ラグビー部

攻守に圧倒!!勝負の11月に挑め。

10月28日、関西学生ラグビーBリーグ第6節が関西大学中央グランドにて行われた。

前節でディフェンスに課題を残した「青龍」ラグビー。「練習中雰囲気が悪くそれが試合に出てしまった」とキャプテンNO8松本(法4)が前節終了時に語るように、今試合ではディフェンスの修正が試合のカギを握る。

今節の相手である大阪工業大は前節で今シーズン他を寄せ付けない強さを誇る関西大学から15点奪ったアタックを誇るチームだ。ディフェンスの修正を試みる「青龍」にとっては打ってつけの相手だと言える。秋雨が降り敷ける中、12時キックオフで静かに始まった。

前半の立ち上がりから明らかに前節までの「青龍」とは違っていた。

「このチームはスロースターターで前半の入り方に課題がある」と大内監督が今シーズンから言い続けてきた以前の「青龍」とは違う。立ち上がりから果敢に前に出ていき、監督が選手たちに言い続けてきた「激しさ」あるプレーで選手たちは躍動する。

悪天候の試合ではボールパスが生命線である。

水を吸収しやすい人工芝に楕円球がバウンドすると、表面が滑りやすくキャッチング一つでノックオンといった小さなミスが目立つ。「激しさ」ある龍大に大工大は焦りからかミスを連発する。焦りはオフサイドを生み出し、龍大はこれをFWの速攻で相手のディフェンスラインを下げる。SH中田(法3)のショートパスにPR石井(政2)が突破し先制点を挙げると、ゴール後のプレスキックをFB石川(済3)が確実に決め幸先良いスタートを切る。

BK陣が好調だ。WTB谷口(文4)や本来SOで今試合ではFBで出場している石川が戦列に復帰した事で多彩な攻撃を仕掛けていく龍大。CTB大久保(法3)のトライや連日活躍しているルーキーのSO近藤(済1)のトライで着実に得点を重ねていく。課題だったディフェンスも前に出る「激しさ」溢れるプレーで相手チームのアタックを防いでいき、前半を45対0で折り返す。

前半の秋雨が嘘のように晴れ渡った後半戦。攻守に龍大が大工大を圧倒した。

前半2トライの大久保にWTB倉田(文3)も2トライで応戦すれば、FW陣も呼応しトライを重ねていく龍大に対し、大工大はディフェンスするのがやっと。ディフェンスも最後まで守りきりここでゲームセット。攻守に圧倒した龍大が83対0で大工大に圧勝し、開幕から無傷の6連勝を達成した。

今シーズンで一番のゲーム展開だった「青龍」ラグビー。「0点に抑えたことと何より激しさあふれるプレーが多くみられた」と大内監督もご満悦だった。6戦全勝で10月を終え、1週間空いてから、「勝負の11月」が始まる。無敵の強さを誇る関大・外国人を軸にアタックを仕掛ける花園大・去年の入れ替え戦にて京産大と互角に戦った大産大と、気の抜けられない戦いが続くわけだが、「Aリーグ昇格」を目指す以上勝利が求められる。期待したい。

次戦は2週間後の11月11日、対花園大戦が南大日グランドにて14時キックオフです。

【大内監督のコメント】
「(今試合を振り返ってみて)今までで一番の試合だった。特に(相手を)0点に抑えたこと・・何より“激しさ”のあるプレーを選手たちが意識していたので良かったです。ディフェンスも今までだとキック時の場面に課題があったが今回は修正出来ていた。(次戦に向けて)花園大は外国人を軸とするので今試合よりももっと選手たちには“激しさ”が求められます。(リーグ戦まで)2週間空くんで遠征を組んで社会人チームを相手に“激しさ”を培いたいと思います」

【松本キャプテンのコメント】
「(今日の試合を振り返って)この試合の雰囲気は先週よりも良かった。FW・BK間の連携が取れていて、全員で声を出してプレーできたことが0点に抑えられたし、成長したと思う。(次戦に向けて)気持ちを切らさずに入れ替え戦に向けて勝つことだけを考えていきたい

【今試合のMVP・大久保選手のコメント】
「(今日の試合を振り返って)今日の試合はいつもよりミスが少なくオフェンスの雰囲気が良かった。(次戦に向けて)自分がしっかりしてチームに貢献し、相手を圧倒したい。絶対に勝ちます」

大内監督(左)が見つめる中、プレスキックを決めるFB石川

敵のディフェンスをかわし、前進するCTB大久保

(記事 龍魂編集室 寺前彦汰/写真 同 隠岐智夏)

課題残るも、若手が躍動

9月21日関西学生ラグビーBリーグ第4戦が南大日山グランドにて行われ、龍大は甲南大学と対戦。結果は60対33で龍大が勝利し、開幕4連勝を飾った。

リーグ3戦を終え、無傷の3連勝と好調の波に乗る「青龍」ラグビー部。だが下位チーム相手に2ケタ失点を喫するなど、ディフェンス面に不安を抱えた今試合となった。対戦相手の甲南大は龍大が苦手としているチーム。苦手意識を払拭したかったが、試合内容は龍大が抱えていた課題が浮き彫りとなってしまった。

立ち上がりの主導権を握ったのは甲南大だった。SH・SOを軸にBK陣の縦への走り込み・スピードあふれるプレーを止めきれない龍大。

タックルというのは、強いコンタクトと膝から下を狙うくらいの低い位置から入ることによって相手を倒すことが出来る。だが龍大のタックルは先に腕で相手を掴んでしまい、どうしてもコンタクトが弱くなってしまう。これだと相手は倒れず、次の選手へとボールが渡ってしまう。

激しさの無い龍大のコンタクトでは、ディフェンスが苦しくなる。

相手のBK陣に独走を許す展開が目立ち、先制点そして追加点も献上してしまう。この悪い流れを断ち切ったのがFL向(政2)だった。5対14で迎えた前半16分。「狙っていた。だがまさか上手くいくとはおもなかった」と向は敵陣ラックサイドを好判断で飛び出し独走トライを決め、チームを勢いづける。

流れは龍大に傾きつつあった。

17対19と2点ビハインドの前半28分。SO近藤(済1)のキックは敵陣のゴール前を襲い、そのボールを取った相手のWTBに猛ラッシュを仕掛けマイボールにする。そのチャンスを確実に仕留めると、前半35分には近藤の独走トライも飛び出し、前半を36対19で折り返す。

前半、積極的なプレーが目立つFL向の勢いは後半に入っても衰えなかった。

後半9分相手のオフサイドに速攻で仕掛けトライを挙げ、試合の主導権は完全に龍大のペース。

同学年であるFL向の活躍にWTB堀内(文2)が燃えた。故障で戦列を離れたFB中村(文4)の代わりにレギュラー入りした男は後半12分・25分とBK陣のパスを確実にキャッチし独走トライを決め、中村のいないBK陣を盛り立てる。この時点で龍大の圧勝だと誰しものがそう思った。

だが、試合は最後まで気を抜けないものである。

勝利を確信した「青龍」の選手たちの心境にスキがあったのかもしれない。後半のラスト10分で相手にトライを許してしまうシーンが目立ち、徐々に点差をつめられてしまいここでゲームセット。

今シーズン現在において最多失点を喫し、課題が残る試合となった。「FBの中村が抜けるだけでこんなにやられるとは思ってもいなかった」と山下ヘッドコーチ。トライゲッターの中村の故障により、「Aリーグ昇格」を掲げるチームは今正念場を迎えた。だが、PR石井(政2)・LO樋口(済2)・FL向・SH鈴木(文2)・SO近藤・WTB堀内といった若い力が今試合において躍動し、チーム全体の底上げに成功した印象を受けた。試合での課題を練習で克服し、「全員ラグビー」を合言葉に勝負の11月に臨んでもらいたい。

次戦は1週間後、対大阪工業大学戦が関西大学Gにて午後12時K.Oです。

【大内監督のコメント】
「(本日の試合を振り返って)見ての通りここ数試合の課題ですけど、スロースターターで前半苦戦して後半突き放していく・・・今日の試合ではがむしゃらさが一人一人に欠けていた。それを笛が鳴ってから出して欲しかったのが反省点です。(若手起用について)FB中村が怪我をしたことによって、他の選手にもチャンスを与えることが出来た。その中でも堀内がウイングらしい役割を果たせていたと思います。(次戦に向けて)来週試合があるので、そこに今日までの課題を修正して失点を減らしていきたい」

【松本キャプテンのコメント】
「(今日の試合を振り返って)今日の試合は納得のいかない試合だった。甲南大には苦手意識があった。だが日頃の力を出せていたら圧倒出来ていたと思う。(次戦に向けて)次の試合は残りの重要な3試合を勝つために、練習の雰囲気を抑止調整していきたい」

本日大活躍。積極的プレーでトライを挙げるFL向

【今試合のMVP・向選手のコメント】
「(今日のご自身の活躍について)前半16分の突破は、自分でも狙っていたがまさか上手く行くとは思わなかった。FWから盛り上げていきたかったんで、トライが取れて良かったです。(次戦に向けて)今まで苦戦を強いられているので、自分からもですけど皆でトライを取っていきたい」

期待の若手。CTB高尾からのパスを受け、敵陣を走るPR石井

(記事 龍魂編集室 寺前彦汰/写真 林蘭子)

Aリーグ復帰に向けて、新シーズン開幕!

9月23日関西学生ラグビーBリーグが南大日山グランドにて行われた。昨年の入れ替え戦から約1年。「Aリーグ昇格」をチーム目標に大内監督の下、猛練習を積んできた新生「青龍」ラグビー部。開幕戦の相手となる大阪教育大学は龍大より1週間早く始まった開幕戦にて「Bリーグ3強」の一角である大阪産業大学に敗れはしたものの、大産大から19点奪ったアタック力は本物。試合会場に心地よい秋風が吹く中、突如現れたダークホースと昨年度Bリーグ王者の試合が14時キックオフで始まった。

3カ月と長きに渡り繰り広げられるリーグ戦。龍大ラグビー部の開幕はチーム1のトライゲッターであるFB中村(文3)のトライで幕が開いた。前半5分、BK陣のパスから中村が右隅にトライを決め先制する。追加点が欲しい龍大は幾度となりアタックするも、オフサイドなどの反則が多く攻めあぐねてしまう苦しい展開に。トライを取りきれない龍大フィフティーンに一際存在感を放ったのが中村だった。前半18・24分と立て続けにトライを決め、チームを鼓舞していく。それに呼応したのがFWだった。前半32分に敵陣からSH中田のショートパスからFL向(政2)が相手のFWサイドを破りトライを決め、流れが龍大に傾いたかのように見えた。だが、前半終了間際にFWのパス回しを相手のWTBにインターセプト許してしまい、トライを献上してしまう。前半を20対5でリードし後半へ。

大産大から19点奪った大教大のアタックが龍大ディフェンスに牙を剥いた。体幹の良いSO・WTBを中心に攻める大教大に対し、防戦一方の龍大。一時は5点差に詰め寄られ、龍大は窮地に立たされた。「前半はオフサイドも多く、BKに頼ってしまった。だから自分たちFWから前へ出ていこう」とキャプテンであるNO8松本(法4)の言葉でFW陣が奮起する。後半15分、マイボールの敵陣ラインアウトからモールを崩されるも、そこからピックゴーを展開しトライを決め大教大を突き放す。このトライが自分たち本来のラグビーを取り戻すきっかけとなった。FW・BKと多彩なアタックを仕掛け、着実に得点を重ねていく龍大。後半終了間際には途中出場のSO近藤(済1)の公式戦初トライが飛び出し、終わって見れば60対15で龍大の圧勝。見事開幕戦勝利を収めた。

「チーム全体の雰囲気が非常に良い」と大内監督は自身が監督に就任してからのチームの成長に手ごたえを感じていた。去年宝が池に「Aリーグ昇格」という忘れ物を取りに行く為の今シーズン。大内監督率いる新生「青龍」ラグビー部の戦いは今始まったばかりだ。

リーグ第2戦は1週間後、大阪経済大学戦が大阪経済大学グラウンドにて14時キックオフです。

【大内監督のコメント】
「(今日の試合を振り返って)夏合宿が終わり、しばらく試合が無く試合感覚が鈍ってしまった。私としては笛が鳴ってから相手が怖がるくらいに激しいプレーを期待していて、その期待には応えてくれなかったが結果的に大教大戦に大差で勝利し、1戦1戦勝って反省できるのがいいことだと思います。(対戦相手の大教大のイメージについて)大産大から19点取ったことから得点力があることは予想していた。選手たちには0点に抑えようと言ったが結果的に15点取られてしまった。(正SO石川選手の欠場で1回生の藤谷や近藤を起用した点に関して)藤谷はチーム1のキック力の持ち主。近藤はランニングスキルがあり、バックスを前に持っていく力がある。2人の成長を促しながらSO石川が戦列に復帰したときに3人が切磋琢磨していければ良いと思います。(次戦に向けて)チームとしての課題は選手自身が知っているはずなので、1戦1戦課題を修正していきながらステップアップしていきたいです」

【キャプテン松本選手のコメント】
「(本日の試合を振り返って)自分たちのミスで試合の流れが悪くなったので、そこを修正していけばもっといい試合になったと思います。(一時的に5点差に詰め寄られたときの心境について)反則が多く、自分たちを苦しめてしまった。だが焦りはしなかったです。(本日の収穫点として)気持ちが切れなかったこととトライの取れるFBが前に出れたこと(次戦に向けて)100対0で圧勝する、ただそれだけです」

【今試合のMVP・中村選手のコメント】
「(自分の活躍を振り返って)周りの選手が良かったので、それをトライ出来て良かったです。(オープン戦期間中に怪我で離脱し、今試合での不安は)仲間についていくだけと思っていたので、心配なかったです。(次戦に向けて)今回の試合では失点もあり、得点も取れなかった。次戦は無失点ともっと点差を広げて圧勝したいです」

本日大活躍のFB中村

敵陣を突破していくCTB大久保

(記事 龍魂編集室 寺前彦汰/写真 近藤豊裕)

;

新生ラグビー部、Aリーグ昇格を目指す戦いが始まる。

Aリーグ昇格を目指す関西大学ラグビーリーグ戦。9月23日、いよいよ龍谷大学が初戦を迎える。大内新監督を迎え、松本キャプテンのもと夏の苦しい練習を重ねてきた。やることはすべてやった。あとは勝利を信じ仲間を信じてすべてを出し切ること。Go! Team RYUKOKU!!!!

龍谷大学ラグビー部の試合日程
(関西大学ラグビーフットボール協会)

20120920-165719.jpg

リーグ戦を前に、本願寺に参拝した龍谷大学ラグビー部員

ページの先頭へ

ページの先頭へ