9月23日、王子スタジアムにおいて関西アメリカンフットボールDiv.1、第3節、対関学戦が行われた。関大、京大に敗れ、迎えた関学戦。強敵相手に一矢報いることはできたのか。
1Q、出だし相手のFGが成功し、3点を先取される。相手の素早い攻撃にLB宮前(政3)、DL加藤(済3)等がプレッシャーをかけ対応するも、徐々に攻め寄られTDを許す。
2Q、中盤相手の攻撃でファンブル。ファンブルしたボールをDB小森田(済2)が確保し攻守交代。この流れを活かすべくOFが攻めるも点には結びつかず。じりじりと攻め込まれTD。0-17で前半を終えた。
【写真 粘りを見せたDF陣】
3Q、相手の攻撃采配によりTDが決まり、攻守交代後、ICを決められる。龍大に攻める余地を与えず、TDを重ねていく関学。このQで21点を獲得し0-38に。
4Q、龍大にチャンス到来。この機を逃すまいとQB山方(済3)からWR桑田(済4)にロングパスが成功し残り4ヤードまで攻め寄る。だが、TD間近の大事な場面で相手によるIC。好機を逃す形となった。DL清原(営4)のQBサック、DF陣の粘りでこのQは相手に得点を許さず0-38で試合終了。
【写真 パスを成功させたWR桑田】
DF陣の粘り、活躍が見受けられるも、38点差という結果に終わった関学戦。開幕戦から3連敗となって、残り4試合。選手たちはこの試合内容から何を感じ取って、実としていくのか。
〈村田HDのコメント〉
-今回の試合を振り返って-
「DFは終始粘ってくれて、心強い活躍をしてくれたのですが、その間にOFが確実な足がかりを見つけることができませんでした。テンポの速いOFでは巧妙が見えていましたが、ドライブが続いていても結局どこかで止まってしまいます。練習ではTDに繋がるようなOFを常にやってきているのですが、それが試合の会場では出来ていません。練習でやってきたことをこの会場でやろうということを目標にしてきましたが、今回それを行えませんでした。」
-続くリーグに向けて-
「同じリーグに所属している限りは全身全霊で戦うということしか価値がないと思うので、全力で臨みたいと思います。残り4試合、まだまだリーグ戦は続くので、どのような状況にも対応できるように準備していきたいです。」
〈浅尾主将のコメント〉
-今リーグに向けて-
「試合に出るメンバー、出ないメンバーがいる中で、全員が高い意識をもって練習するというのを目標にチーム全体の意識の向上をしてきました。」
-今回の試合を振り返って-
「課題であったOF、DFもかみ合わなかったのが敗因だと思います。」
-良い面と悪い面-
「DFが粘るところは粘ったというところは良かったです。悪いところはDFもOFも一体感がありませんでした。」
-続くリーグに向けて-
「これからは自分たちの真価が問われるところだと思うので、3連敗の悪いところを見つめ直して、次の試合に活かしていきたいです。」
(龍魂編集室 記事/丸山恭佳 写真/上村輝・渡邊和記)
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