柔道部

【柔道部女子】全日本学生個人 準優勝1名、3位3名!!

9月29・30日、日本武道館において全日本学生柔道体重別選手権大会が行われた。今大会、龍大からは女子78㎏超級児島(文4)。78㎏級禮堂(法4)。70㎏級冨田(国3)、小林(法3)、角谷(営2)。63㎏級米澤(文4)、村井(法3)、小柳(営2)。57㎏級黒木(営3)、出村(文2)、渡辺(文1)。52㎏級武田(営2)、中内(法2)、亀川(国3)。48㎏級田中(法4)、有野(文3)の計16名が関西の予選を勝ち抜き出場した。

[1日目]

63㎏に出場した米澤夏帆は、第2シードで登場。初戦(2回戦)を合わせ技の一本勝ちで幸先の良いスタートを切る。3回戦は東京大会覇者の渡邉(帝京大)。最初の山場を迎える。序盤は相手の強引な前進に対応が遅れるも、中盤に抱分で技ありを奪いリードするとその後は相手にペースを作らせずここを勝ち抜く。準々決勝は見事な背負い投げを決め逆転の一本勝ち。迎えた準決勝の相手は初戦で小柳を破り勢いに乗って勝ち上がってきた幸田(帝京科学大)。試合は序盤から組まずに変則で技を掛けてくる相手に指導を奪われる。しかし、米澤も相手の変則柔道に徐々に対応し始め、小内刈りで投げにかかると相手も必死に抵抗、そこを強引に押し込み最後は背中をつかすも判定はノーポイント。ここから相手の疲れが顕著に見え始め、ペースは一気に米澤に傾く。だが、ここで場外にいるジュリーが試合に介入し始め、何度も試合を中断させる。なぜと思われたが、この間に相手も息を吹き返すと最後は米澤が焦って掛けた技が掛け逃げとなり指導3で試合終了。後半は米澤の流れだっただけに、ジュリーの介入により流れを止められたことにはやり切れなさが残る。日本一を目指しやっていただけに、昨年と同じ3位に後悔が残る最後の学生個人戦となった。

63米澤夏帆【63㎏級3位 米澤(右端)】

<米澤夏帆選手のコメント>
「今回が学生として最後の全日本学生体重別大会という事もあり、4年間目指し続けてきた全国制覇という目標を達成できなかった事がすごく悔しくて心残りです。しかし、まだ体重別団体と講道館杯があるのでしっかりと気持ちを切り替えて次に向けて頑張りたいと思います」

[2日目]

52㎏級に出場した武田亮子は、第1シードで全日本の畳に上がると、準決勝までの2試合を投げ技によるポイントで勝利し、テンポの良い柔道で危なげなく勝ち進む。準決勝で東京大会覇者の萩(国士舘大)を迎える。勢いに乗る相手に対し、ここもしっかりと相手の技に対応していく。そして中盤に袖釣込腰で技ありを奪い勝ちきり、決勝の舞台へ進む。

武田の反対ブロックで中内柚里が出場。初戦、2回戦と粘り強く勝ち上がると、準々決勝では全日本強化選手で前年の覇者である古瀬(帝京大)を迎える。最初の山場となった試合、序盤は相手の得意な寝技に苦しむもしっかりと対応。後半になるに中内が攻勢を強め、最後は延長戦で相手に指導3つ目が入り、反則勝ちでここを勝ち抜ける。そして、迎えた準決勝は全日本強化選手で昨年のユニバーシアード覇者である立川(福岡大)。ここで最大の山場を迎えるが、先に決勝進出を決めている武田が待つ場所に何としても辿り着きたい中内。試合は序盤から相手にペースを作られ指導を奪われていく苦しい展開。中内も徐々に対応し始めペースを作り始める。だが、相手も譲らず技を繰り出してくる。一進一退の攻防が続き、延長戦4分が過ぎた時、相手の袖釣込腰に尻餅を付くと技ありが宣告されここで試合終了。全日本ジュニア大会に続く龍大同士の決勝戦は叶わず、中内は3位に終わる。

52㎏級の決勝は武田と立川(福岡大)。武田は立川に本年4月の全日本選抜大会で勝利しており、いやがおうにも期待が高まる中、決勝が始まる。しかし、試合は序盤から相手が先に先に攻めに打って出る。どこか気持ちに隙が生まれたか、相手の技を受けてしまう展開が続く。延長戦に入り追い込まれると武田も強引に攻めに転じ始める。そして迎えた延長戦2分、武田が相手の技を返し相手が大きく崩れると、そこを強引に押し込みにかかる。しかし、相手も紙一重で残すとそこを逆に返され技ありポイントで試合終了。決勝は気持ちに色気が少し出たか、全日本ジュニア大会に続く2大会連続での日本一にはあと一歩が届かない悔しい結果に終わった。

48㎏級に出場した有野涼。初戦から九州大会覇者と対戦。試合開始から前に出てペースを作ると、最後は見事な背負い投げを決め一本勝ちで初戦を突破する。2回戦も合わせ技の一本勝ち。続く、準々決勝も前年3位の稲毛(埼玉大)に対し、テンポ良く攻め込み、背負い投げによる技ありで勝利する。ここまで、技と動きが切れており、調子の良さがうかがえる勝ち上がりで、日本一への期待も高まる。そうした中、準決勝は前年の準優勝者である小倉(環太平洋大)。また有野にとっては昨年の大会で惜敗している相手だけにリベンジも果たしたいところ。試合は、調子の良さ通り、序盤からテンポ良く攻め込み指導を奪い一気に行くかと思われたが、ここから相手の柔道に動きが止まり始めるとミスも犯し、有野に反則の指導が累積されていく。最後は延長戦1分過ぎに3つ目の指導が入り、反則負けで試合終了。調子の良さがうかがえただけに、一昨年と同じ3位に終わり、悔しさが残る結果となった。

全員がやれると挑んだ今大会。
初日からどこか噛み合わない試合も多く、勝負の難しさと厳しさを再認識させられた。
複数の上位入賞者は出たが、今回の結果には満足していない彼女達。
今大会の敗因を活かし、次の体重別団体ではチーム一丸となり必ず日本一を達成してくれるだろう。ここからの彼女達の逆襲に期待したい。

52武田亮子・中内柚里【52㎏級準優勝 武田(左から2番目)、3位 中内(右端)】

<武田亮子選手のコメント>
「今年は優勝を目指していたのですが、準優勝という悔しい思いをしました。まだまだ自分の甘さ、課題がいっぱいある試合でした。また試合が続くので、この負けを生かして、次は優勝できるようにしたいと思います」

<中内柚里選手のコメント>
「全日本ジュニアに引き続き入賞できたのは良かったですが、優勝を目指していたので悔しいです。シニアで戦っていくにはまだまだ力不足だと痛感したので、今回の反省を生かして練習していきたいです。次の個人戦となる講道館杯では、表彰台に立ち、シニアの強化選手になることを目標に初戦から全力で戦いたいです」

48有野涼【48㎏級3位 有野(右端)】

<有野涼選手のコメント>
「去年のこの大会では、すごく悔しい思いをしたので、今年は絶対優勝するつもりで臨みましたが、また悔しい結果で終わりました。まだ大事な試合は続くので気持ちを切り替えて頑張りたいです」

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