硬式野球部

チーム総力戦でつかんだ勝利!全国の初戦突破!

6月11日、東京ドームで第63回全日本大学野球選手権大会が行われた。国際武道大と対戦した龍大は、7回に坂本の適時二塁打で先制するも裏に追いつかれ1―1。しかし9回に今西の右中間二塁打でチャンスを作ると、代打森のレフト前適時打と3番畑の二点適時打で最終回に3点を奪った。龍大は4―1で初戦に勝利し、全国の舞台で1勝を飾った。

全国の舞台で好投を見せた大符

全国の舞台で好投を見せた大符

独特の雰囲気漂う、東京ドームのマウンドに上がった大符(国2)。「調子は良かった」という言葉通り、緊張をものともしないストライク先行の攻めの投球を披露した。圧巻だったのは4回。相手のクリーンアップを三者連続三振で封じ込める素晴らしい内容を見せた。
テンポよく進んでいく試合は、龍大守備陣の堅実な守りも光った。初回にレフトの畑(営3)が自慢の肩を活かしたバックホームで相手の先制を阻止。6回にはセンター近藤(国3)がヒット性の打球をつかみ、飛び出した二塁走者をアウトにするダブルプレーが生まれた。

緊張感漂うベンチの様子

緊張感漂うベンチの様子

試合の均衡を破ったのは7回。坂本(文4)のレフト線へ転がる適時二塁打で待望の先制点を奪い、活気づく龍大ベンチ。しかし全国の相手はそう簡単に勝たせてはくれない。その裏に1死一三塁のピンチを招き大符は降板。中井(済4)、瀧中(社2)の継投で最少失点に抑えるも、試合は再び振り出しに戻った。

9回に反撃の口火をきった今西

9回に反撃の口火をきった今西

そして1―1の同点で迎えた最終回。「9回までで終わらせたいと思っていた」という先頭打者の今西(文4)は、右中間を深々と破る二塁打を放ち、自ら得点のチャンスを演出する。山本監督は、この試合の大一番を代打の森(理3)に託した。「みんなが絶対チャンスを作ってくれると思っていた」という森。春季リーグで放ったヒットは、スタメンとして出場した1安打だけ。しかし勝負強さを買われ、代打としての経験を重ねてきた。投げ込まれた4球目の変化球。うまくバットを合わせると、打球はショートの横を抜けレフト前へ転がった。待ち望んだ自身の2本目のヒットは、チームを勝利へ導く勝ち越し適時打となる。「代打での初ヒットがこのような舞台の良い場面で出たことが本当にうれしい」と森の笑顔がはじけた。
9回に息を吹き返した打線。森に続いて1番近藤も中前安打で出塁し二死二三塁とすると、3番畑が中前二点適時打で2点を追加。最終回に3点を奪った龍大が4―1で勝利を収めた。

9回表得点した時の応援席

9回表得点した時の応援席

全国という大舞台での接戦を、見事勝ち抜いた龍大。「リーグ戦同様に龍大らしい野球をした」という監督の言葉にあるように、この勝利が龍大野球の強さを証明した。明日の対戦相手は今季リーグ無敗で優勝した東海大。チーム龍大の結束力で、明日も戦いに挑んでもらいたい。

<山本監督>
「リーグ戦同様に龍大らしい野球をした。総力戦、総動員で勝った試合だった。選手は緊張していたがそれは仕方のないこと。プレッシャーを解放するため『勝負を楽しめ』と伝えた。大符は独特の緊張感の中、よく投げてくれた。(あと1勝すると神宮球場で試合となるが)神宮は自分を育ててもらった場所。あの場所で野球をすることが目標」

<今西選手>
「全力でこの大会に臨んでいる。キャプテンとして、大学最後の年として立った東京ドームは2年前とは違って見えた。(9回の打席を振り返り)打席に入る前は、いつも通りを意識した。真ん中低めのスライダーを打った。必死に走って還って同点にするんだと思っていた。1勝して神宮で野球がしたい」

<大符投手>
「ピッチングの調子は良かった。ただ7回に得点してもらった後の投球が悪く、特にバッテリー間のミスが良くなかった。自分たちは負けていても逆転する力を持っているチームなので、同点になってもムードは悪くなかった。監督の精神面の指導が大きかった。ピンチの時こそ強気で行く意識を持っている」

<森選手>
「みんなが絶対チャンスを作ってくれると思っていたので、いつでも行ける準備をしていた。代打での初ヒットがこのような舞台の良い場面で出たことが本当にうれしい。明日もチャンスで絶対に打つ」

<畑選手>
「素晴らしい舞台で野球ができることを幸せに思いながらプレーした。自分の売りは肩なので、初回から肩を活かしたプレーが出来て良かった。何より木村さんがよく捕ってくれた。9回の打席は、もう1点取れれば楽になると思い打席に入った。打った球はインハイのカーブ。東海大は名門なので、挑戦者の気持ちをもってくらいつきたい」

(記事 龍魂編集室 隠岐智夏/写真 日髙朱花・松本一輝)
龍魂編集室では新入部員を募集中!
興味を持たれた方はtokoton_ryukon@hotmail.comへ

ページの先頭へ

ページの先頭へ