9月16日、摂南大学寝屋川キャンパスグラウンドにおいて、関西大学ラグビーBリーグ第1節対大経大が行われた。試合は終始龍大が圧倒し、計17本のトライを奪い95―7と大勝を収め、2018秋季リーグの船出を白星で飾った。
「今年こそ」と意気込むBリーグの開幕。藤谷監督は昨年に続き「圧倒的な強さでBリーグを優勝し、Aリーグへと昇格する」と言葉にした。龍大はオープン戦を含め、今シーズン初めてのベストメンバーで試合に臨んだ。
大経大のキックオフで迎えた前半3分、敵陣22m付近のラックから松木(営4)が右へ展開し、小川(済3)とのパス交換から抜け出した瀧本(済3)がトライし龍大が先制する。その後も、龍大が理想としていたボールを早く動かす攻撃が機能し相手守備陣を翻弄、順調にトライを重ね大経大を突き放す。DF面においても、積極的に前へ出る守備で相手を封じ込め、自陣でのプレーをほぼ許さなかった。完全にゲームを支配した龍大は前半を48―0と無失点で折り返す。
【トライを決める岡田】
後半も変わらず龍大のペースでゲームが進む。後半4分、10分、16分と岡田(文4)が立て続けに3本のトライを決め65―0とする。試合終盤に差し掛かったところで細かなミスから相手にゲインを許しトライを決められるも、反撃もその一本に抑える。最後まで攻撃の手を緩めなかった龍大が95―7で勝利し、Bリーグ全勝優勝へまず勝ち星を一つ重ねた。
言葉通り龍大が圧倒した一戦であった。試合後の藤谷監督の表情から手ごたえ十分であることが見て取れた。リザーブの選手も全員出場し、それぞれが良いプレーをしていた。すべてはAリーグを見据えてである。龍大ラグビー部の悲願達成のための戦いが始まった。
〈藤谷監督のコメント〉
「(今日の試合は)100点に近い出来だった。今年は感情に支配されずに試合しようと言っていて、それができていた。次の試合に向けてミスをなくし、さらに精度をあげていきたい。」
〈室屋コーチのコメント〉
「今日リザーブの選手も含めて全員が良いプレーをしていた。レベルが高い相手との試合では一つのミスが命取りになるので、常にそういった相手を意識してミスをなくしていけるようにしたい」
〈岡田選手のコメント〉
「春からBリーグを圧倒的に優勝してAリーグに昇格するということを目標にしていたので、初戦から勝利して良いリズムに持っていけるように意識していた。この勢いで次の試合も圧倒できるようにしたい」
(龍魂編集室 記事/伊瀬健太 写真/加藤虎太郎)
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