端艇部

【端艇部】第40回全日本軽量級選手権大会で、日本一に!!!

2018年5月20日(日)。

埼玉県戸田オリンピックボートコースで第40回全日本軽量級選手権大会決勝レースが実施され、男子舵手なしクォドルプルが同種目二年ぶりの優勝を果たした。

 

ラスト100m!!

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日本一達成2秒後

 

スタートから飛び出し終始レースを制圧していた予選~準決勝レースであったが、決勝はトヨタ自動車にスタートからリードを許す展開となった。その後、中盤で並びかけた龍谷がラスト500mでトヨタ自動車を突き放し、トップでゴールを駆け抜けた。

今回優勝した選手のうち3人は、前回優勝を経験している。前回はスタートで飛び出した勢いそのままにトップで駆け抜け、今回はスタートで厳しい状況になるも最終的にトップで駆け抜けた。どちらも同じ「日本一」であるが、それぞれの日本一までの過程を知る一人として思うことがある。

スポーツは、つまみ食いできない。要するに、いいとこ取りなんてできないのである。今村監督の「練習、それ以外に関しても気に掛かることが非常に少ない、しっかりしたメンバー」という一言に今回の厳しい状況から達成した優勝の理由の、すべてが凝縮されている。

 

これから各大学が、夏の終わりに開催される全日本大学選手権大会(インカレ)に向けてさらなる強化を図るだろう。

今回のいい経験に、留まってはいけない。同じように続く日常の中に、意識を眠らせてはいけない。

 

スポーツは(人生も)つまみ食いできないのだから。

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左から、野々下(社1)、北村(法4)、川端(社3)、橋本(法3)

 

【端艇部】8艇が決勝進出!龍大、大健闘②

第71回朝日レガッタが5月3~6日に滋賀県立琵琶湖漕艇場において行われた。予選、準決勝と強風に見まわれ、レース中断、持ち越しと悪コンディションの中、女子シングルスカル大西(社4)、菅沼(文1)、女子ダブルスカル、男子ダブルスカルA、男子ダブルスカルB、女子舵手付きクォドルプル、男子舵手付きフォアA、男子エイト、計8艇が決勝に駒を進めた。

 

大歓声が鳴り響く男子舵手付きフォア。4レーンの龍大Aはスタートから力強く漕ぎ出し、500m通過地点で先頭に立つ。このまま1番手でゴールするかに見えたが、終盤、他チームの追い上げに焦りが見え始めミスが生じてしまう。接戦の末、あとわずかのところで優勝に手が届かなかった。

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【写真 ゴール際の男子舵手付きフォア(後方)】

「僕たちのクルーは、エルゴという陸上でトレーニングするための機械の記録があまり良くなく、他大学の舵手付きフォアに比べて遅い方なのですが、序盤1位で出て、結果は2位となりましたが、結構良いところまでいけたのではないかと思います。作戦としては、スタートから出て、スタートから最後まで1位をとるつもりでいましたが、最後に焦りが見え始めミスが生じてしまいました。今後は、どれほど緊張しても冷静なレース展開を心がけたいです。また、2位という結果に自信を持ちつつも見くびらないようにしたいです。」

 

今大会最終レース男子エイト、5レーンを走る龍大。500m通過地点で3番手に。終盤、他チームの追い上げがあるも、漕ぎ勝ち3着でフィニッシュ。

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【写真 他チームの追い上げに漕ぎ勝つ男子エイト(後方)】

「優勝したかったですが、練習した結果なので真摯に受け止めて、これからの大会に向けて励みたいです。」

 

〈井手コーチのコメント〉

「ここ数年では1番決勝に進んだ数が多いなというところでは、チーム全体を底上げしたという感じはあります。決勝に出て、1番を決める舞台を経験出来た選手が多かったのは特に良かったです。ただ優勝は1つで、男子舵手付きフォアは0.3秒差で負けていて、惜しいけど惜しくはないなっていう、勝負は厳しさを持ち合わせている世界なので0.01秒差でも1位と2位、勝った負けたという差を軽んじないで欲しいです。今後に向けては、体力技術面はもちろん、勝負に向き合う心の持ち方を今よりも高めていきたいです。」

 

シーズン到来を告げる朝日レガッタで、幸先の良いスタートを決める龍大。余韻に浸ることなく彼らの照準は次なる戦いへ。課題と向き合い、さらなる高みへ、彼らは漕ぎ出す。

 

※端艇部 朝日レガッタの模様は①②と2回に渡ってお送りしています。

 

(龍魂編集室 記事 /丸山恭佳 写真/ 豊田美帆)

 

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【端艇部】8艇が決勝進出!龍大、大健闘①

第71回朝日レガッタが5月3~6日に滋賀県立琵琶湖漕艇場において行われた。予選、準決勝と強風に見まわれ、レース中断、持ち越しと悪コンディションの中、女子シングルスカル大西(社4)、菅沼(文1)、女子ダブルスカル、男子ダブルスカルA、男子ダブルスカルB、女子舵手付きクォドルプル、男子舵手付きフォアA、男子エイト、計8艇が決勝に駒を進めた。

 

天候が心配された6日決勝戦当日。予選、準決勝とは打って変わって、ほどよい風で選手たちを迎える。ここに龍大チームの奮闘が始まる。龍大チーム最初の種目は、女子シングルスカル。4レーンの大西はスタートから勢いよく漕ぎ出し500mを通過、先頭で圧倒的な速さをみせる。ゴール際も他を寄せつけない走りで優勝をもぎ取った。5レーンの菅沼も1年生ながら好位置をキープし、ゴール際の攻防に競り勝ち3位で表彰台に。

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【写真 笑顔の大西(中央)、菅沼(右)】

〈大西選手のコメント〉

「龍大の全レースの1番手だったので、先陣を切っていこうという気持ちでした。朝日レガッタはいつも荒れるので、どうコントロールするかというところだったのですが、良いコンディションで気持ちよく漕げました。」

〈菅沼選手のコメント〉

「予選、準決勝とコンディションが悪かったので、少し不安ではありましたが、最後の決勝戦で良いコンディションで漕げたのは個人的に嬉しいですし、力の出しどころだと思って頑張りました。1回生で大学生に混じってレースをしたのは今回が初めてだったので、この結果を基準にしてどんどん上にあがっていこうと思っています。」

 

龍大A、Bの2チームが決勝戦に出場した男子ダブルスカル。5レーンを走る龍大A北村(法4)、川端(社3)は、500m通過地点で2番手に。先頭を走るチームと競りながらも、少しずつ離され、2着となった。続く龍大Bは6着でゴール。

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【写真 勢いよく漕ぐ北村、川端】

「今治造船に勝てなかったのが悔しいですが、2位になれて良かったです。リラックスして一番前に出ることを心がけました。」

 

〈今村監督のコメント〉

「近年の朝日レガッタの中では、最高の成績だと思います。9艇出場する中で8艇が決勝に進むということは、今までになかったことなんです。もちろん結果としては、あと少しという場面で上手くいかなかった部分もありますが、シーズンスタートを決める大事な朝日レガッタで魅せることが出来たと思います。ただ、課題も多く、練習でしたことは、きっちりとこなすが、練習でしたことしか出来ない。記録やタイムもやろうとしたことはきっちりと出来たけれども、ここを改善しようというところが課題としてそのまま残っているので、そのあたりを次の大会に向けてやっていきたいです。」

 

※端艇部 朝日レガッタの模様は①②と2回に渡ってお送りします。

 

(龍魂編集室 記事 /丸山恭佳 写真/ 豊田美帆)

 

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【端艇部】全日本選手権①

【努力は報われるのか】
2017年10月27日正午。多くの人にとって、それは晩秋週末の昼下がりに過ぎないが、埼玉県戸田ボートコースでは3人の選手が全日本選手権大会の決勝進出をかけたレースに臨んでいた。

 

どれだけの人が、自分にとって「はじめて」の色を覚えているだろうか。曖昧模糊になっていることが、生きていくほど増えていく。ボート競技を始めて6年以上経った晩秋週末の昼下がり、岩男ははじめて全国大会決勝進出を決めた。

 

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Crew(同じ艇に乗るメンバー)の島田と鎌田は、岩男と同期4回生である。高校時代にさほど目立った結果を残していなかったが、大学進学後、確かな力をつけていく。その土台となったのは、今村監督から提案される膨大な練習量であった。順風満帆ではなかったが、学年が上がるにつれ心身の成長は練習量に比例していった。

 

今大会がともに大学最後のレースであったが、島田、鎌田は卒業後もボート競技を続ける進路を選択している。彼らはこれからも日本一を決めるこの舞台で、幾度となく躍動するだろう。そしてときには、栄光を掴むことも…。

 

岩男は無性に、勝ちたいと思った。

 

全日本級レースは主に戸田ボートコースで実施される。このコースでは決勝・順位決定は各組4艇でレースをする。その決勝レース、龍谷大学は4位だった。

 

彼らの努力は「日本一、メダル、表彰式」という形としての実を結ぶことはなかった。

 

「はじめて」の色あれば「おわり」の色あり。彼らにはどのように映っただろうか。一つのことに打ち込んだのだから美しかったのだろうというのは、周囲の勝手な希望に過ぎない。かける言葉を選ぶ中、人生最後のボート競技を終えた、岩男の声が聞こえてきた。

 

「島田、鎌ちゃん。君たちのボート人生は、はじまったばかりだ!」

 

晩秋の戸田ボートコースに、さわやかな風が吹いた。

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左から岩男、島田、鎌田

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