ラグビー部

格下相手に快勝!開幕戦白星スタート。

9月21日、関大ラグビーグラウンドにおいて、関西大学Bリーグ第1節帝塚山大学戦が行われた。「レベルが上の相手にも接点で負けない」ということをモットーに、リーグ開幕まで体作りに重点を置いていた龍大ラグビー部。今年Bリーグに上がった帝塚山大学相手に、序盤からトライを積み重ね76―12というスコアで圧勝した。

試合開始直後、敵陣に攻め込むとモールでラインまで近づき船橋(済4)が飛び出しそのまま先制トライを決める。その後、攻め込む相手を止められずにトライを決められる場面もあったが、終始龍大が攻めの姿勢を貫き前半を31―5で折り返す。

後半も、チームの中心的存在の船橋、監督からの信頼も厚い向(政4)を中心にトライを果敢に狙い、点差を広げる。1年生の南出(文1)も勝利に貢献し、76―12というスコアで初戦を終えた。

チームの中心的存在の船橋

チームの中心的存在の船橋

「接点で負けないチームに」と昨年の最終戦から何度も口にしている大内監督。昨年よりオープン戦の始まりも遅くし、体作りに重点を置いた。その成果もあり、格上の相手にも互角に勝負できるような兆しも16泊17日で行われた夏合宿に表れていた。そして、監督と浜村コーチが口をそろえて「4年生がしっかりまとまっている」と語った。その言葉通り、向はプレーと態度両方でチームを引っ張り、信頼関係を築きあげてきた。「今年こそAリーグに」。まずは11月2日の関大戦まで、全勝を目指す。

プレーでも態度でもチームを引っ張る向

プレーでも態度でもチームを引っ張る向

大内監督のコメント

「春の時点では目標にしていた接点で勝つという部分では全然ダメだったが、形になってきた。今年の夏合宿は16泊17日でラグビー漬け。チームが一つになり同じ方向に向かうきっかけになったと思う。今日の総括としては菅平の合宿から間が空いて内容的には見直すところもあるが一呼吸おけた。残りの試合前向きに取り組んでいきたい。11月2日に行われる関大戦にピークを持っていきたいので一戦一戦試しながら意識統一したい。向は3年間で一番いいキャプテン。4年生がしっかりまとまっている。向はリーダーシップを発揮してくれていると思います」

<向主将のコメント>
「やっとシーズンが来たということで、楽しみと不安があった。自分達がしたいことに対して手応えはあった。やっぱり少しミスがあり苦しい展開になった。相手は前に出てくるチームなので、最初10分で自分たちの戦い方をみせたら相手は出てくることができないと思っていたので、フォワードから出てモールでトライを決めることができたので入り方として最高によかった。余裕がなく、フィジカルでは勝っているがそれに頼って戦っていた。絶対に笑顔で終われるようにしたい。そのためには絶対に勝つということしか考えていないです。自分たちの団結力について特に何かしているということは何にもないが、4年生自体の仲が非常に良い。離れていても一緒にいるよう気持ちでやっている。試合中に、ベンチ外の4年生の応援が伝わるので、縦のつながりも大事だが横のつながりも大切にしていきたい。チームで戦っている気持ちを大事にしていきたい」

<船橋選手のコメント>
「前半自分たちのラグビーができていなかった。後半、切り替えて自分たちのテンポでやれた。菅平の練習では関東のチームとしか試合をしていなかった。関東のチームは接点が強かった。個人的には接点の部分でリーグ戦を勝っていきたいと思っている。もうひとつセットプレーの安定。去年は安定できていなかったので、今年こそは圧倒してBリーグを制したいと思っています。4年生で最後なのでチームを引っ張って、体を張って、Aリーグに上がりたいと思っています。今日の一戦は良いスタートダッシュを切れたと思うので一戦一戦大事にして圧倒して龍大の優勝を目標にしたい」

<南出のコメント>
「初の公式戦だったので技術どうこうよりも精神的に盛り上げていこうと思っていました。チームが下がっているときにチームを高めることのできるようにと思って声をかけた。船橋さんは僕にとってあこがれの先輩。船橋さんのようにボールを持って走れるプレーヤーになりたいと思います。向さんについていって入れ替え戦勝ってAリーグで試合ができるように頑張りたい」

(記事 龍魂編集室 林蘭子 写真 向川佳佑)

オープン戦開幕!格上相手に奮闘するも、勝利につながらず

5月31日、近畿大学グラウンドにおいて、対近大戦が行われた。新チームに変わり、初めての練習試合となった龍大。相手は、昨年Aリーグ8位という結果だったが、体格も大きく、パワフルなプレーが魅力の近大。格上の相手に対し、序盤から果敢に攻めスクラムで押し切り、先制トライを決め、リードを奪った龍大。しかし後半、相手の力を見せつけられ点差をつけられると、21-36という結果で試合を終えた。

試合開始直後から、トライを狙い攻める龍大。パスをつなぎ、相手の隙を見つけ確実に相手陣地に攻め込む。前半8分、ゴールラインまであと少しのところで、スクラムから船橋が抜けだし、先制トライ。フルバックでの出場となった近藤(済3)のコンバージョンキックも成功し、幸先のいいスタートを切る。その後、前半18分、26分と相手トライを許すと、7―14と逆転される。しかし、北野(国2)のパスを野村(法3)が受け取ると、そのまま独走トライを決め、同点に追いつく。前半終了間際に、トライを決められ、前半を14―19で折り返す。「前半は互角。後半はバテが出てきた」と今回は、反則を取られ途中退場となったが、チームの中心選手でもある船橋(済4)が語るように、前半のようなキレがチームに見られない。後半1分、相手に独走トライを許す。相手のパスミスから、敵陣に攻め込む場面も見られたが、トライにはつながらない。その後、攻撃を止めきれず14―36と点差を広げられる。このままでは終われない龍大は、後半38分、ゴールラインまであと少しの所で、期待の新人の東(あずま)(営1)にパスが回るとそのまま相手に止められることもなく中央にトライを決める。コンバージョンキックも成功し、21―36。試合終了まであきらめない姿勢を見せトライを狙ったが、試合終了の合図が鳴り、開幕戦を21―36というスコアで黒星スタートとなった。

独走トライを決めた野村

独走トライを決めた野村

「もう一度ゆっくり身体作りをしたいと思います」。最終戦、そう語っていた大内監督。体作りを徹底するために、今年は例年より、オープン戦のスタートが遅く、体作り中心の練習をしていたと言う。今年のテーマは「接点(相手との当たり)で勝つこと」。Aリーグのチームに勝つには、今以上に体格を大きくしなければいけない。「選手には自分の良いところ、悪いところを自覚して考えてやっていって欲しい」と語る大内監督。昨年の秋と比べると、一回りも体格がよくなった選手もいる。最終目標は悲願のAリーグ昇格。その為に一戦一戦、成長していく彼らの姿から目が離せない。

 

監督からの期待も大きい東

監督からの期待も大きい東

<大内監督のコメント>
「昨秋リーグの最終戦が終わってから、もう一度ゆっくり体作りをしようと考えていたので今回はオープン戦の始まりを多くしました。今日の試合はまだまだ。走れていなかった。勝とうという意識、やろうという気持ちは見られた。前半だけを見ていれば勝てたかもしれない。確実性がなくコミュニケーションとれてないのも課題です。一年生にも東のような有望な子も入ってきてくれたので期待です。次の試合はしんどい時に課題にされていたことをできるように自分の良い所、悪い所を自覚して考えてやっていってほしいです」

<向主将のコメント>
「毎年近大と練習試合をしていつもは強いなとしか思わなかったが、今年はいけるんじゃないかと思った。やっていたものが生かせれたので自信になっていました。前半のゲーム運びは良かったです。自分たちのしたいことを出来ていました。ただ後半は走り込みが疎かになっていたこともあり駄目だったが気にしていません、体力さえつけたら勝てると感じました。自分たちで目標作っているのでそれに近づけるように、リーグ戦を目標に負けた中でも反省し、次にいかせるようにしたいです」

<船橋選手のコメント>
「テーマにもある接点で勝つことに関しては良いところ、悪いところもある。強いところを見てマネしていけたら良いと思う。前半は互角だったがバテが出てきてしまった。これから結果も大事なので、Aリーグに上がるために頑張っていきたい」

<東選手のコメント>
「全然ダメでした。トライを決めることができたのもたまたま。貢献できて良かったです。チームの良い存在になっていければいいと思います」

(龍魂編集室 記事 林蘭子 写真 向川 佳佑)

前半リードするも、勝利掴めず。

12月1日、摂南大学ラグビーグラウンドにおいて、関西学生ラグビーBリーグ最終節対大産大戦がおこなわれた。ほぼ順位は確定しているが、1位の大産大に一矢報いたい龍大。先制トライを決め、幸先のいいスタートを切るものの、後半細かなミスから相手に逆転を許してしまい、あと一歩届かず25―33で最終節を終えた。

先制トライ後、笑顔を見せる選手陣

試合開始直後、即座に相手の陣地に攻め込む。ゴール前でスクラムからゲームキャプテンである向(政3)が押し切って先制トライを決める。前半8分には相手にトライを決められ5―5の同点に。その後、中々トライには繋がらないが果敢に攻め続け、前半22分、25分とトライを決める。コンバーションキックを一度外しはするも、17―5とリードし前半を折り返す。このリードを保ち勝利をつかみたい龍大だが、後半5分、味方のミスから一気に攻められトライを決められる。後半8分にはペナルティゴールを成功させるが、トライを積み重ねることが出来ずにスコアは20―33。後半34分に向がラックから持出し意地のトライを決めるが、無情にも試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

終盤粘りを見せトライを狙う選手たち

2年連続の4位。大内監督の大学の先輩である浜村コーチが就任しオール龍大として入れ替え戦出場を目指していたが、結果は納得のいかないものとなった。「悔しい。実力、チーム力があっただけに辛い」。摂南大戦前に怪我で出場が不可能となった大久保主将に代わりゲームキャプテンを務めた向が今シーズンを振り返った。心身ともに成長し、今年こそはと意気込んで臨んだリーグ戦。努力が結果につながらない状況をどう変えるのか――。厳しい状態ではあるが、きっとAリーグ昇格を成し遂げてくれる。「今回のことをバネに来年こそ熱い龍大ラグビーを見せて欲しい」。チームを引っ張り続けた主将の想いを胸に彼らは進化し続ける。

〈大内監督のコメント〉
「最終戦、ほぼ順位決まっている中で自分たちのしてきたことを全て出し切ってほしかった。前半はフォワードが頑張ってくれて力を出し切れていただけに後半が悔やまれる。今シーズンやってきたことは間違いない。接点の激しさを学んだのでトレーニングをして体作りをしていきたい。来シーズン勝つためにはそれはが必要だと思うので。体制は変わらないがAリーグに上がるために頑張っていきたい。」

〈大久保主将のコメント〉
「下級生に向けて何か残せたと思う。今の3年生は入れ替え戦を経験しているのでみんなでしっかりAリーグに向けて頑張っていって欲しい。自分自身怪我が多かったが最後の1年は充実していたと思う。同級生の皆にはありがとうと一言伝えたい」

〈向のコメント〉
「前半は思った通りの展開だった。後半いつも自分たちが弱いところが出てしまい修正することが出来なかった。勝つことしか考えていなかったので悔しい。ゲームキャプテンとして気の緩んだ時が怖かったので絶対に気を緩めないように、隙を与えないように心掛けた。先輩たちには来年のグラウンドでの自分たちの姿を見て欲しい。来年こそAリーグに。最後は全員が笑顔で終われるようにしたい」

この試合で引退となった4年生

(記事/写真 龍魂編集室 林 蘭子)

 

大差で勝利するが、課題が残る結果に

11月24日 甲南大学グラウンドで関西学生ラグビーBリーグ第7節大経大戦がおこなわれた。80―5で試合に勝利したものの、選手の顔に笑顔はなかった。

試合前選手に言葉を掛ける大内監督

前半2分に敵陣ゴール前でスクラムからパスをつなぎディフェンスを振り切って樋口(済3)が幸先良くトライ。そして、今回初めてのポジションでの出場である石川(済4)がきっちりとコンバージョンキックを決めた。そこから勢いづいて、立て続けに得点を重ねて21―0とリードする。その後も相手の反撃を許さずにトライを重ねて、前半を49―0で折り返す。

しかし、後半5分には、ミスから相手にトライを決められる。そんな状況の中でも、後半10分にパスをつなぎ樋口がトライを決める。その後もコンスタントに得点をあげるが、ミスが目立ち悪い雰囲気を抜け出すことが出来ない。
しかし、「後半ラスト10分はよかった」と大内監督が振り返るように後半32分に敵陣ゴール前から木村(文4)が持ち出し78点目となるトライを決めた。キックも成功させ最終的に80―5で勝利した。

「正直、今日は元気もなくいいところはなかった」。試合後、大内監督が厳しいコメントを口にした。点差は75点。圧勝にも見えるが選手たちの表情は晴れない。前戦の悔しさから一週間。課題にあげていたコンタクトの激しさで圧倒することは意識出来ていたが、小さなミスが目立った。次戦の相手は強豪摂南大に勝利し、暫定1位の大産大。その結果により龍大の入れ替え戦出場は厳しいものとなった。しかし、リーグが終わった訳ではない。「全勝の大産大に土をつけたい。全員で勝ちにいく」と大内監督。去年のリベンジも含めて勝利を掴みとってほしい。

コンバーションキックを決める石川

<大内監督のコメント>
「今日の試合は次戦の大産大にむけての課題を試したが、内容があまりよくなかった。大産大に勝てば入れ替え戦にいけるチャンスがあるので、全勝している相手に土をつける勢いで勝ちにいきたい」

<石川選手のコメント>
「ひさしぶりの公式戦とはじめてやるポジションですこし緊張したが試合に入ると緊張はなくなった。キックは角度が悪い位置で決めることができたが、角度が良い位置では精度が欠けていたので制度をあげていきたい」

<向(政3)選手のコメント>
「チームとしては最初から出すのは苦手だったが、だんだんよくなりはじめていた。点数は取れるが個人としてはよくなくあまり納得していない。すべてにおいて圧倒しようと、試合前に意識していていた。意識ができているところもあったが常に継続していきたい」

(記事 龍魂編集室 向川 佳佑 写真 林 蘭子)

 

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