端艇部

【2種目優勝】関西選手権競漕大会

2016年8月27-28日、大阪府浜寺ボートコースにて平成28年度関西選手権競漕大会が開催された。2種目の優勝を含む、3種目が表彰台に上った。

 

【Super Wind~銀河風は吹いているか~】

艇名「Super Wind」を指さす鎌田(左)

スターバーストとは、銀河の中で起こる激しい星生成活動(爆発的星生成)のことで、銀河の進化にとって極めて重要な現象である。そのスターバーストによって生成されるのが、銀河風(Super Wind)である。『選手達が風と一体となって進み、心身ともに日々成長してほしい』という長上学生部長の想いが、この艇名には込められている。

大規模なスターバーストが起こる要因の一つに、銀河同士の衝突・合体がある。ガスを豊富に含む渦巻銀河が衝突・合体し、大量のガスが集まり、そして爆発的に星が生成される。その時一緒に銀河風が生成される。「成長・進化」のあるところに銀河風は吹くのである。

社会人を抑え優勝した男子舵手付きフォアの選手達に、それまでの日々に、風は吹いていたのだろうか。「優勝したのだから成長した・していた」と短絡的に解釈は出来ないだろう。

しかし最も重要なことは、今も彼らに風は吹いているのか?ということである。今大会が選手としてのゴールではないし、人としての成長はこれからも続くのだ。

今日も宇宙のどこかでは、銀河風が吹いているという。

 

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左から、林(社3)、島田(社3)、御手洗(社2)、安井(経営4)、鎌田(国際3)

 

 

【つまみ食いは、できない!!】

決勝レース前、大西花歩(社2)は初めての緊張感に見舞われていた。

予選・準決勝を全体トップタイムで通過。またレース内容も以前から変化し、スタート直後からトップポジションに飛び出せるようになった。そのことが、彼女の心境を「追いかける側」から「追いかけられる側」に、「勝ちたい(want)」気持ちを「勝たなければいけない(must)」に変化させた。

少し冷静な態度を示すと、状況が一方的に選手を変化させたというよりも、変化した状況に選手のこころが上手く対応できていない、という状態である。主観以外で「勝たなければいけない」という状況は、スポーツにはないのではないだろうか。

しかし大西は、決勝レースを8分切りの好タイムで優勝する。明確な答えのない不安な状況下でも、やるべきことの優先順位をつけ行動するという日常の取り組みが、支えになったのだろう。

レースは日常の縮図である。と最近よく感じるようになった。レースも人生も、つまみ食いはできないのである(でしょ?)

これからも日常は続いていく。さて、今日からどう過ごそうか。

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笑顔の大西(社2)

 

【TEAM RYUKOKUの強み】

今大会には、花田S&Cコーチ・菅ATに帯同頂き、テント内にはトレーナーブースを設置することで、より良い選手のケア・体調管理が実現可能となった。同会場内でもこのような好環境は他になく、龍谷大学のスポーツ活動に対する強みを、改めて感じた大会となった。

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トレーナーブース、専門指導者が揃っていたのは龍谷

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レース前、菅ATにケアを受ける大西

【全国大会優勝!!】第38回 全日本軽量級選手権

2016年5月27日(金)~5月29日(日)、埼玉県戸田ボートコースにて第38回全日本軽量級選手権大会が開催された。男子舵手なしクォドルプルの全国大会優勝を含め、4種目が入賞を果たした。

【自分らしさを超えて~女子シングルスカル~】

大西花歩(社2)のレース展開は、現在の日本ボート界では異端なのだろう。前半よりも後半のスピードの方が早いということが、しばしばある。ボート競技は人間視点で言えば、ゴールに対して背中を向けた状態で進んでいく競技である。前半のスピードが高くなければ、相手に先行を許し競争相手が視界から消えてしまう。そのことによるメンタル面への影響はゼロではない。

しかし大西は、相手に先行されてしまうことに動じない。端っから先行を許したいわけではないが、スタートダッシュで飛び出すことよりも動きはじめた艇のスピードを後半にかけて上げていき、ラスト500mをレースの中で一番早いスピードで駆け抜けるといったスタイルが、今は一番自分らしいような気がしている。

迎えた決勝。大一番のレースでも大西は自分らしくレースを展開し、そして敗れた。

しかし大西はこれからも日本一、そしてその先を求めるだろう。そのためには、今の”自分らしさ”を超えていかなければならない。

「人間は誰でも自分の望むとおり、強くなることができる」

2016シーズンは序盤を終えた。大西は、どこまで強くなれるのだろうか。

 

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大西花歩(社2)

 

 

【やってみな、わからんやろ!!!~男子舵手なしクォドルプル~】

勝利と敗北は、どこかで分かれていかなければならない。いつか、そういう瞬間が来る。山際はそう言った。

予選レースを終え、全体トップタイムの明治大学と約7秒差の2位に龍谷大学はいた。連覇を狙う明治大学は、昨年の優勝経験者をはじめ世界Jr.日本代表経験者を擁した布陣である。高校時代、自分達が勝てなかった選手達が集まっている相手。それが明治大学だった。

この時点で”そういう瞬間”が訪れたとしても、そのことを責めることはできないだろう。頂に近づくほどに、あと「1秒」「1m」の重みを、過去に敗れた記憶を、選手達は身体で理解しているのだから。

しかし決勝レース前に、”そういう瞬間”は龍谷の選手達に訪れなかった。むしろ「この4人で、明治大学と直接レースして負けた経験はないので…やってみないと分からないですよね」と北村(法2)はいつもの表情で笑った。

決勝スタート前。クルーリーダーの小野田(社3)から「自分達の最高を出そう。そうすれば金メダルに届くし、そういった練習をしてきただろ?」その言葉に安心する橋本(法)川端(社)の一回生コンビ。予選タイムで負けている相手との決勝レース前のやりとりである。この4人には、どんな状況でも自分達を信じきる強さがある。

決勝はスタート500mで飛び出した龍谷大学が、まわりの猛追を許さずそのままゴール。男子としては、同大会での初優勝を飾り、日本一達成となった。

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左から、橋本(法1)川端(社1)北村(法2)小野田(社3)

“そういう瞬間”は決勝レース500m地点で訪れた。

しかし彼らの成功から本当に学ぶべきは「レース前に”そういう瞬間”を自らつくらない」という点ではないだろうか。そのためには、どんな状況でも自分を信じられる強さと、それを支えるものが必要だ。

そのこと難しく考えて構える必要はない。

なぜなら、彼らも他のボート部員、他部の選手達と同じように龍谷大学で学び、瀬田川で練習しているのだから。

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【結果速報】金×1、銀×1、銅×1を男女で獲得!!

朝日レガッタが大盛況のうちに終了いたしました。4日までの大会期間中、26都道府県から453クルー、約1300名の参加があり、どのレースも白熱したレースが展開されました。最終日は強風の影響でレースが500mレースに変更されるなど天候に恵まれませんでしたが、本学端艇部から出場したクルーは女子舵手付きクォドルプルが見事に優勝、男子舵手付きフォアが準優勝、女子シングルスカル(大西花歩)が3位に入賞するなど好成績を残してシーズンのスタートを切ることが出来ました!

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(女子舵手付きクォドルプル:優勝)

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(男子舵手付きフォア:準優勝)

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(女子シングルスカル(大西花歩):3位)

ボートシーズン到来!!(Part2)

まもなく朝日レガッタが開幕されます。Part1に続いてPart2では期待の女子クルーを紹介させて頂きます。

(舵手付きクォドルプル)

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S奥村奈巳(文3)、3谷内真美(社1)、2濵谷美希(営4)、B蜂谷里佳(社3)、COX近藤祥子(国1)

女子種目の華型である舵手付きクォドルプルを指揮するのは女子リーダーの濵谷美希である。昨年から女子チームの要として大きく成長した彼女に期待が寄せられている。又、漕技に定評のある奥村、蜂谷に加え、一年生ながら恵まれた体格にフィジカルを兼ね備えた谷内とのクルー構成は見応えがある。決勝進出は勿論、メダルを獲ることを目標に頑張りますと意気込みを伺えた。

(ダブルスカル)

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S大伴日菜乃(社2)、B相見晴奈(済4)

昨年の朝日レガッタ、同種目で「優勝」していることもあり、2連覇に向けて大きな期待が寄せられているところである。バウに乗る相見は昨年の優勝メンバーであり、昨年のわかやま国体でも同種目で優勝したほどの実力者である。昨年の朝日レガッタは4年生とペアを組んでの優勝であった。今年は後輩とのペアであり逆の立場である。クルーを見事に牽引して優勝へと導いてもらいたい。「目標は優勝。調子乗りで勝ちます!」と力強い言葉をくれた。

(シングルスカル)

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大西花歩(社2)

4月の上旬にイタリアに海外遠征に出かけていた大西であるが、海外で学んだことを活かして現在フォームの修正に取り組んでいるそうである。目標は?との問いかけに「朝日レガッタでは如何に自分の漕ぎを貫くことができるか試してみたい。」と研究熱心な一面を覗きみることができた。昨年の全日本新人戦で準優勝した実力者だけに期待も大きいが、今後の更なる飛躍のために日々試行錯誤を繰り返している最中であるようだ。朝日レガッタでの彼女の漕技に注目したい。

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