9月22日、立命館いばらきキャンパスに於いて2019年度関西大学バレーボール連盟男子1部秋季リーグ、立命館戦が行われた。春季リーグで優勝を果たし連覇がかかる龍大は立命館の攻撃を止めることはできず。セットカウント1-3で敗れた。この結果、3勝2敗で上位リーグへと駒を進めた。
●龍大1-3立命館○
第1セット 20-25
第2セット 25-22
第3セット 21-25
第4セット 21-25
春季リーグでもセットカウント3-2と立命館相手に苦しんだ龍大であったが、今試合でも第1セットから立命館の攻撃に苦しめられる展開となった。序盤山田(済3)の緩急のあるスパイクや鈴木(政4)のサービスエースで得点を重ね、11-7でリードする。しかし逆にサービスエースを2本許すなど相手のサービスに苦戦。また、追い上げをみせる立命館に対して焦りが出たかミスが目立ち、15-15と同点に。その後も相手の高いジャンプから繰り出されるスパイクを止めきることができない。相手に3連続ポイントを3回許すなど流れを変えることはできず第1セットを失う。
第2セットでは相手の攻撃に負けずと山田や鈴木がスパイクで点数を重ね、序盤からお互い譲らない展開が繰り広げられる。すると1年生の駒井(社1)がスパイクやブロックを含め、6ポイントを奪う活躍をみせるなど龍大の攻撃力が出始め、先にリードを広げる。途中4連続ポイントを失うも相手のミスに助けられ第2セットを25-22で奪い返した。第1セットとは変わりアタッカー陣を上手く使い分けて攻めのバレーをみせつけた龍大は第1セットの悪い流れを断ち切った。
【第2セットで活躍をみせた駒井】
続く第3セットも第2セットの勢いのまま、長岡(社2)のスパイクやサービスエース、守備では白川(理2)のブロックなどで得点を重ね14-11でリード。しかし相手のスパイクやサービスエースなどで第1セット同様逆転を許してしまう。龍大も相手のスパイクに食らいつくが威力のあるスパイクは龍大のブロックをはじき返されてしまう。龍大はそのまま逆転することはできず。第3セットを21-25で落とす。
後がなくなった龍大は相手の攻撃をどうにか止めようと白川や山田が意地をみせる。相手のスパイクを読み連続でブロックを決めた。その後も6つのブロックを決めるなど龍大の守備の堅さをみせるも、相手の攻撃は止まることはなかった。相手のスパイクに終始苦しめられ第4セットを失いゲームカウント1-3で敗退となった。龍大は立命館に春季リーグのリベンジを許してしまった。
【点を取り喜ぶ選手たち】
今試合はどのセットも先にリードする展開であったために悔しい試合となった。春季リーグ王者というプレッシャーもあったかもしれない。前半戦の悔しさをばねに上位リーグでは春季リーグでみせた全勝優勝を目指して頑張ってほしい。
<前田主将(営4)のコメント>
「今日の試合はメンバーが欠けていたが、良い展開もあった。上位リーグではレシーブとブロックをしっかり完成度を高めていきたい。身長が低い分、サーブを丁寧に入れていかないと攻撃が通らないとわかった。ブロックやレシーブでも一つ一つのプレーを大切にしていきたい。最終的には優勝を目指して頑張りたい」
(龍魂編集室 記事/写真 綾井唯)
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