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【サッカー部】あと一歩届かず…昇格の行方は入れ替え戦に持ち越しへ

11月17日、関西学生サッカーリーグ2部Bブロック、後期最終節が京都学園大学グラウンドで行われた。
勝ち点45で2位の龍大と、勝ち点46で首位の同志社の優勝と昇格をかけた直接対決。
互いに熱のこもったプレーが展開された試合は1―2で同志社に軍配があがった。
この結果、同志社の優勝と1部への自動昇格が決まり、龍大は2部のAブロック2位と順位決定戦を行い、その後、1部との入れ替え戦に臨むことが決まった。

球際での強さを見せた河野

この試合、最初のチャンスは龍大に訪れる。
柴田(政2)から宮崎(政2)を経由し川上(社2)が放ったファーストシュートは相手GKに正面でキャッチされる。
そのまま勢いに乗りたい龍大だったが、先制点は同志社に生まれた。
前半30分。CKからヘディングで合わされ一度は耐えるも、左サイドから再び上げられた浮き球のパスを合わせられ、ゴールエリアでの混戦から詰められて失点。
その後も、長いパスを使いDFを揺さぶる同志社のサイド攻撃に手を焼くも、前回の対戦と比べると受けに回る時間が減り、攻める回数は増えた。
龍大はボランチのパス交換から右SBの佐々木(済2)の攻めあがりを使った攻撃をしかける。
また、トップ下の位置から宮崎が右に流れシュートチャンスを演出する。
しかしスコアは動かず0―1のまま前半を終える。

後半の立ち上がりは同志社が猛攻を仕掛ける。
後半12分には右サイドからのクロスボールをPA内でフリーであわせられてしまうがGK村山(文2)の好守で事なきを得る。
後半16分にも大きなサイドチェンジからボレーシュートを放たれるもこれはゴール左にそれる。
龍大の逆襲は後半22分。大政と柴田の両ボランチが相手を挟みカウンターを防ぎ、縦パスを受けた川上がGKと1対1のチャンスを迎える。
一度目のシュートは相手GKにはじかれてしまうがこぼれ球を冷静にゴールネットに流し込み同点に持ち込んだ。
このゴールを皮切りに龍大は攻守にわたって勢いづく。
守備ではCBの森川(文4)が空中戦で競り勝ち、ボランチに入った柴田は果敢なボール奪取で相手の攻撃を未然に防ぐ。
攻撃では河野(済4)のボールキープからチャンスを作りだし、川上は無回転FKで同志社GKのファンブルを誘う。
だが、前がかりになった龍大の陣形を同志社は見逃さなかった。後半38分。龍大に生まれたスペースをカウンターで突かれてしまう。同志社は龍大の空いた右サイドにボールを出すと、そこからピッチのおよそ半分を独走し、ゴール右隅に流し込んだ。

勝ち点3が絶対条件の龍大にとってそれはあまりにも重すぎる失点だった。

それでも気持ちを切らす事なく戦い続ける龍大イレブン。
だが、同志社も負けられない思いは同じ。
気迫のこもったプレーを見せる両チーム。
――そして無情にも試合終了の笛。

この試合に懸けていた思いは相当なものがあったはずだ。
だが、ここで気持ちを途切れさせてはいけない。
1部昇格への道はまだ残されている。
順位決定戦と入れ替え戦。残されたこの2試合に今まで取り組んできた練習の全てを発揮してほしい。
そして、その先にある12年ぶりの1部昇格へ。
残り2試合。今年最後の、そして最大の戦いが始まる。

同点弾を決めた川上

※関西学生サッカーリーグは前期・後期を通しての勝ち点で順位を決定する。2部にはAブロック、Bブロックがあり、それぞれのブロック1位の2チームが無条件で1部に昇格、2位の2チームが順位決定戦を行い勝者が一部の10位と、敗者が9位のチームとそれぞれ入れ替え戦を行う。

【主将・河野選手のコメント】
「相手が強いことは分かっていた。自分たちが劣勢に立たされることも頭に入れながら自分たちが出来ることを考えて戦かえていた。自分たちのよさも要所、要所で出た。結果負けはしたが、1年かけてやってきた、自分たちのやりたいサッカーはできた。相手との距離感を意識して、しっかりプレスに行けるように取り組んできた。そのためプレスをかけ続けることは出来た。皆の良さを出すことを前提にやりたいことだけではなく、守備のセオリーなどの基礎も作ってきた。レギュラーに2年生や1年生も多い。自覚をもってやってくれている。試合経験を積むことでしっかりしてきた。練習中も自信のあるプレーが増えてきた。4年生は後輩の為にも1部に上げることを目標としている。今日ここで(昇格を)決めたかったが、しっかり気持ちを切り替えて、一から新しく作り上げていく気持ちでやっていく」

【柴田選手のコメント】
「前半は僕たちのペースで入れた。だが、相手は上手いので徐々に相手のペースになった。セットプレーの1点が痛かった。(龍大の)右サイドで勝てると思っていたので、そこで勝負しようとした。まだ1部に上がる可能性はある。あと2試合調整していきたい」

【望月コーチのコメント】
「今日は勝たないと自動昇格がないという状況だったので、とにかく勝つということを意識して1週間準備してきた。先制点に関しては事故みたいなところもあった。1点取られることは想定していた。同点に追いついてからは(龍大が)押していたので、そこであと1点というところで前のめりになったところをカウンターで2点目を決められた。相手が上手かった。今回はチームとしても上手くなってきていた。(前回の試合と比べ)自分たちから仕掛けていけた。相手を圧倒出来たところもある。ただ、結果が付いてこなかった。1年間昇格を目指してやってきた。まずは順位決定戦に勝ち、いい条件で試合をできるようにする。そして入れ替え戦も勝つだけ。いい準備をしていく」

(記事 龍魂編集室 庄司友康 / 写真 林絵理加)

 

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