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【サッカー部】目指すは1部、運命の一戦!

1部への切符は残り一枚。12年ぶりの1部昇格を目指す龍大は、12月7日J-GREEN堺のメインフィールドにて行われた関西学生サッカーリーグ1部入れ替え戦に臨んだ。相手は今季1部9位の京産大。京産大は1部でやってきた相手だけに、一つ一つのパス回しやドリブル突破など細部の詰めは劣ってしまう龍大。それでも負けられない理由は同じ。お互い1部「昇格」・「残留」がかかった、今シーズン最後にして最大の山場となる試合が幕を開ける。

試合に臨む龍大イレブン

出だしは上場だった。「体を張ってしっかりディフェンスから入り、攻撃につなげる」と田川(法4)が語るように、前線から厳しい守備をし、攻撃の機会を作り出そうとする龍大。前の試合で退場となり出場できない河野(済4)に代わって今試合チームキャプテンを努める森川(文4)を中心に、1部のチームにも負けず劣らず気持ちで攻めていく。序盤、荒木(社3)や大政(済2)がシュートを打つも相手選手に当たりゴールとはならない。前半29分には龍大のコーナーキックのチャンスに、SBの山本(国2)がこぼれ球に合わせシュートするも、GK正面で止められてしまう。

前半31分、決定的場面が訪れる。右サイドを駆け上がる佐々木(済2)がパスを受け、ゴール前にボールを上げる。そこに走り込んできた荒木がヘディングで合わせボールはGKの頭上を越しネットに吸い込まれる。会場は一瞬沸いたが、まさかのオフサイドの判定となり得点には至らない。するとその5分後、相手のコーナーキックの場面。ゴール前での混戦で、何度もクリアしようとするがしきれず最後に決めきられてしまう。いい流れの中での失点となってしまった龍大だったが気持ちは切れることなく前半を戦い抜き、0―1で折り返す。

サイド攻撃の起点となる佐々木

後半に入ってからも、龍大はレベルが上の京産大相手に引けを取ることなく攻防を続け、両者競り合いを見せる。それでも何度もあったコーナーキックやフリーキックの場面では決めきることができず、相手GKに止められチャンスを生かせない。そして後半28分にはまたしても点を許してしまう。望月コーチが「相手は力がある分、2失点目をしてしまったのがしんどかった」と言うように、失点後少しずつ相手に攻め込まれる時間が長くなってくる。

それでも龍大イレブンは気持ちを切らさず走り続ける。

後半途中から交代で出場した選手たちも奮闘する。後半24分に田川(法4)と代わり、後を任されたMF宮崎(政2)が放ったシュートは惜しくもバーの上を超えてしまうが、まだ得点の機会を諦めている様子はない。

しかし後半38分、だめ押しの3点目を奪われる。

相手のコーナーキックからのピンチにGK村山(文2)が2度シュートを止めるファインセーブを見せるも、最後はJ2に入団が決まっている京産のエース安藤に試合を決定づける3失点目を許してしまう。

ここで終了のホイッスルがピッチ上に鳴り響き、龍大今シーズンの戦いは幕を閉じた。

今回の負けで龍大の残留が決まり、来シーズンも2部で戦うこととなった。それでも例年ならば2部の中位だった龍大が、入れ替え戦にまでもつれ込んだ今シーズンは、躍進の年だったとも言える。今シーズン、チームを引っ張ってきた4回生はこの試合で引退となり、また新しいチームが始動する。「今日のこの悔しさを忘れずにまたここに戻ってきてくれることを信じています」という河野の言葉を胸に、来シーズンこそは悲願の1部昇格を願っている。

〈望月コーチのコメント〉
技術面というよりも気持ちの勝負になってくるということは分かっていた。前半に関しては悪くはなかった。後半に入ってからもそんなに悪くはなくいけていたが、相手は力がある分2失点目をしてしまったのがしんどかった。やはりチャンスが圧倒的に少なく、相手はその分チャンスをきっちり作り決めてきてそこが1部との差かなと感じた。今シーズンは4回生を筆頭にそれぞれの学年が大人になってきて、前期後期通し自分たちでしっかり自覚を持って戦えた。今回、入れ替えまで来られたので来シーズンは自動昇格できるように、きっと後輩たちがやってくれると思う。

〈森川選手のコメント〉
前半は手ごたえがあったが、後半はやはりちょっと力の差が出てしまった。この4年間を振り返ってみると今年が1番よかったが、後輩たちに1部昇格っていうものをあげられなくて悔しい。2回生はしっかりしている人が多くて僕らは苦労することなくやってこられた。来年は僕らが成し遂げられなかった1部昇格というものを成し遂げてほしい。

〈田川選手のコメント〉
体を張ってしっかりディフェンスから入って攻撃につなげるという、自分たちのやりたいことが明確にできていたが、しっかり決める時に決めるとか、後ろがいくら頑張っても点を決めないと勝てないのでそういう部分ができなかったことがよくなかった。大学に入ってからは今までのサッカー生活の中で一番選手同士の関係も密で、プライベートにしろサッカーにしろ、一緒に過ごす時間が長かった。学生主体になってちょうど4年目の年。毎年その良さが出てきていると思うので、先輩たちのいい部分は盗んで、悪い部分は真似しないようにして僕たちの代のよかったところを引き継いで来年1位で1部に昇格できることを祈っている。

(記事 龍魂編集室 平松里彩 /写真 庄司友康 林絵理加)

 

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