端艇部

Japan Cup 全日本軽量級選手権大会.

シーズン最初の全国大会が5/22-24、埼玉県戸田オリンピックボートコースにて開催された。ボート競技は「オープン」「ライト」の2階級によってカテゴリーが分けられており、今大会は全国の「ライト」ウエイト選手による大会である。

 

【龍谷大学端艇部、合宿所育ち】

今年度で33、27、21、20歳と年齢の異なる4選手が「龍谷大学」として男子舵手無しクォドルプルに出場した。

過去、龍谷大学端艇部に所属し、現在も社会人で競技を続けている2選手との混成クルーが実現した。竹田はH17、増成はH23卒業。同じ合宿所、同じ川で青春を過ごした。

「自分達では感じたことのない余裕をレース中に感じられ、安心して漕ぐことが出来た」と小野田(社2)が振り返るように、昨年のインカレ準優勝・日本大学に先行を許してしまった準決勝も、後半怒濤の追い込みで見事決勝進出を果たす。

決勝レースは、先行する3チームを捉えきれず表彰台を逃す結果となった。「後輩達に良いスピード、結果を経験させられず申し訳ない」と2人の先輩。

偉大な先輩の背中で漕いだレースは、若い現役選手達に何を残すのだろう。

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写真手前から増成(H23)、安井(経営3)、竹田(H17)、小野田(社2)

 

 

【目標のゴール、その先の景色】

全国大会で3番。つまりそれは表彰台に上ることであり、そしてそれは彼女たちの今大会での目標であった。

そして5月24日、日曜日。彼女たちは全国大会の決勝レースを3番目でゴールした。

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3番目にゴールした龍谷大学を待っていたのは、「達成感や喜びをはるかに超える後悔。※相見(経済3)」だった。

その感情は、彼女たちがアスリートであることを再認識させる。と同時にそこを乗り越えようとするのであれば、日々は「努力」「過程」を超えた領域を激しく要求するだろう。

「それでも…」と話しかけて、藤田(国際4)は言葉を飲み込んだ。

憧れていた全国の表彰台。

その一番低い場所から、彼女たちは何を眺めたのだろうか。

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シーズン開幕!第68回 朝日レガッタ.

【シーズン開幕。目指すゴールは】

大津GWの風物詩『朝日レガッタ』が琵琶湖漕艇場で開催され、1000名を超える選手達がそれぞれのゴールを目指した。

大学のみならず、社会人チームも参戦することから非常にレベルの高い大会であるが、龍谷大学端艇部としての共通して目指すゴールは「優勝」である。

そして5/6、朝日レガッタ最終日にその可能性を残したCrewは4つ。男子ダブルスカル、女子舵手付きクォドルプル、女子ダブルスカルA・Cであった。

 

【可能性に臨んだ決勝レース。そして結果】

優勝:女子ダブルスカルA(藤田、相見)

3位:女子舵手付きクォドルプル(橋本、大西、濵谷、元村、柴田)

4位:男子ダブルスカル(安井、小野田)

6位:女子ダブルスカルC(奥村、蜂谷)

 

「勝利と敗北は、どこかで分かれていかなければならない」とは山際淳司の一文であるが、であるならば彼らにとってその分岐点はどこだったのだろうか。

「400m地点で『勝った』と思えた」と相見が振り返れば、「スタート出遅れたがスタートスパートで追いつき、400m付近で相手よりリードしたときに『あとは逃げ切るだけ』と思った」と藤田。

この見解はあくまで2人の選手の見解であるが、競技スポーツにおいて「結果」を出した選手の言葉は重い。

 

しかしながら、と思うこともある。

 

「勝利と敗北」が分かれていく「どこか」はレース以前の、もっと日常的な日々の中にあるのではないかと。

この見解はあくまで指導者側からの見解であるが、日々彼女たちと活動する者の言葉として捉えて頂ければ、少しくらいは重いだろう。

 

 

シーズンが始まった。そしてシーズンはあっという間に過ぎていく。

「勝利と敗北」が分かれていく「どこか」は、どこだ。

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第95回龍谷レガッタ&U23選考予選会

【Rowingを身近に】

12月7日(日)、第95回龍谷レガッタが開催された。

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男女計37クルー、約200人の一般学生・職員が“Rowing(ボート漕ぎ、漕艇)”を体感した。優勝クルーは男子『チームマンタ』女子『O.B.C』であった。

 

また水上レースとは別に『エルゴ大会※陸上ローイングマシン』も併催された。ボート部現役部員顔負けの好記録が他競技部活動選手(アメフト、ソフト、ラクロスetc…)から出るたびに、会場からは歓声が沸きあがっていた。

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普段Rowing動作を行わない参加者への説明や、気まぐれな天候による様々な変更点への対応など、現役選手達にとっては気楽なイベントではなかったかもしれない。しかし多くの参加者からの「楽しかった」という言葉は、普段『結果』に重点を置いて活動している現役選手達に、スポーツの持つ可能性の新たな一面を覗かせてくれたのではないだろうか。

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【U23 12月強化合宿選考レースを突破せよ】

龍谷レガッタの翌日、埼玉県戸田オリンピックボートコースでは2015年日本代表を狙う選手達による強化合宿選考レースが実施された。

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当部からは地区予選を勝ち上がった、藤田安祐子(国際3)および安井晴哉(経営2)の2名が参加した。

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レース本番、普段と異なる環境や雰囲気からか動きに硬さが残る両選手。

結果は次の通り http://www.jara.or.jp/kyoka/current/2014.12Camp_result.pdf

僅差を掴んだ藤田と、逃した安井で明暗が分かれた結果であるが、両選手に与えられた課題に大きな差はない。いや、それは両選手のみならず龍谷大学端艇部全体に与えられている(=乗り越えるべき)課題とも言い換えられるだろう。

 

では、その課題はどのように乗り越えられていくのだろうか。

「国内最高レベル選手と合同合宿をしたから選手として成長する」という保証はどこにもないが、藤田という選手に関して言えば、確実に成長・変化を纏い瀬田に戻ってくるだろう。

では今回挑戦することが出来たが、結果を出せなかった安井はどうだろう。

今回の選考会の雰囲気を肌で感じられていない、他の端艇部選手達はどうだろうか。

 

 

 

今日もまた、戸田で、瀬田で、同じ一日が過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

U23日本代表選考予選会突破~2014 Head of the Seta~

【瀬田川のHeadは誰だ】

2014年11/15日(土)、16日(日)の2日間に渡り、端艇部の活動拠点である瀬田川でHead of the Setaが開催された。毎年秋の恒例レースであり、文字通り瀬田川の『Head=一番』を決める大会である。また今年は今レースが2015年日本代表選考への予選会に選定された。

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2日間の記録は以下の通り。http://www.setarc.jp/2014head/record/

U23(23歳以下)軽量級女子のカテゴリーで挑戦した藤田安祐子(国3)は「不安と緊張はあったが、『絶対勝ちたい。やるしかない。』という思いに乗っかり、不安と緊張を振り切った。」とレース後語るように、社会人チームも参加する中、見事トップ通過を果たした。(シニアカテゴリーも含まれた選考の部全体では2位)

2日目のクルーボート種目では、女子舵手付きクォドルプル、ダブルスカルが優勝で同大会連覇を達成。男子もエイト、舵手なしクォドルプル、ダブルスカルが準優勝と、瀬田川での存在感をしっかりと示した大会であった。

 

【瀬田川に国内最高峰の風を感じて】

また今大会には現役日本代表の若井江利選手(ミキハウス)も参加していた。端艇部コーチの井手と大学時代の同期という繋がりから、初日レース後に合同練習が行われた。

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現役日本代表のパフォーマンスに選手たちは「技術的なことも素晴らしかったが、体全体から発揮されるパワーの強さとその長さに特に驚いた。」と新鮮で刺激的な体験をすることができた。

若井選手は普段と異なる状況(艇、オール、種目etc…)で挑んだ今レース、また龍谷の選手たちとの合同練習等について、「時々の状況下で、それが普段とは異なっていても、まずはやれることをやってみる。そうすることで気付くことが私にもまだまだある。」と選手たちに語った。

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国内最高レベルの選手から出た言葉は、龍谷の選手にとって少し意外だったかもしれない。

しかし、選手たちはその言葉の意図するところを若井選手と過ごした時間の中から、理解し始めているようにも見えた。

 

『平凡の非凡』を現役日本代表選手は、行動と言葉で示してくれた。

長くて、大事な、冬季トレーニングが始まる。

 

 

 

 

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