端艇部

【端艇部】平成30年度関西選手権競漕大会

8月11~12日にかけて大阪府立漕艇センターにおいて平成30年度関西選手権競漕大会(2000m)が行われた。酷暑のなかで行われた今大会。体調を崩し棄権する選手が出ているなか、出場した5つのクルー全てが予選・準決勝を通過し、決勝戦へと勝ち進んだ龍大。5つのクルーの決勝戦での模様とは。

決勝戦の先陣を切るのは男子舵手なしクォドルプル《北村(法4)、橋本(法3)、川端(社3)、野々下(社1)》。5月20日に行われた第40回全日本軽量級選手権大会で、日本一に輝いたクルーだ。4レーンを走る龍大は、1000mを2番手で通過し、1番手の同志社大を追う。最後追い上げをみせるも順位は変わらず、悔しさの残る2位に。

続く女子舵手付きフォア《大伴(社4)、近藤(文3)、近藤(国3)、谷内(社3)、中谷(文2)》。2レーンで序盤から先頭を走り、1000mを通過。他のレーンの追い上げにも打ち勝ち、優勝を手にした。

IMG_7957 - コピー【写真 女子舵手付きフォア(後方)】

「今回は、オープン種目で、午前中に1本漕いで、そこで調整して午後からの決勝に備えるというかたちでした。展開的には狙ったものよりはまだまだかなという反省点、改善点はあるのですが、今の状態としてはまずまずかなという感じです。インカレもほぼこのクルーで決定なので、今日わかった弱みっていうのを伸ばしていきたいと思います。インカレで入賞、上位に食い込んでいくっていうのを目指していきたいです。」

「オープン種目だったので、元々出ている船が少なかったのもあると思いますが、きっちり自分たちがやれることをやっていこうのは言っていて、今回の試合では、今後あるインカレ、全日本選手権にむけて積み上げてきたものが出てきたと思います。」

※オープン種目…競技大会で、プログラムに組まれているが、その大会の正式種目ではない種目【大辞林】

 

男子ダブルスカル《大倉(社3)、宮西(文2)》。6レーンを走る龍大。1000mを2番手で通過するも、立命館大に追い抜かれるかたちで3着となった。

女子ダブルスカル《大西(社4)、菅沼(文1)》。5月6日に行われた第71回朝日レガッタ女子シングルスカルで1位、3位に輝いたペアだ。3レーンを走る龍大は、1000mを2番手で通過。1番手関大との差を縮めるかにみえたが失速し、2着という結果に。

龍大、決勝戦ラストは男子舵手付きフォア《板津(社4)、御手洗(社4)、開地(済2)、齊藤(社2)、飛永(法1)》。4レーンを走る龍大。2番手で1000mを通過し、先頭へ。勢いそのまま他を寄せつけず優勝を飾った。

IMG_8449 - コピー【写真 勝利した男子舵手付きフォア】

「最初に不安とか色々なものがあったのですが、それらを全部吹き飛ばして、まっすぐ良い緊張感を持って挑み、なんとかいつも通りの力を出して勝つことができてよかったです。今回は、いつもの自分たちに比べて攻めた方だと思います。かなり早い段階で攻めて敵に差をつけられずに勝つことが出来ました。インカレという大きな大会が控えているので、今回の経験をしっかりと糧にして、これからの練習にも励み、次の大会にも勝っていきたいと思います。」

 

〈井手コーチのコメント〉

「同じチーム内に1番の選手がいるというのは大事なことだと思うので、今大会でも優勝したクルーが出たことは今後に向けてもよかったと思います。そのなかで、今大会では優勝できなかったチームのパフォーマンスが引っかかる試合でした。本来であれば優勝しなければならない、そこを狙って組んだチームが男女ともに1つずつ崩れました。」

―要因は―

「選手たちが、大会になって、あれもこれもと色々なものが気になり、必要のないものを背負い込んでしまったからだと感じます。」

―今後に向けて―

「勝った選手が結局、言っていることがシンプルであるように、何かを備え付けなければいけないというよりは、どれだけいらない物事を取り払って、自分たちが大切にしているものをいかにシンプルに表現していけるかだと思います。これらは、勝負事に付きまとう問題だと思うので、「勝ち続ける」ということはやはり凄いことだと思います。そういう選手になってもらうためにも、今後どう立て直すというか、ここから何を感じて次に生かすかというところを選手等自身が今回の経験から学んで、糧にできるかどうかだと思います。その手伝いをしていきたいですね。」

 

〈今村監督のコメント〉

「今回の大会では、出場した全種目で入賞することができました。けれども、男女ともにメインのクルーに課題が出てしまったので、そこをインカレまでには修正したいと思います。良い意味では色々な選手が活躍した大会だったと感じます。男子舵手付きフォアのメンバーなど新しい選手が活躍できるというところでは成果がありました。メインの男子舵手なしクォドルプルが負けたというのは結果として残念ですが、負けたことで学んだこともあると思うので、そこをしっかりと切り替えられるかというところが大事になってくると思います。1位と2位では全然違うということは、本人たちが1番よくわかっていると思うので、そこは常に意識して活動していこうと思います。」

 

新しい選手の活躍、メインチームの敗北と様々な思いが交錯した今大会。インカレを前に彼らは今回の経験とどう向き合い、糧としていくのか。龍大端艇部から目が離せない。

 

(龍魂編集室 記事/丸山恭佳 写真/植村優太)

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