5月13日、平成30年度関西学生卓球春季リーグ最終戦が近畿大学記念会館にて行われた。
龍大3-4近大
1.松村(政2) 2-3 海津
2.王(済4) 3-2 澤田
3.上野(済4) 3-1 田熊
4.上野・篠原(政4) 0-3 澤田・高橋
5.粟屋(政4) 3-1 中原
6.篠原 1-3 高橋
7.角野(済2)0-3 徳持
リーグ勝ち越しへの壁は高かった。近大との最終戦は7番にまでもつれ込む大接戦。1番手の松村が競り負けるも、2番手の王が近大のエース・澤田から白星を飾った。3番手の上野も勝利を収めたが、4番ダブルスが敗れ、流れが近大へと移った。5番手粟屋の勝ち星も虚しく、セットカウント3-4で4敗目を喫した。これにより最終成績は3勝4敗で、昨春より1つ順位を上げ5位となった。
「相手に流れが行ってしまった」ダブルスの上野・篠原ペア。序盤から龍大の攻撃は封じ込まれた。積極的に仕掛け、打ち合いに発展する。しかし相手に力で押し込まれてしまう。コースを変え多彩な攻撃に転じるも勝利の女神にそっぽを向かれた。強烈な回転がかけられた返球に苦戦し、0-3のストレートで敗北。
【写真】巧みな技術が光るも敗戦した上野・篠原ペア
同じく3勝3敗であった近大を打ち取りたいところであったが勝負の世界はそんなに甘くはなかった。下級生にとって、この春季リーグで経験した緊張感、悔しさは胸に残るものだっただろう。この経験をバネに4回生の悲願であるリーグ入賞へ選手たちは前を向いていた。
【写真】この春から新体制を率いている上野主将
〈上野主将のコメント〉
「最後だから勝ちたい気持ちがあったのでみんな調整してきたが、4番手のダブルスが取れなかったのはダメ。そこから流れが相手に行ってしまった。試合前に監督と話していた、前半で2本取ることはできたが、ダブルスが取れなかったので下級生に負担をかけてしまった。それは反省すべき点。この春季リーグで初めて出る子とかは経験を積んだかなと思う。ダブルスももう少し強化しなければいけない。私が4回生ということもあるが、最後のリーグ(秋季リーグ)ではリーグ3位以内に入りたい」
(龍魂編集室 記事/写真 松本侑香)
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