コーチングスタッフ

龍谷大学指導者特集!vol.7端艇部 井手雅敏コーチ

約3年の時を超えて復活!指導者企画第7弾は、龍大端艇部の井手雅敏コーチ。先日行われた第40回全日本軽量級選手権大会、男子舵手なしクォドルプルで、日本一を輩出した龍大端艇部。インタビュー当日(6月3日)、32歳の誕生日に龍大端艇部、自身にとってのボートを語っていただきました。

 

-井手コーチからみた龍大端艇部の良いところを教えてください-

 

スポーツをやらされているっていう割合は少ないのかなと思います。体育会となると、強制的な部分もあり、良いも悪くも人間形成に影響して、Mustになってしまいがちなんですよ。けれども、個人的にスポーツは、自由な発想、楽しいからスポーツをしているという部分を忘れてはならないと思っています。多くの選手が責任を求められていることも理解し、「自分がやりたいからやっている」というのが感じられるのは良いところだなと思います。

 

-学生を指導する上で気をつけているところを教えてください-

 

成長する答えはそれぞれの選手の中にあるので、指導も一色端にはできないというところですね。着任した当初は、選手が成長する答えを私自身が持っていて、それを選手がどれだけ理解するか、私が思い描いているところまで達成するかを基準に指導していました。同じようにボートをしているのでわかるはずだという思いがあったのですが、一人一人違う人なんだと、皆違う価値観があって、大切なものも違うのだなと気づかせられる瞬間がありました。それからは、成長する答えは選手の中にあるというのを意識して指導を行っています。

 

-ご自身がボートを始めたきっかけは何ですかー

 

両親共に保健体育の教員でして、スポーツ自体、昔から関わることがあったのですが、父親がボート競技の高校の監督をしており、選手としても、指導者としても優れていました。何十回も日本一にしたり、日本代表を出したりというところに生まれたので、幼い頃からみんながキャッチボールしたり、サッカーしたりする感覚で、ボートの試合会場に行ったり、父親が指導している船に乗ったりとボートが身近にありましたね。

 

-ご自身にとってボートはどのような存在ですか-

 

ボートがとても身近なものだったので、私にとっては、1番真剣になれる「息抜き」という感じでしょうか。義務感というよりも、遊びっていう要素を忘れたくないですね。色々な問題や、現場の声と向き合い、教育者としての自覚も持たなければならないですが、やはり楽しいことを仕事にできているというのは有り難いことだなと思います。

 

-今後の目標を教えてください-

 

男女ともにインカレで優勝を目標にしています。もちろん、この前の軽量級も実業団が出ており、レベルの高さは変わらないのですが、高校生がインターハイで燃えるように、高校球児が甲子園に熱狂するように、大学生の頂点を決める全日本大学選手権(インカレ)での優勝というのが目標です。準優勝や3位はありますが、そこでの1番というのがありません。インカレでは、優勝すると学歌が流れるんですよ。全日本選手権や全日本軽量級選手権では実業団がいるので、学歌が流れません。インカレで優勝をして、学歌を流したいです。

 

-龍谷大学生に向けてメッセージをお願いします-

 

やりたいことをやった方がいいですね。やりたいことを全部できる環境であるかというのはわからないですが、やろうとしてみたら良いのではないかと思います。また、常にじゃなくてもよいので孤立して欲しいと思います。理解者がいないとできないというのは本当にやりたいことなのかと感じます。自分一人だと間違うこともあると思いますが、自分ができる範囲で調べて考えて、これがやりたいという道があって、周りの人が理解してくれない時には、自分一人で歩いていかなければなりません。一人になる、孤独になるタフさがないと、やりたいことをいざとなった時にできないと思います。

 

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龍大端艇部HPより

 

 

※vol.6とvol.7で龍大端艇部のコーチングスタッフの記事をあげています。

 

 

(龍魂編集室 記事 /丸山恭佳)

 

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龍谷大学指導者特集!vol.6端艇部 今村洋亮監督

約3年の時を超えて復活!指導者企画第6弾の今回は、龍大端艇部の今村洋亮監督。先日行われた第40回全日本軽量級選手権大会、男子舵手なしクォドルプルで、日本一を輩出した龍大端艇部。龍大端艇部、自身の持つボートへの想いなどを語っていただきました。

 

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【選手達を指導する今村監督】

 

-今村監督からみた龍大端艇部の良いところを教えてください-

 

沢山ありますが、コミュニケーションをとれるメンバーが多いことです。私は、ボートの競技を教えていますが、選手たちにとって大学卒業後、卒業してからの人生の方が長いですよね。その長い人生を生きていく力(コミュニケーション能力)があるというというのは本当に大事なことだと思っています。

 

-学生を指導する上で気をつけているところを教えてください-

 

距離感ですね。学生との距離というのは大事にしています。あまり近すぎてもダメで、遠すぎてもダメだというところは常に意識していますね。親しみやすく、離れすぎずという感じでしょうか。

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【練習する選手達】

 

-ご自身がボートを始めたきっかけは何ですか-

 

高校の恩師が「ボートやらないか」と授業が終わるたびに教室の前で待っていて、そのまま「琵琶湖行くぞ!」と連れて行かれたんですよ。半ば強引ではあったのですが、そこまで熱心に誘ってもらったので、やろうかなと思い立ったのが、きっかけです。元々は野球をしていて、高校からボートを始めました。

 

-ボートから離れられたことはありますか-

 

卒業後に一度、ボートから離れて、一般企業に就職しました。市大からコーチのお誘いがあって、ボートの業界に復帰しました。復帰してからは、10年以上たちますね。

 

-ボートとはどのようなスポーツですか-

 

奥が深いですね。ボートって、すごくシンプルな競技なので、端から見ていたら結構単純な動作の繰り返しに映るんですが、単純な動作ほど奥が深い。わずかな動作が大事になってくるので、突き詰めれば突き詰めるほど、はまっていく競技ですね。

 

-ご自身にとってボートはどのような存在ですか-

 

ひとつに「仕事」であり、ボート競技があったからこそ今があるという「感謝」の面もあって、ボートで恩返しをしたいという存在ですね。

 

-今後の目標を教えてください-

 

個人的な目標としては全日本大学選手権で、日本一になるということです。まずは、しっかりとそこを目指していきます。クラブとしては主に男子を見ていて、男子は四人乗りといった少艇の活躍が目立っています。将来的には、ボートの花形といわれているエイトをやりたいです。その中で、エイトを作っていく組織作りというのが課題になってきます。エイトをやるための土台作りを今後、時間をかけてしっかりやっていきたいですね。

 

-龍谷大学生に向けてメッセージをお願いします-

 

色々なことに挑戦してほしいです。練習も同じですが、自分のできることだけをやるのではなくて、できないことにチャレンジして、1つずつ自分のできる引き出しを増やしていくというのが面白いのではないでしょうか。大学生活の中では、苦しいとき、辛いときの方が多いかもしれません。ですが、そこで我慢して、無理に周りに合わせるのではなく、苦しさ、辛さを自分でしっかりと受け止め、新たな挑戦をしていってほしいです。また、小さいコミュニティだけがすべてではないので、色々な人と関わり合って、人間的にも成長して欲しいですね。

 

(龍魂編集室 記事 /丸山恭佳 写真/ 松本侑香)

 

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龍谷大学指導者特集!vol.5アメリカンフットボール部 村田斉潔ヘッドコーチ

指導者企画第5弾の今回は、龍大アメリカンフットボール部SEAHORSEの村田斉潔ヘッドコーチ。大学からアメフトを始めたという経歴でありながら、学生・社会人時代には優勝も果たしている村田ヘッドコーチ。龍大アメフト部だけでなく、自身の持っているアメフトへの思いも語ってもらいました。

 

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【インタビューを受ける村田ヘッドコーチ】

 

村田ヘッドコーチから見た龍大アメフト部のいいところは-

大学、社会人と「勝たなきゃいけない」という宿命の中でプレーをしていたので、楽しいという気持ちがなかった。16年前龍大にきて、選手たちがすごく楽しそうにプレーしている姿を見て、僕の知らないフットボールをこいつらは知ってるなと思って。逆に刺激をもらいました。我々指導者にただ従うというだけでなく、選手自身が「勝ちたい」と強い思いをもち練習する、そこがシーホースのいいとこですかね。

 

学生を指導するにあたって気をつけているところは-

完全に大人扱いができるほど勉強をしていなかったり、若いので調子に乗ってしまうところが大学生にはあるので、ルールや一般常識には厳しく。一方で常に相手に対する敬意、今風に言えばリスペクトするという面では大人扱い。いわば半分大人扱いで接してますね。

 

初心者でもアメフトを楽しむには-

初めての人にとってアメフトのルールとかは難しいと思うんですよ。なので、まずは試合を会場で見て、耳で音を感じて。そして観客の声、盛り上がってる雰囲気などを感じて一緒に盛り上がる。そうすると自然と楽しむことができると思います。そこからもうちょっとアメフトが分かってきたら、オフェンス、ディフェンスの動きとかにも注目して見てみると、より一層楽しめると思います。

 

自身がアメフトを始めたきっかけは-

いろいろスポーツはやっていたんですけどで、トップをとったことがなかったのでどんなものなのか知りたかった。と考えたら、京大で日本一を狙えるのはアメフト部ということでアメフト部に入りました。

 

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【指示をだす村田ヘッドコーチ】

これからの目標は-

自分が置かれている舞台で常にトップを目指すことが信念なので、1部にいる以上は日本一を目指します。今年はかなり上位を狙えるだけのメンバーはいるので、後は気持ちだけですね。

 

龍谷大学生へのメッセージをお願いします-

大学の名前っていろんな意味で将来も関わってくるんですよね。先輩、後輩に関係なく繋がりって一生ついてくるので大切に。大学生活を精一杯楽しんでもらって、そのことを頭の片隅にでも置いといてもらえたらなって思います。

 

〈村田ヘッドコーチのプロフィール〉

生年月日 1966年12月5日生(48歳)

出身地・愛知県出身 京都大学

1986・87年 関西優勝

 

1991~2003年 サンスター・ファイニーズに在籍(1991・93年 西日本優勝)

 

1999年 龍大アメフト部アドバイザー就任

 

2000年~ 龍大アメフト部ヘッドコーチ就任

 

龍谷大学指導者特集!vol.4ラグビー部 浜村裕之ヘッドコーチ

第4弾を迎えた今回の指導者企画はラグビー部の浜村裕之ヘッドコーチ。分析のスペシャリストと呼ばれている浜村ヘッドコーチは社会人、外国、日本代表といった様々なクラブチームでアナリストとして活躍してきた。そして、母校である龍谷大学のヘッドコーチに就任。「ヘッドコーチの現在でもアナリストのようなことをして、学生にどう教えるということを日々悩んでます」と話してくれた。そんな経験豊富な浜村ヘッドコーチに迫ってみたい

 

 

 

ラグビーとはどんなスポーツだと思いますか―

コンタクトは避けられないスポーツ。ボールは後ろにしか投げれないのに、前に進まないといけないという矛盾しているスポーツだと思います。ほかにもキックなどで陣地を広げたりするので頭を使うスポーツだと思います。

 

 

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【試合前のミーティングの様子】

 

ラグビーを始めたきっかけは何ですか―

中学の時にラグビー部があってその時に入部したのがきっかけです。僕らの世代がドラマのスクールウォーズ世代だったっていうのも影響していると思います。

 

 

アナリスト時代にラグビー以外のどんなスポーツを参考にしましたか―

サッカーとか陸上などです。サッカーは同じボールゲームでスペースを使うゲームじゃないですか。そこからどうやって自分たちに有利なスペースを作り出すか、どういう風にサポートに付けばボールは動くのか。それを選手たちに説明してもあまり伝わらないと思うが自分の中での引き出しは増えたと思います。

 

 

選手を指導するうえで心掛けていることはありますか―

自分で気づいて欲しい、自分で考えて欲しいなと思っています。上手くなるためにはどうすればいいのかっていうのも言われるだけじゃなくて、考えさせるということを心掛けています。指示待ちとかではなく自分から行動を動かせる人間が増えれば自然とチームも強くなっていくと思います。

 

 

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【試合後に選手と話す浜村ヘッドコーチ】

 

龍谷大学の学生へメッセージをお願いします―

ラグビー部員には結果とかには関係なく龍大のラグビー部で良かった、楽しかったと最後は思ってもらえるチームになって欲しいと思います。

龍大生には、クラブをしている人もしていない人も色んな人がいると思いますが、自分自身で意思ある行動をしてほしいなと思います。

 

 

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【インタビュー中の風景】

 

 

龍谷大学のラグビー部のコーチに就任した当時の心境を「クラブ自体が低迷しているので、それをどうにかしなアカンという思いがあった」と話しくれた浜村ヘッドコーチ。昨季、龍大のラグビー部はA・B入れ替え戦に出場しAリーグ昇格まであと一歩というところまで迫った。そして今シーズン5月の半ばからオープン戦がスタートした。今年こそAリーグ昇格を目指すチームについて「今年は真面目なチームだが特徴ではない。特徴がないことが弱い原因かなと思っている」と浜村ヘッドコーチは厳しいコメントを残した。それでもインタビューに答えてくれたように「自分たちでしっかり考えて、悩んでほしい」と選手たちに期待を寄せている。Aリーグ昇格へ。浜村ヘッドコーチの教えを選手たちがどれだけ実践してくれるかがカギになりそうだ。

 

 

〈浜村ヘッドコーチプロフィール〉

生年月日 1971年1月26日生(44歳)

出身地・大阪府出身 大阪府立三島高校 龍谷大学

1994年、ヤマハ発動機株式会社入社、1994年から2001年3月まで選手としてプレー

その後はアナリストとして活躍。ニュージーランドのプロチームで初めてアナリストを務める。2010年から2011年には日本代表のアナリストとして活躍した。2013年に龍谷大学ラグビー部コーチとして就任。

 

 

龍魂編集室 記事/写真 向川 佳佑)

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