ラグビー部

大内イズム日々浸透中!

6月15日、ラグビー部オープン戦が皇子山陸上競技場にて行われた。

浜村ヘッド就任後、「オール龍谷」で活気づく青龍ラグビー。相手の近畿大学はAリーグに所属しており、昨年の対戦では0対44と大敗を喫している。全てにおいて格上の相手に対して、同じ轍を踏まないと強い意気込みで挑んだ。

 

一年前とは違う光景がそこにはあった。

大内監督が就任して2年目の今シーズン。「激しさあるプレーを」大内イズムが選手たちに浸透しつつある試合展開となった。

 

悪天候の中、前半がキックオフ。

序盤はノックオンやオフサイドといった反則で試合の主導権を掴めずにいたが、間一髪で防いでいく。

試合が動いたのは前半19分。敵陣ゴール前で龍大はラインアウトのチャンスを得る。サインはモール。スローワ―である木村(文4)の投じたスローインをジャンパーである樋口(済3)がキャッチし、着地した瞬間モールを押していく。お互いに譲らず、押しあぐねる。

 

ラインアウトを決める龍大FW陣

密集地帯に少し空いたスペースを突いた。最後尾にいたジョーディン(国1)が飛び込み、均衡は破られた。コンバージョンキックは外すも、5点を先制。流れは龍大へと傾く。

近大も必死だ。突破力のあるバックス陣の縦への切り込みや、セットプレーへのプレッシャーで龍大を苦しめる。だが龍大も「激しさ」あるプレーで対抗。強いタックルやコンタクトプレーで相手に得点を与えない。

だが前半終了間際にトライを許してしまう。コンバージョンキックも成功し、5対7と逆転されてしまう。前半を終え、2点のビハインドを背負った龍大。まだ逆転できる。

 

相手にプレッシャーをかける大久保

後半開始直後の事だった。近大が鮮やかなプレーで追加点を奪い5対12、その差を7点と広げる。龍大が逆転するには攻め続けるしかなかった。悪天候だとボールは滑り易く、バックスのサインプレーでの攻撃が難しくなる。短いパスを繋ぎ、テンポ良くアタックを仕掛けながら、外に展開して抜き去るのを虎視眈々と狙い続けた。

後半26分、その時が来たのである。敵陣22ライン付近まで攻め込む。SH中田(法4)の選択は相手フォワードサイドへのピックゴー。幾度となく押し込むが、そう簡単には崩れない。それでも辛抱強く攻め続ける。

 

ピックゴーで相手FWにヒットするジョーディン

ゴールライン間近まで近付き、最後は向(政3)がトライを決め反撃ムードが漂う。

だが龍大の反撃もここまでだった。最後は近大に時間を使われてしまい、無情にもここでノーサイドの笛が鳴った。

10対12。2点差で敗れはしたものの、持てる力を全て出し切った選手たちに悔いはなかった。

近大相手に0対44で大敗を喫してから約1年。チームは日々成長を遂げている。大内監督、今季から就任した浜村ヘッドらコーチ陣、選手、そして「青龍」を愛し続けるファンがみな感じているのである。

今季の関西学生Bリーグは摂南大が降格し、大産大・花園大と外国人選手を軸に攻撃を仕掛けてくるチームが多い。龍大が全勝で入れ替え戦進出、そしてAリーグ昇格という目標を達成するには、外国人選手とコンタクトプレーで渡り合わなければならない。

「激しさあるプレーを」大内監督が日々口にするその言葉の真価が問われるシーズンとなる。

【大内監督のコメント】
「(今日の試合を振り返って)ディフェンスで、今日は激しさあるプレーが見られた。一人でなく組織で前に出るディフェンスが出来つつある。(大内イズム浸透について)間違いなく学生たちも変わってくれていて、各自が目標や課題を持って取り組んでいる。徐々に良くなっている。(今後の抱負について)龍谷大学の今を作っていく。コーチ陣と信頼して共に一生懸命に取り組みながら、次の試合ではディフェンス面で誰が入っても確実に出来るようにやっていきたい」

【浜村ヘッドコーチのコメント】
「(本日の試合を振り返って)練習で取り組んでいることが試合に出てよかった。(チーム状況について)皆前向きに練習している。コーチ陣が頑張れば上昇すると思う。(目標について)Aリーグ昇格と部員皆が戦う集団にしていきたい。(今後の抱負について)あと3試合あるので、自分たちが良い雰囲気で夏合宿を迎えたいと思います」

【大久保キャプテン(法4)のコメント】
「(本日の試合を振り返って)勝てた試合だった。バックスでのミスが多く、得点が取れなかった。(激しさあるプレーについて)今までで良いディフェンスなので、僅差の試合展開となった。手応えがあります。(次に向けて)一戦一戦に集中して勝ちたいです」

(記事 龍魂編集室 寺前 彦汰/写真 井上 奏子)
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