柔道部

【柔道部】全日本団体戦 男女ともに初戦敗退

10月24日、全日本学生柔道体重別団体優勝大会がベイコム総合体育館において行われた。4年生にとっては龍大柔道部として挑む最後の大会となった今大会。男女ともに1つでも多く勝ち進みたい龍大だが、惜しくもあと少しというところで両者1回戦敗退となった。

 

男子初戦の相手は岡山商科大。「プレッシャーを力に変えてできた」と、先鋒として臨んだ高木(社4)が、チームに流れを引き寄せようと粘りの試合をみせる。しかし相手とのお互いに引けを取らない攻防の末、引き分けに終わる。続く次鋒は主将神谷(文4)が81kg級として1つ上の階級に出場。体格的に不利ながらも主将として、4年生として、負けられない中挑むも決着はつかず引き分けとなる。その後2連続で負けを喫し、三将の藤本(社4)も引き分け。7人中5人が終わった時点で0―2と、もう後がない状況に。

 

写真1

【写真 先鋒としてチームを勢いづけたい高木】

 

写真2

【写真 階級が上の選手にも臆することなく攻める神谷】

 

そして副将戦に挑むは濱田(経済3)。「一本を狙ってはいたんですけど、気持ちで負けないようにがむしゃらにいきました」と、皆の期待を一身に受け畳に上がる。ポイントを取らなければその時点で敗退確定という状況の中、刻々と時間は過ぎる。そして迎えるラスト5秒。決死の攻防の末、有効を決めてみせた。これからの柔道部男子にとってとても意味のある、大きく重い“1点”となった。しかし続く大将戦の宮ヶ原(文2)も残念ながら引き分けに終わり、結果1―2と初戦敗退となった。

「1回戦を勝って2回戦が勝負、と思ってやってきたので、勝ち進めなかったことはやはり悔しい」。試合後そう語る主将神谷も今大会で引退となる。「まだまだこれからのチーム。頑張っていってほしい」と、後輩に向けてエールを送った。

 

写真3

【写真 土壇場で有効を決めた濱田】

 

続く女子1回戦の相手は帝京科学大。体調がよくない主将田中(経営4)を欠いた状態で臨むこととなった今大会。先鋒は、これまで田中とともにチームを引っ張ってきた4年生北岡(文4)。試合開始早々、先に相手に有効を取られてしまう北岡だが、そこから押さえ込み一本を奪いチームに良い流れを呼び込む。しかし続く濱田(経営3)は惜しくも引き分けに。その後も勝ちを奪うことのできない龍大は、男子と同じく1―2という結果で1回戦敗退に終わった。

 

写真4

【写真 見事押さえ込み一本で勝利した北岡】

 

「みんなと試合ができて本当に楽しかった」と試合後語った北岡。悔しさの中にもこれまで多くの苦難を部員たちと乗り越えてきた充実感が、その表情に表れていた。常に目一杯試合に熱中してきた彼女こその感想だった。今回出場することができなかった田中も、「これまで大変なこともたくさんあったが、先生や同期、後輩、みんながいてくれたのでここまでやってくることができた」と、感謝の言葉を口にした。

 

男女とも、悔しい結果に終わった今大会。しかし4年生たちの大きな背中を見てきた後輩たちが、またその想いを受け継いでいく。今回の悔しさをバネに、これからの龍大柔道部をけん引していってくれるだろう。

 

《男子》

〈神谷主将インタビュー〉

「僕みたいな者が主将をやらせてもらえて、とてもいい経験になりました。周りの人たちにも支えて貰って、色々なつながりも出来ていい体験をさせてもらえました。後輩たちには、まだまだ来年からのチームだと思うので頑張っていってほしいです」

 

〈髙木選手のコメント〉

「この4年間で、全国の試合に出るのが今回初めてで、またその第1試合の中の先鋒ということで緊張していたが、先鋒としてチームに流れを持っていこうと必死だった。それでも勝ちきることはできなかったので、悔しい。沢山の先輩方のいいところを吸収してやってきて、最後にこの大会で終われたというのは自分にとって貴重な体験ですし、これからも生かしていきたい」

 

〈藤本選手のコメント〉

「自分が(勝ちを)取ってこないといけない立場だったんですけど引き分けてしまい、チームに迷惑をかけてしまった。この4年間、大変なこともたくさんあったが精一杯柔道ができたので、悔いはないです。今年、最後悔しい思いをしたと思うので、またこの悔しい気持ちをバネにして、後輩たちには練習に励んでいってほしいと思います」

 

〈濱田選手のコメント〉

「 (ラスト5秒でポイントを取ることができて、)最低限次に繋げることができたかなと思う。来年からは、自分達3年生が主力になって引っ張っていく番なので、この悔しさを忘れずにもっと上を目指していきます。4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした」

 

《女子》

〈田中主将のコメント〉

「主将としてこの1年間やってきて大変なこともたくさんあったんですけど、先生や同期、先輩、後輩、みんながいてくれたのでここまでやってくることができましたし、支えてくれたみんなには感謝しています。今日の試合も自分たちにとっては最後の試合だったんですけど、後輩たちにとってはこれからに繋がる試合だったと思うので、それを生かして大変だとは思うけど、上級生だけじゃなくて下の子も協力して、チームみんなでまとまって、頑張っていってほしいです」

 

〈北岡選手のコメント〉

「(今日の試合を振り返ってみて) 楽しかったですね。自分自身というより、最後にみんなと試合ができて本当に楽しかったです。なかなか4年生がチームを引っ張りきられない中でそれでも後輩がみんなすごく頑張ってくれた。4年生としてもすごく心強かったです。また、ここまで親には何から何までお世話になってきた。親がいなかったら、私は今ここで柔道もできていません。本当に感謝しています。最後に、後輩たちにはありがとうと伝えたいです」

 

(龍魂編集室 記事/写真 平松里彩)

11月18日 龍スポ142号発行予定!

龍魂編集室に興味のある方は

tokoton_ryukon@hotmail.comまで!!

ページの先頭へ

ページの先頭へ