10月22日西京極球技場にて、関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1第5節甲南戦が行われた。結果は23―0で龍大が勝利した。
今試合、龍大SEA HORSEの新戦力が光る展開となった。第1Q甲南の先攻では、浅尾(経営2)と清原(経営2)の2年生DF陣が堅固なブロックを見せ、甲南に流れを与えさせない。続く龍大の攻撃では、1年生の井貝(法1)がロングランを決め、勢いそのまま新宮(理4)がFGで先制点を挙げる。第2Qでは1年生のQB山方(経済1)を中心に、藤本が貫禄のロングラン。TDは決められないが、またもFGを成功させる。さらにその直後では甲南がファンブル。敵陣近くで龍大に攻撃権が移り、この好機を逃さず藤本がTDを決め、甲南との点差を広げていく。
写真【FGを決める新宮】
後半に龍大が流れを寄せたのは第4Qからだった。DL浅尾が甲南のパスを読み切りカットすると、続く龍大の攻撃で新宮が今試合3回目のFGを決める。その後は甲南のミスも続き、最後はエース藤本がTD。甲南に1点も与えず、23―0で今季リーグ2勝目を飾った。
写真【力強いブロックを見せる中村(経済4)】
危なげなく勝利したかに見えた甲南戦。しかし、村田ヘッドコーチは「前半あまり点差を広げられず、OF陣が機能していなかった」と今試合を厳しく評価する。リーグ勝ち越しのためにも、いまある課題を克服していかなければならない龍大。最終戦には因縁の神戸大が待ち構えている。困難を乗り越え、より強い龍大SEA HORSEを見せてくれ。
<村田ヘッドコーチのコメント>
「勝ち越しに向けて、今回の試合はスタート切るために必ず勝たなければならない試合だったので、良かったです。この試合を足掛かりにリーグ後半戦を進んでいきたいと思います」
<浅尾選手のコメント>
「甲南大はラインが強くて複雑な動きも多かったので大変でしたが、決められた自分の動きを守ることを心がけて頑張りました」
(龍魂編集室 記事/写真 上村倫太郎)
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