柔道部

【柔道部】全国大会で龍大対決を制した武田亮子(経営2年)が日本一。世界の舞台へ

9月8・9日、埼玉県立武道館において平成30年度JOCジュニアオリンピックカップ・全日本ジュニア柔道体重別選手権大会が行われた。龍大からは近畿地区の予選を勝ち抜いた女子5名が出場した。女子52㎏級は龍大同士の決勝戦となり、武田亮子(営2)が同級生の中内柚里(法2)を破り、見事日本一に輝いた。また、その後の全日本強化委員会にて、武田が10月17~21日にバハマで開催される世界ジュニア柔道選手権大会の日本代表選手に選出された。

 

52㎏級に武田と中内の2名が出場。第2シードに配置された武田は、初戦となった2回戦、続く準々決勝戦ともに相手を圧倒し終始攻め勝つと相手に消極的による指導が累積し、反則勝ちで危なげなく準決勝戦に進む。準決勝の相手は環太平洋大の選手。ここもそれまでの戦い通り、相手に柔道を全くさせず攻め勝ち指導3による反則勝ちで決勝戦の舞台に上がる。決勝戦の相手は、反対ブロックを粘り強く勝ち上がってきた同級生の中内。

 

その中内は初戦で今春の全国高校選手権優勝者と対戦。序盤からプレッシャーを掛け続けると最後は相手が反則行為を犯し反則勝ちで初戦を突破。続く準々決勝でも今年のインターハイ優勝者と対戦。ここも初戦同様、序盤からプレッシャーを掛け続け最後は嫌がる相手が反則を犯し指導3による反則勝ちで準決勝戦へ。準決勝は第1シードを破り勢いに乗る高校生。ここも延長戦に縺れるも最後は相手の技を返し技ありポイントで勝負あり。先に決勝進出を決めていた武田が待つ決勝戦の舞台へ。

 

全国の大舞台で龍大同士の決勝戦が実現。この二人は、1週間前の関西学生大会決勝戦でも対戦。今年に入って既に決勝戦で2度対戦し、ここまで全て武田が勝利し2戦2勝。そして、3度目の対戦となった全日本ジュニア決勝。3度目の正直で借りを返したい中内であったが、序盤から武田が先に展開を作りペースを握る。先手で積極的に攻め込み続ける武田に中々反撃の糸口が見つからない中内。武田のペースは落ちず、中内に消極的な指導が累積していく。延長戦に入っても武田は攻撃の手を緩めず、最後は中内に3個目の指導が入り反則勝ちで武田が嬉しい初優勝に輝いた。

 

昨年は6月の国際大会で大怪我を負い、ジュニア大会を棄権。悔しい1年間を過ごしたが、その思いが今大会の何が何でも優勝するという強い気持ちに乗っかった素晴らしい優勝であった。また、準優勝に終わった中内も高校時代は無名の選手。今大会はこれまで課題であった気持ちを切らすことなく粘り強く戦い、全国大会で自身初の表彰台に上がり、素晴らしい成長を見せた。

 

同階級・同級生で鎬を削り切磋琢磨する二人。京都の予選から「全日本でも二人で決勝」を合い言葉に勝ち上がった二人。普段は仲も良い。しかし、練習はお互い遠慮なく。この関係が二人を強くしているのだろう。これからの二人の更なる活躍が楽しみで仕方ない。

 

<武田亮子選手のコメント>

「今回の試合は、決勝で龍谷大同士あたることが出来ました。普段の練習も含め、予選、本戦と戦うことができ、私自身とても成長することが出来たと思います。また優勝できたことで、世界ジュニア大会に繋がったので良かったと思います。課題もまた見つかり、これからの試合が続いていくので、今の柔道を見直してまた違った柔道が出来るようにしたいと思います。」

 

<中内柚里選手のコメント>

「準優勝という結果となり悔しさもありますが、全日本強化選手になること、講道館杯の出場権を獲得するという目標を達成できたのは良かったです。この結果に満足せず、全日本学生、講道館杯でも結果を残せるように、今回の試合の課題を修正して練習していきたいです。」

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【柔道部】 女子6部門で優勝!全日本へ!

9月2日、天理大学杣之内第一体育館において、第37回関西学生柔道体重別選手権大会・第30回関西学生女子柔道体重別選手権大会が行われた。龍大からは男子18名、女子21名が出場した。男子は全日本出場とはならなかったものの、女子では78kg級以外の6部門で優勝を飾り、9月29日から行われる全日本の出場権を獲得した。

 

48kg級には4名が出場。1回戦、2回戦と勝ち進み決勝へと駒を進めたのは田中(法4)と有野(文3)。龍大同士の対決となる。前年度の優勝者である田中はしっかりと組手を取り、自分のペースで技をかけようとする。有野も田中に食らいつくが、田中が勝利し、見事連覇を達成した。

52kg級には3名が出場。これまで圧倒的な強さで勝ち進んできた武田(営2)の相手は同じく龍大の中内。武田は持ち前のスピードのある柔道で相手を翻弄し、技ありを取る。中内もしっかりとついていき粘るも技を決めることができない。武田はその後も相手に技を出させることなく、技あり勝ちを収め優勝した。

57kg級には4名が出場。決勝戦には黒木(営3)と出村(文2)の龍大対決。技がなかなか決まらず、GS(延長戦)に突入する。互いに攻め合うも黒木が僅差で勝利し、優勝を決めた。

63kg級には4名が出場。これまで危なげなく勝利を収め勝ち進んできた米澤(文4)の決勝の相手は村井(法3)。龍大対決となる。互いに手の内を知っていることもあり、技がなかなか決まらない。そのままGSに突入し村井に指導が与えられ、米澤が勝利した。

70kg級には4名が出場。決勝戦は小林(法3)と冨田(国3)の龍大同士の対決。冨田は積極的に攻めていき、小林も必死についていく。技が決まらず、両者互角の戦いを見せる。最後は冨田が寝技で押さえ込み一本勝ちを決め優勝した。

 

小林と冨田2

【70㎏級の決勝戦で戦う小林(左)と冨田(右)】

 

78kg超級の児島(文4)は1回戦、2回戦と順調に勝ち進んでいき、決勝戦の相手は近大の宮崎。児島は積極的に攻め自分のペースに持ち込もうとする。残り33秒で一本を取り優勝を決めた。

また、出場決定戦に龍大は7名が出場。4名の選手が全国大会への出場権を獲得した。

集合写真2

【全日本出場権を獲得した柔道部女子】

 

 

 

〈田中選手のコメント〉

「去年全国大会で優勝しているので出る権利はあるんですけど、去年は去年で今年は今年として新たな良いスタートが切れたかなと思います。勝たなければいけないというプレッシャーのなか、難しかったんですけど勝ちきれたことは良かったです。ここからがスタートなので全国では連覇を目指したいです」

 

〈児島選手のコメント〉

「今年の全国を狙ってやっていたので優勝はしたいと思ってて、それができないとこれからの全国とかも太刀打ちできないと思うのでしっかり勝てて良かったです」

 

〈冨田選手のコメント〉

「去年と一昨年は全国への出場権を獲得できなかったので今年こそはという思いで一試合目から決勝まで気持ちを集中させて臨みました。ここでは勝てましたが、全国にはまだまだ強い人がたくさんいるので自分の弱点を見つめ直してより練習に取り組んでいきたいです」

 

 

〈堀田監督のコメント〉

「男子は個人では誰も全国に行けないという形になったので悔しさはある。男子の所では勝ちきれなかったということが多かった。4年生の選手には勝たしてやりたかった。この夏の合宿などを通じて今後やっていくべき課題は見えているので、そこをじっくりやっていくしかないかと思う。女子はある程度想定内の所もあったがもうちょっと勝ちきれる試合があったので、そこは練習の時の甘さからその期間で修正しきれなかったという所もあるのかなと思う。大きく練習内容を変えることもなく、引き続き良い所を伸ばし出た課題を修正して練習していきたい」

 

 

(龍魂編集室 記事/藤原可琳 写真/植村優太 豊田美帆)

 

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