじめから第2集団を走っていた内波は、一人旅を強いられながらも自分のペースで距離を踏んでいく。ラスト1000㍍では足の動きを切り替え、龍大トップタイムの31分35秒でゴール。その後を追うように、30秒近く遅れて西川も悔しいフィニッシュ。

必死に前を追う内波選手

必死に前を追う内波選手

「チームの甘えと自惚れが今日の結果」と西川は下を向いた。総合7位。陸上競技部長距離にとって、あこがれの舞台である三大駅伝のひとつ伊勢路。その切符を今年も掴むことはできなかった。しかし、駅伝は終わりではない。11月の関西学生対校駅伝大会では、今回負けた大学にひとつでも多く勝ち、来年こそは龍大の名を全国に知らしめてほしい。

【西川主将のコメント】
「エースとして先頭と勝負しなくてはならないのに、力が発揮できなかった。チームではしっかりと練習できていて、いけると思った。しかし、練習と試合とでは全く違っていた。今後は個人選手権大会に向けて応援してくれている人に恩返ししたい。悔しいのは今日だけにし、明日からはこの結果をバネにして練習に取り組んでいきたい」

【内波選手のコメント】
「ハイペースなレースについていけず、本来の力を出せなかった。調整不足であり、本番に合わせられなかったところが自分の弱いところ。今後は個人選手権で表彰台に乗り、チームとしては駅伝を頑張りたい」

【大山選手のコメント】
「目標としていた31分台前半に近づけられなかった。10000㍍は初めてで、どういうレースをしたらいいのか掴めていなかった。4年生と駅伝ができるのは少ないので、頑張って先輩と駅伝をしたかった。練習では積極的に前に出たりして、調子は上がってきていた。今後は、当分試合はないから走り込みをしていきたい」

(龍魂編集室 記事 西睦美/写真 平松里彩)

4年生としての意地を見せつけた優勝!

5月7日~10日にかけて、第91回関西学生陸上競技対校選手権大会が、ヤンマースタジアム長居(大阪)にて行われた。第3日目の3000㍍障害には西川(済4)が、最終日の10000㍍競歩には山本(営4)が出場し、共に優勝を果たした。

【第3日目 3000㍍SC】
三連覇がかかる今大会。意外にも西川は先頭から一歩下がった位置についていた。「一瞬焦った。だが、自分のペースで走っていけばなんとかなると思った」という言葉通り、2000㍍過ぎにはペースが落ちてきた選手を次々と拾い、ラスト1周で先頭へと躍り出た。誰もが西川の優勝を確信した瞬間だった。

前日には5000㍍にも出場しており、3位入賞を成し遂げた中での優勝。タイムも決して悪くない。だが、手放しで喜ぶことができなかった。それはチームの2部降格。「後輩たちに2部の経験をさせたくなかった」と肩を落とした。西川にとってもやるせない結果だった。

今後に向けて、チームとしては6月に全日本大学駅伝の予選会が迫っている。個人的には、昨年頂点を掴んだ個人選手権への連覇。「狙えるのなら、もう一度」。ライバルは昨年の自分。西川の走りは、落ち込んだチームに勢いをもたらしてくれるだろう。

水濠を飛び越えた西川選手

水濠を飛び越えた西川選手

<西川選手のコメント>
「2日前の5000㍍の疲労で、使い切ったところがあった。抜かされたときに、今日はダメかなと思ったが、自分のペースで走っていたら前が落ちていった。だから動揺はしなかった。今大会は、自分よりもチームのために走った。3障は意地でも優勝するつもりで臨んだ。個人的にはタイムも悪くないが、チームが2部に降格したことで、嬉しいけどやるせない気持ち。今後は予選会でこの悔しさをはらしたい」

表彰される西川選手

表彰される西川選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
西川 凌矢 (4) 龍谷大 8:57.09
乾 拓馬 (2) 関西学院大 8:58.73
池田 雄規 (3) 関西学院大 9:00.12
内波 郁弥 (3) 龍谷大 9:04.47
15 古和田 葵 (4) 龍谷大 9:36.47

 

【最終日 1000㍍W】
「自分の中で勝てるレースとは思わなかった」とレース後、冷静に振り返った山本。ラストイヤーとして懸ける思いはあった。優勝を考えたのはラスト一周。今大会2位の石田(びわスポ大)に、昨年7秒差で負けを喫していた。その経験が山本をより一層奮い立たせたのだろう。

スタートしてから、先頭は5人ほどの集団でレースは展開。5000㍍以降、びわスポ大、京大の選手らを筆頭に、集団の後方に位置づけていた山本。

レースが動いたのはラスト一周。「昨年、ラスト一周で(石田に)負けてしまったことが悔しかった。だから今年はラスト一周を意識した」と鐘が鳴ると同時に先頭に飛び出した。後続を寄せつけないスピードで、昨年より好タイムの41分52秒08でゴールした。

だが、この優勝は山本にとって通過点に過ぎない。今後も個人選手権、全日本インカレと全国で戦う大会は目前だ。目標は全国の舞台で表彰台に乗ること。「リベンジは果たせた」という視線は、もう前を見据えていた。

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

頂点に立ち、喜びをあらわにする山本選手

<山本選手のコメント>
「ラスト1周で優勝を考えた。(今大会は)今年一番懸ける思いがあった。応援に来ていた親に勇気を与えられたと思う。チームメイトの応援も全部聞こえていた。感謝の気持ちでいっぱい。龍大陸上部に貢献できた。今後は個人の大会があるから、表彰台を狙っていきたい」

表彰される山本選手

表彰される山本選手

【結果】

順位 氏名 所属 記録
山本 将希 (4) 龍谷大 41:52.08
石田 研摩 (4) びわスポ大 41:53.20
山西 利和 (1) 京都大 41:53.33
小脇 康平 (1) 龍谷大 44:06.77
共に健闘した4年生コンビ

共に健闘した4年生コンビ

(龍魂編集室 記事 西睦美/写真 平松里彩・提供:立命スポーツ)

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