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【ボクシング部】奮闘するもリーグ4位。田中、谷口が階級賞受賞!

6月22日、関西大学千里山キャンパス凱風館において関西学生ボクシングリーグ戦最終戦対同志社が行われた。4戦1勝2敗1引き分けで迎えたこの試合。勝てばチームとしては3位に、ライトフライ級の谷口(文3)、バンダム級の田中(営4)は勝利をすれば階級賞獲得となる重要な試合。谷口、田中の2人は苦戦するも勝利をつかみ、中谷(済4)も4年生の意地を見せ、3勝を挙げた。チームとしては9戦3勝6敗と負けを喫し、総合成績は昨年同様4位。谷口、田中はリーグ戦全勝で階級賞を獲得した。

3戦目の大商大戦、宿敵京口に勝利し勢いに乗る谷口。あと1試合勝つと階級賞に手が届く。だが、その最終戦、苦戦を強いられる。1ラウンド目から足を使ったプレースタイルで相手に詰め寄る。だが谷口が攻めると同時に相手もボディや顔面にパンチを入れ互角の試合展開をみせる。最終ラウンド谷口が粘りを見せ2―1で勝利した。その後のフライ級は同志社が勝利し、運命のバンダム級を迎える。様々な思いを胸に田中がリングに上がった。田中の登場に会場は一段と熱気が増し、視線が彼に集まる。「今回最後の試合、主将として、今まで全勝。このプレッシーがすごかった」。いつもは、冷静に相手を判断し落ち着いたプレースタイルで相手を攻めているが、今回は違う。相手のパンチをもろに顔面に受けてしまい、終始どちらが勝つか分からない展開。最終ラウンド、田中の持ち味である強いパンチをボディや顔面に入れ最後までポイントを稼ぐ。試合終了のゴングが鳴りレフェリーに注目が集まる。高々と田中の腕を上げ勝利を告げた瞬間にほっとした表情が見られた。深々と会場に一礼し、リングから降りる田中の目からは涙が流れていた。

ボディに力強いパンチを入れる田中

ボディに力強いパンチを入れる田中

その後、中々勝利に結びつかず残り2戦を残し2勝5敗。ウェルター級の中谷にまわる。今回のリーグ戦、阪大戦でしか勝利をつかめていない中谷。1ラウンド目から果敢に攻め相手に攻める隙を与えない。「元から勝てる気しかなかった」と強気の姿勢をみせる中谷。その言葉通り、最後まで気を抜かずに大学最後の試合を有終の美で締めた。結果的には9戦3勝6敗と4位となったが、谷口、田中は階級賞を獲得した。

嬉しさを体で表現する中谷

嬉しさを体で表現する中谷

「本当に嬉しかった。でもこれで終わり。少し寂しいです」と試合後語る田中。この試合で主将の田中、ライトウェルター級の金、ウェルター級の中谷は引退となる。今まで、プレーでそして態度でチームを引っ張ってきた田中。成し遂げることができなかった関西制覇という目標を、共に二人三脚で歩んできた谷口に託す。上級生は谷口だけになるが、下級生にも鄭(営1)や(済1)など伸びしろのある選手がいる新チーム。個人だけではなく、全員の笑顔を見ることのできる日が来ることを期待したい。

今回で引退となる4年生

今回で引退となる4年生

【田中主将のコメント】
「大学生最後の試合、思いきり楽しもうと思っていたが、その分気合いが入り過ぎた。相手はすごくやりにくかった。高校3位の実力者で強かった。パンチも効いて焦った。でも最後に勝つのは俺だと信じていました。勝てて嬉しかったしホッとした。でもその反面これで終わりという寂しさもありました。後輩は技術的に劣っていないが自分に弱すぎる。試合が互角になった時に攻めきれない。他のところはラストが強い。皆からしたら嫌な奴だったと思う。ほぼ1人で引っ張っていくのと一緒だったのでしんどかった。4年間あっという間だった。後輩たちには気持ちをもっと強く持って厳しくいってほしい。谷口にはお疲れ様。谷口が勝たないと意味がない。毎日の積み重ねで頑張れと伝えたい」

【金のコメント】
「一番自分らしさが出せた試合だった。4年間短く感じました。試合に出るのが当たり前になっていたところもあったと思います。主将は1人で頑張ってくれていた。サポートできなくて申し訳なかった。全面的にサポートしてあげればよかったです。後輩たちはまだまだ伸びると思うので頑張ってほしい。もっといい成績を残せると思う」

【中谷選手のコメント】
「今日の試合は引退試合だったので勝てて良かった。元から勝てる気しかしなかった。今日友達が応援しに来てくれていてそれが力になった。一樹(田中)とは高校の時から一緒で7年間お疲れ様でしたと伝えたい」

【谷口選手のコメント】
「今日の試合は動きが悪くて全然自分のやりたいことができなかった。ダメな試合でした。これを反省して全国大会で結果を残したいと思う。強くなれたのも主将のおかげ。教えてもらったことを生かして頑張りたい。一番お世話になっている人がいなくなるので不安だが乗りきりたい。マネージャーが入ってくれたのでチームとしてはまだマシ。自分でやれることはしっかりして、やる時はやる。勝っても負けても気にしない、自分の役割をしっかりする行動するチームにしていきたい。階級賞も取れて嬉しい。全国大会では優勝を目指したい」

(記事/写真 龍魂編集室 林 蘭子)

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