硬式野球部

伝統の龍産戦 悔しい初戦黒星。

9月28日、わかさスタジアム京都で京都産業大学との秋季リーグ第一戦が行われた。先発した大符(国1)は走者を出しながらも粘りの投球を続ける。しかし3回に同点、5回に逆転されると、8回には2点を加えられる。奮起したい打線は7安打を放つも得点となったのは初回の1点のみ。龍大は5対1で初戦を落とした。

春に続いて龍産戦の初戦のマウンドに上がったのは大符(国1)だった。足の故障により、先発として登板したのは17日ぶり。初回から援護点をもらうも制球力に苦しみ、走者を背負いながらの投球が続いた。3回に自身のエラーで同点とされると、5回には相手打線につかまり2失点。大符は8回途中でマウンドを降りた。山本監督は中村(国3)と西(営1)にピンチを託すもスクイズと適時打で2点を失い、ピッチャー陣は踏ん張りきることができなかった。

久しぶりの登板となった大符

先制したのは龍大だった。プロ注目の好投手、岩橋の立ち上がりを攻め木村(文3)のライト前タイムリーで初回から得点を奪う。打線は7本のヒットを放つも、得点となったのは初回の1点のみ。巧みな投球術を前に得点のチャンスを活かせず、岩橋を打ち崩すことは出来なかった。しかし梶田(社2)が2本の二塁打を放ち、チャンスを作るなど若手の活躍も見えた。

「絶対勝ちます」。明日の試合の抱負を、そう一言で力強く語った今西キャプテン(文3)。チームの成長を切り替える力だと挙げたように、その言葉からは今日の敗戦を引きずる様子はない。勝ち点奪取のために、明日からの巻き返しを誓う。

2本の二塁打を放った梶

<山本監督のコメント>
「相手投手のピッチングがうまかった。要所でいいボールが来ており、うちの打線が対応できなかった。大符は足の故障から一時期より良くなった。ピンチに強いところが彼の売りだが、今日は万全ではないという不安がピンチにつながり弱気になったのだと思う。(自力優勝が無いため)自分たちは一試合一試合をどう戦っていくかが大切。打線は左ピッチャーを攻略し、ピッチャーはいかに踏ん張れるかに意識を置いてやっていく」

<今西主将のコメント>
「相手投手がここぞという場面で決め球をしっかり投げ込んできた。神院大戦に負け、チームの流れが悪くなるかなと思ったが、みんなが切り替えていい開き直りをしてくれた。(明日の意気込みは)絶対勝ちます」

<大符投手のコメント>
「前より調子は良かったが制球力が無かった。チェンジアップを左右のバッターに使うことが出来た。相手がどのチームでも負けないという気持ちは常に持っていたので、今回もそのように試合に臨んだ。どんな状況でも登板機会があれば全力で投げたい」

(記事 龍魂編集室 隠岐智夏/写真 松本一輝)
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粘り強い野球を見せた。主将の一打でサヨナラ逆転勝ち!

9月7日、南港中央野球場において、関西六大学野球秋季リーグ戦、対神戸学院大学との1回戦が行われた。総力戦で勝つことをモットーにしている硬式野球部は、リードを許し1点を追う最終回、主将の一打で勝利を決めた。

悪い流れを断ち切った中井

この試合先発を任された菊池(社2)は安定した立ち上がり見せる。打線は2回、二死1、2塁の場面で8番の畑(営2)が右前適時打を放ち先制点を奪う。その後、5回まで菊池が好投を見せ、得点を与えずに6回を迎えるが、流れが変わる。味方のエラーで先頭打者を出すとその後制球が定まらず無死満塁。切り替えることが出来ずに2点追加され逆転を許してしまう。状況変わらず、満塁の場面でピッチャー交代。初登板の中井(済3)がマウンドに上がった。「菊池は頑張ってくれたので、助けなければという思いの一心だった」と中井。その言葉通り悪い流れを断ち切り三者凡退。ピンチを切り抜けた中井に代わり7回に川井(営2)、8回に中村允(国3)、そして最終回の大符(国1)と一丸となって相手に追加点を与えずに2対1のまま最終回に入る。

「最終回打ってやろう」。その気持ちで鈴江(国4)は打席に立った。一死1塁の場面で、鈴江は右中間を越える適時二塁打を放ち同点のランナーがホームに返り試合は振り出しに戻る。その後、2アウトと追い込まれ大符がピッチングの準備を始める。打者は、この試合7番と打順を下げた主将の今西(文3)。フルカウントと追い込まれ、後のない第6球目。今西のバットにボールが当たり打球は右越え適時打となり逆転サヨナラ勝ち。主将の顔には安堵の笑みが見られた。

右越え適時二塁打を放ち2塁上で喜びを表現する鈴江

「投手は総力戦で挑んだ。中井はよくやってくれた」。春から大符、西(営2)と一年生投手が活躍していたが、この試合は上級生がチームを支えた。その頑張りに答えるべく、調子を落としていた今西のサヨナラ打。「今西は重圧を感じていたと思う。もっと能力があるので発揮してほしいと思った。今日の試合でプレッシャーをはねのけて欲しかった」。この試合、今西は4打数2安打。山本監督の願いは通じチームの勝利に貢献した。「投手陣の頑張りを知っていたのでどうしても点をとりたかった」。ベース上で見せたガッツポーズには彼の強い思いが感じられた。

<山本監督のコメント>
「今西には昨日打順を下げることを話した。本人は主将の重圧もあったと思うので気楽に考えて欲しかったので7番に落とした。もっと能力のある選手なので発揮できるようにこれをきっかけに調子があがっていってほしい。投手陣はまさに総力戦だった。勝ち投手は大符だが中井には目に見えない勝ち投手はお前だという風に話した。中井がピンチを凌いでくれてよかった。欲を言えば中村で終わりたかったがやむを得ない状況だった。今日の勝ちは大きい。一戦一戦気が抜けないので結果にこだわらず与えられたことをまっとうしてほしい」

<今西主将のコメント>
「最終回フルカウントになった時、どんな球にもくらいつく思いでした。監督さんには気楽に行けと言われたので力を抜けて打てた。今日ヒットが出てだいぶ楽になった。自分のことよりチームのことを考えてチームのためにという思いで試合に挑んだ。打った瞬間頼む、抜けてくれと願っていた。サヨナラ打になってくれてほっとした。今日のサヨナラ勝ちの流れのまま一試合一試合検挙にやっていきたい」

サヨナラ打を放ちガッツポーズを見せる今西

<鈴江選手のコメント>
「今日は下位打線が頑張ってくれた。ピッチャーを助けてあげたかったので最終回決めてやろうという気持ちでいた。1点返せたので良かった。今西はもっている男なので打ってくれると信じていた。自分自身は春万全な状態じゃなかったので今季はベストな状態で試合に臨めていると思う。怪我なくシーズンを終えるように体のケアを怠らないようにしたい」

<中井選手のコメント>
「マウンドにあがった心境は菊池が頑張ってくれたので上級生が助けなければならないと思って自信ついてきたものを発揮させた。ピンチくぐり抜けれたのでチームに勢いも付いたと思う。監督にバッターに向かっていけと言葉をかけられたのが自信につながった。実戦から離れていたので不安がよぎったが気持ちを切らさずに投げるのをこころがけた。これから期待に応えられるように頑張っていきたい」

(記事 龍魂編集室 林蘭子/ 写真 松本一輝)

若手の活躍光り勝利!

9月1日に皇子山野球場で関西六大学野球秋季リーグ戦、対大阪商業大学との2回戦が行われた。先発西(営1)は1回に先制を許すも威力あるボールを投げ込み、7回2安打1失点の好投。打線は4回表、二死満塁から木村(文3)の押し出し四球で同点に追いつく。7回表に代打畑(営2)がヒットで出塁すると、9番山内(社2)が右中間を破る適時三塁打で勝ち越しに成功。1番近藤(国2)もショート内野安打でつなぎ、もう1点を追加した。試合は激しい雨により7回雨天コールドで終了。3対1で勝利をおさめた龍大は、対戦成績を五分に戻した。

7回を好投した西

7回表の攻撃。1対1のまま静かに進んでいた試合を、指揮官は先手を打って動かしにかかる。「いつでも試合に出られるよう準備していた」という畑(営2)が代打に告げられた。畑はバットを振り抜き、センター前ヒットで出塁。犠打で一死二塁とすると、9番山内(社2)に打席が回る。「今西さん(文3)の姿を見て、自分もなんとか塁に出て1点でも取りたいと思った」。前の攻撃時にヘッドスライディングをみせた主将の闘志を受け、山内は思いを奮い立たせていた。ボールの真芯をとらえた打球は、鋭く右中間を破る適時三塁打になる。三塁へ滑り込んだ山内は塁上で笑顔を見せた。その後も1番近藤(国2)がショート内野安打でつなぎ貴重な適時打とするなど、若手たちが試合の均衡を破った。

勝ち越しの走者として生還し笑顔を見せる畑

守備では先発した1年生、西の投球が冴えわたる。なかでも直球の球威は「いい感覚で気持ち良く投げることが出来た」と自身で語るほど。課題であるスタミナも安定し、テンポよくボールを投げ込んだ。負けられないこの試合で7回2安打1失点という素晴らしい活躍をみせた。また昨日課題として挙げた守備の乱れも今試合ではエラーは1つだけに軽減され、守備からもチームは立て直されていた。

「チーム総力戦で勝つ」。チームの一丸性を高めるため、山本監督が選手に呼び掛けている言葉だ。代打や代走などで若手選手の起用も増えており、選手全員で試合を戦うという意識付けが今日の勝利を引き寄せた。刺激し合い高め合うチームが次戦も全員野球で勝利し、勝ち点を掴んでくれるだろう。勝ち点を懸けた3回戦は9月11日、皇子山野球場で午前10時試合予定です。

三塁上で笑顔を見せる山内

<山本監督のコメント>
「(西投手について)丁寧な投球ができたと思う。相手を2安打に抑えたことは評価したい。(8回の攻撃について)均衡したゲームの流れはなかなか変わらない。しかしそんな時は自らが流れを変えに動かねばならない。先に動くことは勇気のいることだが、今日は龍大有利に試合を動かせたことがよかった。選手層の厚さが試合に影響してくる。チーム総力戦であることを意識づけ、全員で勝つ姿勢を見せたい」

<西投手>
「秋リーグ初戦だが気持ちは楽に臨めた。自分の出来ることをしっかりやったことが結果につながったと思う。スタミナの持続を課題としているが、今日は悪くなかった。直球の一番調子がよく、いい感覚で気持ち良く投げることが出来た。投げるからには結果を残せるように投げたい」

<畑選手>
「昨日チャンスで打てなかったので、塁に出たい気持ちで打席に入った。選手全員が持ち場を守り試合に出る準備をしている。チームはとてもいい雰囲気の中で試合に臨めている。勝ち点を取ってこそ本物だと思う。明日負ければ今日の勝ちも意味がないので、チーム総力戦で全員で勝ちにいきたい」

<山内選手>
「(7回の勝ち越し適時三塁打について)なんとか塁に出て1点でもほしいという気持ちで思いっきりいった。打球を打った時は(右中間を)抜けてくれと思った。下級生である自分がチームの足を引っ張らないようにと思っている。自分の役割をこなし、明日も脇役らしく頑張っていきたい」

<近藤選手>
「(7回の追加点の場面)昨日今日と1番打者としてチームに貢献できなかったので、必死にやるだけだと思い打席に入った。ヒットになり安心した。結果的にいい場面で秋季初ヒットが出て安心した。優勝のために勝ち点は落とせないので、チームが勝つために自分に出来ることをやるだけ」

(記事 龍魂編集室 隠岐智夏/写真 堀浩治)
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激闘の開幕戦!惜敗を糧に突き進む!

8月31日に皇子山野球場で関西六大学野球秋季リーグ戦が開幕した。龍大の初戦の相手は大阪商業大学。8回に2点の先制を許すが、その裏に二死満塁から4番鈴江(国4)の左前適時打で2点を取り返す。以後得点の無い両チームは12回にタイブレークに突入。ここまでマウンドに上がり続けた大符(国1)だが、味方のエラーなどから2失点。その裏に木村(文3)の適時打で1点を返すも、同点を狙った二塁走者が本塁でタッチアウトとなり、惜しくも4対3で白熱のリーグ初戦を落とした。

今試合は8回まで両チーム無得点が続く、我慢比べの展開。先発した大符(国1)は徐々に調子を上げ、走者を出しながらもひとつずつアウトを積み重ねるが、8回に連打を浴び2失点を許す。迎えた裏の攻撃、二死満塁と最大のチャンスで4番鈴江(国4)に打席が回る。放たれた鋭い打球は左前二点適時安打となり、試合をすぐさま振り出しに戻した。「“チャンスで打つのが4番”という姿を後輩たちに見せられてよかった」。鈴江は4番として最上級生として任された役割を果たし、チームの信頼に応えた。

タイブレークに突入した12回。4対2とリードされていた龍大は、まずは何が何でも同点にしたい。二死満塁から木村(文3)が適時打を放ち、一点を返す。果敢に次の塁を攻めた二塁走者は、三塁を回り本塁めがけて滑り込む。同点に思われたその時、無常にも主審のアウトコールが球場に響いた。騒然とした空気を残したまま、龍大は4対3で悔しい敗戦を喫した。

12回を力投した大符

勝敗の明暗を分けたのは守備だと指揮官は振り返る。緊張感漂う初戦とはいえ、6つのエラーは均衡した試合の中で痛手となった。僅差の勝負であっただけに、この敗戦はショックだろう。しかし長いリーグ戦は始まったばかり。3時間24分に渡り繰り広げられた激闘は選手たちにさらに粘りの意識を生んだ。この敗戦が必ずや次戦の勝利につながると信じている。

<山本監督のコメント>
「リーグ初戦にいいゲームができたと思う。しかしエラーが6つあったことが課題。守り負けたという印象。修正していきたい。大符は尻上がりに調子を上げ、しっかりボールを投げられたことがよかった。8回に追いつき、タイブレークまで持ち込んだことは評価したい。結果は負けだがやるしかない。また明日切り替えたい」

<今西主将のコメント>
「先制され苦しい展開だったが、8回に追いつきチームに粘りが出ていると思う。主将としてチームの事を一番に考えてプレーで引っ張っていきたい。ミスを修正し、切り替えていきたい」

<鈴江選手のコメント>
「チームは負けていても粘り強くなっている。(8回の二点適時安打について)“チャンスで打つのが4番”という姿を後輩たちに見せられてよかった。4番が打てば得点になるので、自分をはじめクリーンアップがしっかりしたい。打点にこだわっていきたい」

<大符投手のコメント>
「初回から四球が多かったことが課題。しかし走者を出しても最少失点で抑えられるよう意識した。長いイニングでも、チームが勝つようにと思って投げた。今後は四球を少なく出来るよう工夫したい」

適時打を放ち笑顔を見せる鈴江(左)

(記事 龍魂編集室 隠岐智夏/写真 市川裕貴)
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